1663700 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

からまつそう

からまつそう

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

日記/記事の投稿

コメント新着

mkd5569@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) おはようございます。 11月のご挨拶 ア…
わに庭@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) すっかりご無沙汰してますが、お元気です…
mkd5569@ Re:ニキビ治療で皮膚科に通う娘のために…(03/21) おはようございます。 マスクをしていると…
yamahusa@ Re[1]:アゲハ蛹(09/23) 藍麦。さん いえいえ、お気になさらず。 …
藍麦。@ Re:アゲハ蛹(09/23) あららごめんなさい。 >小さいのでも…

お気に入りブログ

2024 株主総会 ピー… mkd5569さん

旧:無菌室育ち 入り江わにさん
おぼろ二次元日記 おぼろ.さん
よろず屋の猫 ☆mamさん
◆◇黒衣の貴婦人の徒… なぎさ美緒さん

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2009年04月14日
XML
カテゴリ:アニメ
錬金術は物質を理解分解再構築する科学なり
されど、万能の技には非ず
無から有を生ずる事能わず
何かを得ようと欲すれば必ず同等の対価を支払う物為り
是即ち錬金術の基本、等価交換為り

錬金術師に禁忌有り
そは人体錬成為り
是何人も犯す事勿れ



リオールの教主が奇跡を行うと噂に聞いたエドとアルは汽車に乗りリオールに向かう

何もない空間から花を錬成する…単なる手品かもしれないがもしそうでないのなら…ひょっとしたら…



クセルクセスを一夜で滅ぼした天上の石
東の賢者によって封印された大エリクシル

呼び名は色々あるがつまりは錬金術を強化してくれるモノ…賢者の石

車イスに座り本を広げる今より幼いエド。右腕と左足が失われている。
傍には鎧姿のアルが…
「これがあればアルの体を取り戻せるかもしれないのに…糞!もっと詳しく書いとけよ!」
ぷんぷん怒りだすエド

「アル!今度こそ当たりだと良いな」
「うん。そうだね」

第2話「はじまりの日」

10年前のリゼンブール

エドとアルを探し母が父の書斎を覗くと…
床に何かを描くエドと床に寝ころび本を広げるアル
「あらダメよ!そんな所に落書きしちゃ」母
「落書きじゃないよ。見てて!」エド
錬成反応の光が煌めき…
「それ…錬金術よね?」
錬成陣の中央に床板を材料にして錬成されたと思われる小鳥が…
「父さんに習ったの?」
「いない人にどうやって習うのさ?」エド
「本読んだら書いてあったよ」アル
「書いてあったって…」
しょぼんとする二人「やっちゃいけない事だった?」
「そんな事無いわ。すご~い!さすが父さんの子ね。母さん皆に自慢しちゃおう!」喜ぶ母

母さんが褒めてくれる…それが嬉しくて錬金術にのめり込んでいったエドとアル
しかしその年の夏流行病で母を亡くし…

母の墓前に座る二人

空腹と寒さに帰ろうと言うアルだが動こうとしないエド
「お父さんが帰ってくれば…」零すアル
「あいつの事は言うな!あんな奴父さんじゃない!お母さんのお葬式にも帰って来なかったんだぞ」
墓を見つめる二人
「お母さんを元に戻せないかな?」エド
「…でも人間をつくるのはやっちゃいけない事だって本に書いてあったよ」アル
「だから…二人だけの秘密な」立ち上がるエド
「又ここに来てる」ウインリィ
「何だよ?ウインリィ」
「ばっちゃんが言ってたよ。死んだ人の事を思って泣くとその涙の分だけあの世で死んだ人も悲しむって…」
「泣いてなんか無えよ!」
ふと兄を見上げるアル
「お前こそお父さんとお母さんしょっちゅう出かけてるから寂しくて泣いてるくせに!」
「は!?泣いてなんかないわよ!」
「へん!本当かな?」
「あんたなんか心配して損した!あたしより遅かったら飯抜きだからね!」走り出すウインリィ
「何だそりゃ。待てよ!」追いかけるエド
「あ!待ってよ!」アルも

夕食
鼻の下を白くして牛乳を飲むアル
「ほら!エドも牛乳飲んじまいな」ばっちゃん
「牛乳、嫌い」
「飲まないとチビのまんまだよ」
「誰がチビじゃ!寸足らずババア!」
「何だって?この豆粒チビ!」
「ミニマムババア!」
「マイクロチビ!」
「アリンコサイズ!」
「ミジンコサイズ!」
呆れて黙々と食べるアルとウインリィ

「又学校で関係ない本読んで…授業ちゃんと聞かなきゃ!」ウインリィ
「煩せえなあ」そっぽ向くエド
「ね、何の本読んでるの?」
「秘密!」にっこりアル
「ウインリィには関係無えよ!」
「ズルイ!いつも二人で秘密にして」プンプンウインリィ
「じゃあね!」とエドについて行くアル
「エド!アル!今日の晩御飯シチューだってさ!」
「やったあ!」振り向くアル
「おお!また後でな~」振り向かず手を振るエド

