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テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:アニメ
こちらは感想です(内容前半・後半)
今回、月曜深夜の放送が待ち切れず、家族がPCを使っていない隙に何回かに分けて動画サイトにて内容を書き留めながら視聴しましたが…(と言う訳で最終話の内容も聞きとれるだけは書きました!毎度、誤字脱字聞き間違い勘違いはたくさんありそうですが。それでもこれだけは達成感!) 内容を書き留める事は出来ても感想が…何となく納得がいかないと言うか…釈然としないと言うか… 屍姫と契約僧の繋がりは最初の屍姫を触媒として得られるものだけでは無かったようです。 契約僧が法力で縛るのではなく、屍姫が契約僧を選んで…有りがちですが悪くはない。 屍姫の気持ち次第なので不安定なのがちょっと不安ですが…その辺りを触媒がカバーしていたのかな? 忌逆にとっても高峰達にとってもそれは予想外の事。 カミカ達は一旦失った縁を取り戻す過程で感じ取ったのでしょうね。 マキナも気付いた様です。 死こそ幸福…頭屋が出会った屍姫達は死んでから初めて幸福を得たり、死んで初めて生前の幸福を実感した様です。 異月は確かに死んでから初恋なんだろうけど…何だか違う気が… この子達は知っていた…では自分の幸せは? 現在の頭屋には幸せを与える事自体が幸せだったのでしょうか? 頭屋の怪物も育っていた様です。怪物に覆われ…崇柾の弓と梅原の剣が… あれだけ「性が…」と言っていた忌逆が頭屋に助けを求めたり北斗の気配を感じない事に怯えていたのが…小物でした。 その頃赤紗と北斗は… 前回、赤紗が狭間を出し抜き北斗を屍姫にし更に狭間を倒した(様に見えました。前回は)のは面白いと思ったのですが、今回、ヒビキの棺を眼にしただけで赤紗が怯えだしたのが… そもそも北斗と共に最初の屍姫を破壊、真の経典を得るため入った時にヒビキの棺も近くにあった筈なのに、北斗との縁を失う程動揺してしまったのが… 以前赤紗は北斗に近づく事が出来なかった筈なのに、浄房に到着する頃から二人の距離がとても近く感じました。 北斗の体に写しの経を巻いてやったのは赤紗だったのではないかと推測(狭間の可能性もありますが) 北斗に触れても大丈夫だったのも、真の経のお陰とはいえ屍姫に出来たのも北斗の側から赤紗を選んだ何かがあったのだと思います。 未練や執着を持ち屍になってしまった者が一時的に屍姫として理性を保つことが出来たとしても108の屍を倒してしまえば屍に、それも破壊の屍になってしまう… 前回の赤紗の回想のヒビキの変化を見ていると、寧ろ108の屍を倒しても成仏への兆しなどが全くない事を自覚する事で破壊の屍に変化した様に見えました。 あれだけの屍を殺しているのですから人では無いとはいえ殺人に対する壁が低くなっているかも?と思ったり… そもそもある程度の数の屍を殺していればいつ殺人衝動が起きても(そして止められなくても)おかしくない状態になるのではとも思ったり… ついでに108と言う数に本当に意味があったのか? もしかして算数が苦手な屍姫ならずっと屍姫でいられるかも?(逆に倒した数が少なくても屍化も!)と思ったり… 例え108の屍を倒していなかったとしても… 異月の異形の姿を見て動揺した崇柾が異月に傷つけられたのも、呪いにとり憑かれたマキナがオーリを襲ったのも今思えば破壊の屍に近い状態だったのかもと思ったり…(まだ行きつ戻りつ出来る状態で…) 北斗は未練も性もない(とされている)屍。死そのもの。 死そのものが穢れかどうかは分かりませんが、未練も性もない者でも屍になり屍姫になる事もできる。 屍は自然発生的に生まれる。(そもそも屍にならなかった人全てが未練を持っていなかったとは思えないし、未練があるから屍になるのではなく未練があればなりやすい程度なのでしょうか?) そう思う事で赤紗は北斗に救われ、北斗を屍姫にする事でヒビキに償ったと思っていたようですがヒビキを見た動揺は北斗との縁を失わせ… 赤紗を求め伸ばされた北斗の手。同時にヒビキからも…ヒビキを選んでしまう赤紗。 北斗が少し不憫に思えましたが…赤紗を裂き屍に戻ってしまいました。 こんな事なら七星と関わる前にもっと早くヒビキの手を取れば良かったのに…せめて北斗を知った時点で… 光言宗への復讐のためだけにあれだけ沢山の人を殺したのに呆気ないと言うか何というか… しかも狭間は生きてた!?百足だけにしぶとい? 屍に戻った北斗を守り逃げてしまいました。 一方、光言宗… 七星の勢力が削がれ街での屍との戦いも終息に向かっている様です。 それでも屍姫達の負担の重さは…108の屍を倒す屍姫も出るかも… そこに本多とアキラを伴い現れた貞比呂。 紫央の後は貞比呂が… 知らなくていい…真実に近づきつつある高峰らに釘を刺した感じですね。 紫央の様にこれからも貞比呂達で背負って行くんでしょうねえ。 オーリとマキナは再び姿を消し…それでもオーリが一緒ならマキナは大丈夫と異月。 取りあえずいつもの皆は彼らの味方の様ですね。 オーリとマキナは… 赤紗がヒビキに動揺し霊気を受けられなくなった北斗に座壇術法を撃ち込む二人は良かった(画は微妙だったけど)と思ったのですが… 真実を知ったオーリは北斗を狭間が連れ去ったどさくさにマキナを破壊の屍にさせないため逃げた様です。 北斗と狭間を倒した後なら分からんでもないけど… 行くあてのないマキナも一度はオーリに連れられ大麟館に来ますが…(手を引こうとするオーリに意識するマキナにここにきて恋愛展開に?と思ったり) そこで子ども達の相手をしながら普通の女の子として生きればいいとオーリ。 