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映画に恋してる

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夏恋karen

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2008.01.30
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カテゴリ:映画館で観た映画










学校にいても
家族に囲まれていても
自分の居場所がどこにもないと
感じたことがある?


あまりにも多くのものをあきらめすぎて
僕はいつしか、
あきらめることに慣れてしまった。



楽しみといえば
空想の世界を旅することだけ。
スケッチブックに彩られた奇妙な生き物たち。
絵を描いている間は
一人じゃない。
だけど、こみ上げるこの寂しさは何だろう。





それはちょうど
一吹きの風だった。
袋小路の路地で
心を閉ざしかけてた僕の
目の前に突然現れたのは
風変わりな転校生
名前はレスリー。




第一印象は最悪。
一等を狙っていた僕の隣で
短距離レースを軽やかに走りぬけ
彼女は笑った。




自由な発想で
困難も楽しいことに変えてく彼女は
灰色の僕の世界を
いつしか照らす温かな光になった。
彼女の元気につられて
僕も少しだけ笑った。
笑うことなんて、もう
ないような気がしていたのに。




ロープで小川を飛び越える。
まるで空を飛んでいるみたいに。
「目を閉じて、心の目は大きく開いて」
彼女は言う。
それに僕は従う。




同じイマジネーションを
共有できる
かけがえのない友だち。
森の向こうは秘密の王国。
ふたりだけには見える
美しい世界。



大切にする。
君が僕にくれたたくさんのもの。
それは
目をそらすことをやめて
どんな試練にも立ち向かう
強い心と勇気。



僕はもう逃げない。
ちゃんと居場所を見つけたから。



君がいつもそばにいてくれるから。






テラビシア






CGを多用した
不思議な生き物が出てくる
愛と冒険の感動のファンタジー?


映画を観るまでは、そういうイメージでした。
でも実は違った。
ファンタジーでさえ、ないような気がする。
これは、なかなかの秀作ですよ♪
あなどるべからず!(笑)


主人公の二人は
世間でいういじめられっ子。
子供の世界の「嫌な」しきたりに
うまく溶け込んでいけない二人にとっては
現実社会は厳しいことばかり。



だけど、あきらめムードな男の子、ジェスに対して
転校生のレスリーはすごく前向き。
「どうせいじめられるなら、楽しまなくちゃ」と
ニコニコしながら彼女は言う。
同じ感性を感じながらも、
この発想は
彼にとっては、まったくの新しい風。
彼女のペースに巻き込まれていくことは
ジェスにとっては
思いの他、心地のいいものだったと思うな。



学校からの帰り、バスを降りたら
かばんを放り出して
近くの森へと忍び込む。
小川を飛び越すための一本のロープ。
その向こう側は
ふたりが作り上げた空想の国、テラビシアだ。



ふたりは決して、現実から逃げて
その森で立てこもっているわけではないの。
空想の世界でイマジネーション豊かに冒険をして
現実社会に立ち向かう術を
ひとつずつ、ひとつずつ
身につけていきます。
いわばその森は強くなるための
ひとつの練習場所ってとこかな?



順調に世界を広げて成長していく二人。
このままできれば、物語を終わらせたかった。
だけど、映画はあまりにも非情。
さらなる過酷な試練が、ジェスを待ち受けていて・・・。




レスリー役を生き生きと演じていたのは
「チャーリーとチョコレート工場」の
アナソフィア・ロブちゃん。
あの映画では、ガムをくちゃくちゃしてる
生意気でイヤ~な女の子だったけど
ホントはめちゃ可愛い♪
転校生として挨拶するシーンでは、
ナタリー・ポートマンを思い出し、
映画を観ているうちに、キーラ・ナイトレイともだぶりました。
これは将来が楽しみな感じ♪




ジェスを演じていたのは
「ザスーラ」のジョシュ・ハッチャーソン。
この子は巧いです。多感な少年の心の機微を、
とても丁寧に繊細に演じていました。
映画が終わる頃、この子が成長したのだと
本当に実感してしまったもの♪
ふたりの演技がこの物語に
みずみずしい息吹を与えていて素晴らしかった。



子供のとき、秘密基地を作って
夢中になって遊んだ記憶が蘇る。
あの時そうだとは気づいていなかったけれど
私たちも、空想の世界で
大人になるための練習をしていたのかな?




テラビシアにかけた橋は
きっと誰の心にもある。
「目を閉じて、心の目は大きく開いて」
見えるものだけが
すべてではないことを
「子供だった時の心」を
いつまでも忘れずにいたい。







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Last updated  2008.01.30 08:32:35
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あかまっちゃん2004@ Re:アース  EARTH(01/17) ようやくDVDで見ました。ただ、プロジ…
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セビセビ@ 七光り うおぅ。。 なぜかは分りませんが、禁止…
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