「それにしてもシチューを発明した人は偉大だ。牛乳が入っているのにあんなに旨い!野菜スープに牛乳突っ込む考えが偉えよ!科学者にもそういう発想の転換が必要だな」
呆れるアル
「人体錬成もきっとそういう発想が必要なんだよ」

それから母を蘇らせるために人体錬成について調べ錬金術の先生の下で腕を磨いたエドとアル
何年もかかったが母の笑顔を見たい…母と又楽しく暮らしたい…その思いで二人は…

何かを書き終えるエド

赤い空に烏の鳴き声
二人の家も赤く不気味に…

「水35L。炭素20Kg。アンモニア4L。石灰1.5Kg。燐800g。塩分250g。硝石100g。硫黄80g。フッ素7.5g。鉄5g。ケイ素3g」

盥に水を入れ準備する二人

「よし構築式を描くぞ」
チョークで描き始めるエド
「後は…魂の情報だ」
ナイフを指に当て…滲んだ血をぽたりぽたりと薬品で山となった盥に落とし
チョークで描いた円の上に両手を置き
「行くぞ!アル」
「うん!」
錬成反応を起こし光り出す
稲光の様に光るが…円に沿って黒いモノがゆらゆら立ち上る
「兄さん、何か変だよ?」不安げなアル
突然錬成陣いっぱいの大きさの眼が現れ…黒いものが一斉に上る
途端にアルの左腕が小さな四角い断片に分解され…
叫び立ち上がるアル
アルの腕に小さな手がついた黒い触手の様なモノが伸び…
「アル!」途端にエドの足が!
叫ぶエド。支えきれず前に倒れ…涙が浮かぶ眼で見る
「まさか…リバウンド?」
「兄さん!兄さん!!兄さん!!!」分解されつつ連れて行かれるアル
互いに伸ばす手。しかし触れあう直前爆発するように…

白い世界におどろおどろしい門だけが浮かび、その門の前に立つエド

「アル…あれ?俺何してたんだっけ?」首を傾げるエド
「よお!」
白い世界の中、周囲に黒点で形成された影を纏い現れる真っ白な影の様な人型
驚くエドに
「おお!よくぞ聞いてくれました。俺はお前達が世界と呼ぶ存在。或いは宇宙。或いは神。或いは真理。或いは全。或いは一。そして俺は」エドを指し「お前だ!」
突然扉が開き真っ暗な中に眼が現れる
振り向くエド
「ようこそ!身の程知らずのバカ野郎!」
突然黒い触手がエドの体を捉え門の中に…
叫ぶエドに「煩いなあ。お前が欲しがってたモノだろう?」と白い存在
取り込まれまいと手を伸ばすエドだが…
「見せてやるよ!真理を」
涙が浮かぶ瞳が門に閉ざされる
闇に落ちていくエド
下から高速で昇ってくるフィルムの様なもの

(物凄い量の情報を直接頭にぶち込まれたみたいだった)

触手に押さえつけられ見させられるエド
「止めろ!頭が割れる!」
と足が手が持っていかれるイメージ

(頭が割れそうだった。だけど唐突に理解した!これが真理)

眼の前に現れる白い光の人物に手を伸ばすエド「母さん!」
だが触れる寸前に閉じられ再び門の前に

「如何だった?」
門に向い
「そうだ…俺の人体錬成理論は間違っちゃいなかった」
扉に手を当て
「でも、足りないんだ!もう少し先に俺が求めているものが、人体錬成の真理があった!お願いだ!もう一度見せてくれ」
「ダメだね。これだけの通行料だとここまでしか見せられない」
「通行料?」
「そ!通行料」
白い存在が一歩踏み出すと白から肌色の足に
途端にエドの足が消えて行く…
驚くエドにニヤリとし
「等価交換だろう?錬金術師」

と足が失われ出血する腿を押さえ叫ぶエド
隣にはアルの服と靴だけが…
「糞!こんな事があってたまるか!」
血を流しながら這うエド
「こんな…こんな筈じゃ…チキショウ!持っていかれたあー!」倒れる
「助けて…誰か…母さん…母さん…」
ハッとするエド
陣の中央には何かが口を開け呼吸をし…腕を伸ばし…飛び散る…流れ出す…
「嘘だ!?違う!…こんなの…こんなのを望んだんじゃない!…アル…アルフォンス…アルフォンス!…俺の所為で…アルフォンス!」
傍に置かれた鎧が倒れ頭部が外れる
「チキショウ!チキショウ!」
鎧まで這い内側に自分の血で陣を描くエド
「返せよ!弟なんだ…足だろうが腕だろうが心臓だろうがくれてやる!だから返せよ!たった一人の弟なんだよぉ!」
両手を合わせるエド
途端に錬成反応が…

アイキャッチ(10年前のアル)


 OP





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年04月14日 12時42分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[アニメ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.