からまつそう

オルゴールと同じ旋律を奏でるピアノを求め走るオズだが既に誰も…
追いついたエイダにあの曲を弾いていた子に聞きたい事があったと話すと弾いていたのはエリオットとリーオだろうとエイダ
二人は放課後いつもここで連弾している
今日はもう授業が無いため寮か図書室にいるだろう

図書室にやって来たオズは蔵書の多さに驚く
エリオット達を探しにいくエイダ
聖騎士物語の続編を見つけ歓声を上げるオズ
自分がいない10年間の変化に驚嘆!…が、一冊抜けてる!?
そこに現れた銀髪の少年が俺が借りていたとオズに渡す
思い切って好きなのかと尋ねるオズにまあなと答える少年
嬉しくなったオズは作中に出てくる従者のエドガーが好きだと語り始める

自分よりも他人の事を大切にし、誰かを守るためなら自分が傷つく事も厭わない立派な…

しかし少年はエドガーの事が大っ嫌いだった

言っている事が独善的でムカツク
自己犠牲がウザイ
作中でやたら慕われている所も鬱陶しい!
何より気に喰わないのがその最期。自らを投げうって主人を守り一人死んでいく…

自己満足だ!と言い放つ少年だが…よろよろとなっているオズ
エドガーって死ぬ?と漏らしたオズに死んだだろう!?と聞きガーン!

｢うわ～!それ滅茶苦茶ネタばれー!｣

読んでいるのが当たり前と決めつけている少年に10年間のブランクが…と涙目で訴えるオズ
睨みつけるオズ
睨み返す少年

((何かムカツク!))

その時床に座り込み読んでいた眼鏡の少年がもう少し静かにしてもらえないかと…
口を挟むな!リーオと銀髪少年
眼鏡少年の名はリーオ
今のはエリオットが悪いとリーオ
銀髪少年が探していたエリオット

｢ネタばれ。この世で最も赦されない行為の一つだよね｣眼鏡キラリ!

きちんと男らしく謝るべきだと指摘するリーオ

｢悪かったな…ちーび!｣

ゴゴゴゴゴ
睨む合い再び!
いい加減に…と突っ込むリーオ
従者なら主に加勢すべきだろうと言うエリオットだが

｢主の言動を正すのも従者の役目だよ…でもそうか、君が求めるのは主の意見を全肯定する都合のいい従者なんだね。君とは上手くやれてるつもりだったけど残念だよ｣

去っていくリーオは従者であっても手厳しい
そんな事は言ってないと止めるエリオット
その隙に逃げようとするオズに名前と学籍番号を教えろ!とエリオット
無理だと言うリーオはオズが侵入者だと気付いていたようです
目撃情報と一致するが害はなさそうと放っておいたようです。
そういう問題では無い!と詰るエリオットは再び、自分を主として見てるのかとリーオに迫る
面倒い事になってきたなあ…と困るオズ
エイダ登場
オズの事を説明しようとするエイダだが…
前にも言った筈だ!…俺の名を気安く呼ぶな!とエリオット
上級生にそういう態度は…と窘めるリーオだが…
上級生女生徒であるのエイダを"あんた"呼ばわりで、この侵入者と知り合いか?と質すエリオット
前の不審者騒ぎの犯人も…おじさん前にもやらかしていたのですか…(その時あの入口を作ったのか?)

｢流石英雄ベザリウスの子孫様。好き勝手出来て羨ましい限りだ!｣

返す言葉もないエイダ
睨みつけるオズを校長室に連れて行こうとするエリオットだが、今頃気づいた癖に…ばーか!ばーか!と挑発するオズ
掴みかかるエリオットをテーブルに手をつき擦り抜けかわし、悔しかったら捕まえてみろって!ヴァーカ!!と更に…
ブチ切れるエリオットがオズを追う
エイダも…

学院の中を彷徨うオズ
ベザリウス家に怨みがある様に感じられたエリオットの言動を思い出すオズだが…ステップを踏む音と迫る気配
ハッと身構えるオズの背後、現れたのはエイダ
エリオットに聞けたのかと問われ、自分が探していた人物が先まで図書室で揉めていたエリオットとリーオだと知り…がくりとなるオズ
エイダの事は嫌っているかもしれないがエリオットは優しい人なのだと話すエイダだが…

突然エイダを捕える赤いマントを付けた胸元も露わな女生徒?マントを付けた二人の男も…バスカビルの民!?
エイダを助けようとするオズだが…

地下室に連れ込まれるオズとエイダ
再びアヴィスに堕とすのかと尋ねるオズに100年前の悲劇の真相を教えろとバスカビル達
怨みがあるのなら自分を殺せばいいと言い放つオズ
胸元を押し付けオズに迫るバスカビルの女は自分さえ犠牲になれば…と考えるオズこそが罪深いと

