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カテゴリ:本
今月もバタバタしております。アニメ録画も消化出来ていなかったり…
とりあえず読書の記録だけ。 三匹のおっさん ふたたび 有川浩 著 須藤真澄 イラスト 2012年3月30日 第一刷発行 文芸春秋
初出 『三匹のおっさん ふたたび』第一話~第六話 『別冊文芸春秋』 2011年3月号、5月号、7月号、9月号、2012年1月号、3月号 bonus track 『好きだよと言えずに初恋は、』 『野生時代』 vol.69(2009年8月号)(『植物図鑑』(角川書店)とのクロスオーバー作品として執筆) 発売直後に図書館に予約を入れてお盆前に借りる事が出来ました。私の後もまだまだ予約が… 希望者が多い様で小さな図書館にしては珍しく2冊も入れてくれました。 孫がどんどん良い男になっていくなあ。 親世代も負けずに成長。ママ頑張りました! 前回は頼りなかったパパも。 できた親父を持つと子どもは色々複雑ですよね。 お祭り、二代目達皆頑張りました。 もちろんじじばば世代もカッコ良い。 というか理想のじじばば像に近づいている。 キヨさん、色々とカッコいい所を浚っていきます。 マドンナと知らずに待たせて捕まえてた(捕まった?)なんてそりゃ妬まれるわ。 孫の気持ちを知ったら嬉しがるだろうなあ。 須藤さんのマンガも可愛かった。 それにしても有川さんは社会問題を取り入れるのが上手い。 今回は本屋での万引き被害等…職場や町内会等の人間関係、迷惑な人は老若男女問わずなところも。 以前の作品は若い世代への人生の指南書的な感じが実は少し気になったけれどそうした所がさりげなくなったというか…さらっと上手くなった感じ(私ごときが偉そうに言う事ではないけれど)。全世代に向けているからかもしれません。 作家としての使命感というか責任感の強い方なのでしょうね。後書きにも成程でした。 それと、『ふたたび』に続き『みたび』もありそうだよなあ。 bonus trackは切なくて良かった。 お別れする友達に花の名前…一つでも多く伝えたいと誘いに来る彼の必死さが良かった。 女同士のあれこれとか、それをあの子には見せたくないと思う気持ちとか…小学生とは言え子どもじゃなくって女です。 思えば私は色々とその手の事に鈍かったので上手く立ち回りどころか地雷踏みまくりだったろうなとも思ったり… 心霊探偵 八雲 9 救いの魂 神永学 著 加藤アカツキ カバーイラスト 谷井淳一 カバーデザイン 平成24年3月31日 初版発行 角川書店
こちらも図書館に新着図書で入ったのを見て予約。 3か月ほどかかりました。そして私の後にも予約が沢山… 八雲は前回で終わったと思ったのだけどまだまだ続きそうです。 まあ両眼が赤い男も七瀬美雪もしぶといですからね。 それに八雲が本当に…を失ったかどうかも気になります。 今回は高校生の頃の八雲が関わった人物が… 八雲のおはなしは巻が進むにつれて逃れられない血の繋がりとか生まれる間からの絆とかが増えていって、運命に翻弄されまくっているところがちょっとあれなんですが、八雲と仲間達?のキャラクターの魅力で読み続けています。 御子柴の名も八雲から出た事ですし、二人の共闘が見てみたいかも。 残穢 小野不由美 著 司修 装画 祖父江慎+鯉沼恵一 ブックデザイン 2012年7月20日 発行 新潮社
怪異の原因を求め過去に遡って探る様子をドキュメンタリー風に…怖かった! 小野さんの作品を図書館で借りていたため怪談を収集していた事知っていたし、幽での連載もそれがもとだろうなあとは思っていたけれど…(ちなみに同時刊行された『鬼談百景』は現在のんびり読んでます。怖い話不思議な話が良い具合に並んでいる。それにしても幽で読んだ時よりも怖いのは何故?) これは実際にあった事なんでしょうか? それとも虚実まぜまぜ? レンタルマギカ 最後の魔法使いたち 三田誠 著 pako イラスト 2012年8月1日 初版発行 角川スニーカー文庫
とうとう終わってしまいました。 協会も、オピオンも、大人達も色々事情があったのね。 それにしても息子への愛情から恩義を重んじたパパで良かった。あの選択は普通ならどうかと思うのだけど、いつきもちゃんと良い子に(むしろおじさん一家だったからまともに?)育ったのだから良しとします。 仲間や友人たち、これまで出会ってきた人達、それぞれの持っているものは色々だけどみんなで戦ったのが良かった! いつきとアデリシアが覚悟を決めて共に進む事を選ぶ所も良かったけれど、二人を支え友人としてアデリシア祝福する穂波が良かった。 でもパートナーだからと言っていつきへの気持ちに遠慮はいらないのではと思ったりもして… (色々と影響があるのでしょうか?) いつか出る後日談も楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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