北鎌倉 円覚寺 骨髄バンクチャリティコンサート
風もなく穏やかな絶好の花見日和に北鎌倉まで出かけてまいりました。ダーリンの友人が会長をしている「神奈川骨髄移植を考える会」恒例の円覚寺方丈でのコンサートです。バルトークの「ルーマニア民族舞曲」をバイオリン三戸素子さんの演奏で・・・私にとっては趣味でない曲目だったのですが、素晴らしい技巧の演奏者のテクニックに、どんどん引き込まれて行きました。続いて、エルガーの「愛の挨拶」をチェロの小澤洋介さんの演奏で・・肩ひじ張らない チェロの音色で とってもリラックス。新婚時代を思い出すような 癒され系でした。そしてクープランの「演奏会用の5つの小品」これは、ピアノ、バイオリンチェロの3重奏でした。5つの小品はそれぞれ、副題があり、飽きさせず、聞かせられました。バイオリンとチェロとピアノの呼吸もぴったりと合ってそれはそれは 素敵な時間でした。ピアノは、ティ・レーベンスクロフトさんというイギリスの紳士でした。私の唯一のイギリス人の知り合いが、ケープパンワホテルの ティム・レーベンさんですからとても初対面とは思えない 親近感を一方的に感じておりました。休憩をはさんでバイオリンでショーソンの「詩曲」三戸さんに大拍手です。見事な演奏に、ただただ感心するばかりです。最後は 私がこのコンサートで一番楽しみにしていたベートーベンの「大公」です。ベートーベン大好きな私にとってはやっぱり最後の曲にふさわしい大曲で、堪能いたしました。渋滞に巻き込まれ、到着が遅かったものですから臨時に作られた、最後部の席でしたがCDので聴く、サウンドとは まったく違って非日常を楽しませていただきました。黒の結城紬に、同じく黒の無月の帯。鶴岡八幡宮前の桜並木を車窓から眺め、湘南道路を戻りました。久しぶりに、レッドロブスターで、お食事しました。まあ、満足な一夜だったのかな?