主グレンの命は一旦出されてしまえば絶対!
主の命に従い人々を大量殺戮したバスカビルの民はオズの中にいるジャックにその答えを迫るが…
パンドラ本部で体を乗っ取られて以来は現れていないとオズ
オズとジャックを脅すためにエイダに毒を飲ませる女
シャロンが飲まされた毒が入ったのと同じ瓶に見えますが…

その頃オズを追ってきたエリオットがエイダの猫とリボンに気づく
壁に向かって猫がミャーミャー鳴く様子に放ってはおけないエリオットだがここにドアは無い…
そこに追いついたリーオが壁だと思われた隠し扉をあっさり開けてしまいました!有能ですね。
扉の中には下に続く階段が…元々この学院の中には幽閉する様な施設などがあったようです
そして聞こえてくるオズとバスカビルの会話

エリオットとリーオ登場!
彼らもバスカビルの民を知っている様ですが、公爵家としては捕えるのが使命だと認識している様ですね。
これは自分の問題だと止めようとするオズですが、こうしたオズの態度はリーオが嫌うエドガーと同じ

自己犠牲は犠牲になる者が自分のためにする事
残された者の痛みをしろうとしない
そうならない様にどれだけ周囲の者が犠牲になっているのか…

黒い剣を抜くエリオット
大剣を抜くバスカビルの男
二人の剣が交差するがエリオットは死ぬつもりはない
その隙にリーオにオズ達を助けさせる
逃げろ!とエリオット
エイダを担ぐリーオと解毒薬を引っつかむオズ
周囲を切り裂き逃げる時間を作るエリオット

地下道を進む4人
出口が見つからない様ですね。
エイダは解毒薬が効いたのか落ち着いて来た様子
何故放っておかなかったのかと突っかかるオズに自己満足…とエリオット
ますます頑なになって詰るばかりのオズ


一方、庭の生垣に潜んでいたアリスとギルは…
顔を出し見つかりそうになるアリスの頭を押さえ隠すギル
侵入者を探す職員達をやり過ごしホッと離すギルにムッとしながらも赤くなるアリス
｢オズは、あのぼけーっとした妹と一緒にいるんだろうな｣
生垣の陰で元気なく座り込んだままのアリス
生垣から左右確認!よし!!と伺うギルはアリスを立たせオズと合流して帰ろうと考えていたが…
だがそこにアリスの鼻を擽る肉の匂いが…匂い目指し駆けだす
止めようとしたギルが生垣から姿を現すと通りかかった女生徒達と目が合い…
｢こんにちは…｣と誤魔化そうとするギルだが…
キャー!と集まる女生徒達にたじたじ!
肉を求めバーベキュー同好会に顔を出したアリスは男子生徒達に歓迎され、その肉の齧り付きっぷりにも感動されている様です。

あれ?おじさんは?





後半は駆け足で見たので前後していたり色々と勘違いがあるかと思いますが…


エリオットは主として人の上に立てる教育や躾を受けている様に感じました。
ナイトレイ家はヴィンセント(実質掌握している?兄のために裏に徹する?)もギル(望んでなさそうですがオズのためなら家督を狙う?)もいるので色々と競争が激しそうですが…
エリオットは実子?養子?

ベザリウス家とは昔から相容れないナイトレイ家だからか、思う所があるのか、エイダには皮肉な物言いではありましたが、貴族として責任を全うしようと言う態度には好感が持てました。
エイダの話や猫をそのままにしない所からも本当は優しい子なのでしょうし。(エイダの好きな人って…)
自己犠牲で得られるのは自己満足だけ、自分を大切にできない者には他人の命も救えない…物語の上だけでなくそう感じさせる何かがあったのでしょうか?

自分の主を立派な主にするべく厳しい態度を取る事も躊躇わない従者リーオ
ネタばれ…リーオの言葉に納得しつつも耳が痛かったのは私だけでしょうか?


ギル、女の子にモテモテ!あまり慣れていない様ですが…
あんなに囲まれてどうやって逃げるのか見ものです
エリオット達と出会ったら同じナイトレイ家として互いにどういう態度になるのかも気になります

アリスがギルに匿われた時に赤くなっていましたが優しくされると嬉しかったり如何言う態度を取ったらいいのか困っていたと言う事でしょうか?
良い具合に肉にありつけたアリス
食べさせる方としてはあの食べっぷりは気持ちいいでしょうね
こちらも如何皆と合流するのか気になる所です。

オズの様子が再び暗いのが気になります。

それにしてもおじさんは何処に?

バスカビルの民達も100年前のアヴィスから?
エリオットと同じ様に命を軽んじる事を罪悪に捕えていた三人ですが、主グレンに対する接し方が、エリオットに対するリーオとは違う所が比較される様に描かれていたのが気になりました。


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