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BROKEN ENGLISH
Zoe Cassavetes 98min(1:1.85) (桜坂劇場 ホールCにて) (つづき) 良くはわからなかったけれど、ノラはニューヨークにあるVIP専用(?)ホテルのマネージメントの仕事をしている。6年前のホテルのオープン時からのスタッフで、なかなか仕事を上手くこなすので便利屋的に色々上手く使われている。普段の仕事はVIPの予約やら何やら、注文の多い顧客の電話対応だ。 映画冒頭は親友オードリーの結婚5周年パーティー。夫のマークはノラがオードリーに紹介した。母親には「あなたがマークと結婚すれば良かったのに。」と言われ、周囲が結婚していく中、独りでいることの寂しさ、孤独を感じることの多い日々だ。クレーム処理の対応をした映画俳優に気に入られ、誘われるままに小粋な日本食レストランで深酒。朝目を覚ますとホテルの彼の部屋のベッドにいた。彼とは上手く行きそうと単純にに喜ぶノラだけれど、テレビで彼がある女優とラブラブなのを知って意気消沈。今はシングルなはずと紹介された男性とデートに行けば、映画館で男の元カノに遭遇。男は彼女に罵られ、まだ未練のある彼は、デートしている気分ではないとノラは一人帰らされてしまう。 そんなこんなで男性への不信を強めると同時に、ますます自分の男運の悪さ、男を見る目のなさ、そして独りでいる孤独を強く感じるノラ。 自己改革と、ホテルのオーナーか何かのパーティーに出掛けてみる。しかしそこにに集まる人々に興味は持てず、打ち解けることも出来ずに帰ろうとしたとき、フランス人ジュリアンに紹介される。軽い遊び人風の彼にちょっと引き気味のノラだけれど、ジュリアンはフランス人的ラテン人的乗りで彼女を誘い、夜のニューヨークの街へ。 こうしてノラはニューヨーク滞在の数日をジュリアンと過ごすことになる。しかし勿論ジュリアンがパリに帰る日がやってくる。ジュリアンは一緒にパリに行こうと言ってくれるけれど、これまで男性とあまりに上手くいかなかった彼女には、ジュリアンの誘いに簡単に乗る勇気はなかった。 物語はこの後ノラがオードリーとパリを訪れジュリアンを探す第2部パリ編になるのだけれど、そこで出会うフランス人との交流の中で、ノラは今までとは違った価値観に目覚めていく。 (つづく) - お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.04 00:34:05
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