光言宗にはオーリから話すって… それは無理だろうとは思わないの? 真実を知った二人を殺しにくる可能性は考えないの?(無さそうではありましたが…) 二人でどこかに身を隠すなら分からんでもないけど…見た目も中身も高校生の二人では難しそう… マキナの呪いごと引き受けたオーリは切なさや不憫さを感じつつも頼もしかったのに… 北斗を倒すまでは正気でいられるための措置ならともかく… 何処かでマキナを敵と認定する北斗が潜んでいて、その上光言宗にも追われる様になったらどの道生きていけないかと。 淡い夢と言うか、安らぎの時間を与えたい気持ちは分かるけどね。 そこで牛島、墨鳥、犬彦登場! 生きていました!良かった。 オーリと春日を心配していた三人。 今回の怪物騒ぎと春日について尋ねられ言い淀むオーリと立ち去るマキナ。マキナを追うオーリ。 春日の死に責任を感じる必要はないと言うオーリ。 春日の望んだ永遠に美しい存在になる事を良しとしないマキナ。 死んでから生きる事が分かったと言うマキナは死と戦う事を望む。 それが生きると言う事だから。 自分の戦いを見ていて欲しいとマキナ。オーリは契約僧なのだから… 赤紗の棺を持つ狭間の場所をマキナは感じる様です 景世の一部(眼球)が使われた触媒だから… 呪いと言う形で景世と縁を… マキナに話すオーリは自分の僧としての役割も思い出す。 坊主は生きている人のために… 死と戦い生きるマキナは生きているのと同じ そして北斗と狭間に近づき、気配を感じた北斗が襲いかかり、マキナも北斗に感情やただの人間だと教えてやると掴みかかる訳ですが… 部分的には良いのですが何だかバラバラでまとまりなく、視聴していた時は何だこれ!?こんな最終回?と思ってしまった。 文章に書いてみればこれもありかもなあと思わなくもないけど…否、やっぱり何だか… 結局は揺らがなかったマキナの選択は良いと思うし、オーリの一時的な心の揺れもあるでしょうし、北斗との結末が描かれず終わるのも別にいいのですが… いっそ前回で終わっといても良かったんじゃ? 画も動きも動画サイトで視聴したことを差し引いても今一… 明日、録画したものをもう一度視聴してから追記・訂正すると思いますが… このすっきりしない感じはもしやと思えば…DVD最終巻で第26話ですか!? 屍姫 玄 第四巻〈初回限定版〉 屍姫 玄 第四巻 これですね!2009年08月05日発売の様です。通常版でも第26話は入る様です。 止めて欲しいなあ…せめて動画配信もしてください!有料でも良いですから… 追記(4/8) ↑を書いた後で最終回の録画を見直しました。 動画配信の荒い小さな画面で見た時もこの動きは今一だなあと思いましたが、画質が良くなっても当然それは変わらず。 酷くはないけど最終話に力を入れた作品ばかり見てしまったせいか見劣りがしました。 しかし、結末には納得出来るようになった気がします。(で、その事に関し追記を書きだしては消して…結局家のあたりで放送があってから10日程経ってしまいました) 一番納得が出来る様になったのはオーリがマキナを連れて逃げ、素直にマキナもついて来た事。 もちろん動画を見た時点でもその行動は分からなくはないとは思いました。 オーリとしては破壊の屍になどさせたくないだろうし…マキナも望みはしないと思う。 しかしマキナの未練を思うと七星を倒す事こそが一番ではないかと。例え破壊の屍になったとしても… で、その辺りが特にモヤモヤしてたんですよね。 北斗は死そのもの、死に勝てる人間はいない、だから誰も北斗には勝てないのだと聞かされたオーリとマキナは一旦はその言葉を信じ込んだのだなあと思いました。 赤紗が北斗に出会うまでヒビキが穢れたモノだと信じ込んでいたように… それでもその時の北斗は屍姫。 貞比呂とアキラがヒビキの棺を壊す事で結果的に北斗と赤紗の縁が切れ、オーリとマキナで止めを… させていたら良かったのでしょうが、縁が切れて死か復縁か屍かと言う所で、屍に戻ってしまった北斗。 オーリはともかくマキナもまた北斗には勝てないと心の何処かで思いこんだんではないかと… そしてマキナがオーリに素直についてきてしまったから、今まで大麟館に正門からは入れなかった事も自分をそこまで穢れていると思っている気持ちも景世が不思議がっていた事も分かる訳ですし… また、赤紗の今までの話がバラバラに見えた心境の変化もきっと細かい色々があったんだろうなあ、あの短時間に…きっと…とまあ納得しとこかなと。他についてもね。 何にせよ、オーリもマキナもその時の彼らの精一杯(声優さんも含めてね)を見せてくれたと思います。 赫の序盤の頃の訳の分からないままに引きつけられていったオーリは危なっかしかったし、玄の中盤までマキナは頑なでしたし。 そして、マキナは死んだ今でも屍姫として戦い続けているのですし、オーリもまた自分の気持ちを殺して身を投げ出してオーリにしか出来ないだろう戦いを続けていますし。 要するに、作品の良し悪しに関わらず彼等が生きているこの作品を好きだったと言う事でしょう。私は。 不満も沢山ありますが、それを打ち消すだけの楽しさもありましたし。 取り敢えずこれで終わります。何だかまとまりないですが… 最後に、こんなへっぽこ感想を読んでくださった方、ありがとうございました。 TB送信先 http://tb.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/fe78faeb30 (シリウスを目指して翔べ!様) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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