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風と散策

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2012.12.02
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テーマ:お勧めの本(7222)
カテゴリ:カテゴリ未分類
「最終目標は天皇の処刑」 余りに衝撃的なタイトルに惑わされてはいけません。
副題として 「中国 日本解放工作の恐るべき全貌」 と有るんですが。
これは2011年12月に初版が出たペマ・ギャルポ著の本です。
ペマ・ギャルポ氏とは、お顔を見れば、ハハーンと多くの方が分かる様に
一時テレビにもチベット問題を語る時に、出ていらした方です。

子供の頃、チベットを追われて短期のインド亡命期間を経て日本に導かれ、
日本の恩師らに教育の道を授けられて、日本を第二の故郷と思い、
帰化された方です。

彼は日本を第二のチベットにしてはならない、との思いでこの本を著した、
と切実な想いで語ってらっしゃいます。
そして読み進む内に、決して彼の想いが奇想天外な事ではなく、
冒頭の 「最終目標は天皇の処刑」 も荒唐無稽な事とは思えなくなるんですね。

それ程中国とは、国家100年の体系の下に、着々と世界征服のシナリオ通りに
動いていると云うのです。
世界征服、と迄は行かないとしても、かつての大中華思想ですね。
少なくともかつての 「冊封(朝貢)関係」 に有った全域は
手中に収めようとしているそうです。

2050年極東マップ」 と云う物が有ります。
以下、氏の記述をそのままに記します。

中国外務省から流出したものとして、少し前にネット上で話題になったものですが
この地図を見ると朝鮮半島は 「朝鮮省」 となり
日本列島は分断され、「東海省」 と 「日本自治区」 になっています。
出生率低下で日本の人口はどんどん減少するので、
日本列島の西半分に中国人を移住させて 「東海省」 とし
少数民族となった日本人を東半分に強制移住させて 「日本自治区」 に
するのだそうです。

この地図自体偽物との声も有りますが、あながち荒唐無稽とも言い切れません。
と云うのも、、、浜田和幸参院議員は次の様に語っています。
「私が初めてこの手の地図を目にしたのは、、、中国に駐在していた経産省の
知り合いの官僚が帰国したので、久しぶりに会って話をしたのだが、
中国外務省の役人からこんな物を渡された、と地図を見せられた。
地図に込められた禍々(まがまが)しい野心に、強い衝撃と怒りを感じた事を
今でも良く覚えている」

海洋国家を目指す中国の戦略は先ずは台湾を、次に沖縄を版図に組み込む。
そして最後は日本列島と云う事になります。
第二期工作要綱に書かれているように、もし日本人民民主共和国が誕生したら
このような事態になっても不思議ではありません。
少なくとも中国政府の中に、いずれはこの地図を完成させたいと意識があるのは
確かです。


このマップに付いては真偽二つの見方が有りますが、
この予想を持って日本が行動して行く事に、何らデメリットは無い気がしますが。
現に沖縄から始まり、日本列島各地の土地を中国企業、資産家が買っている実情、
北海道の森林、水資源の確保に奔走している現状を見れば、
くだんのマップをあながち無視も出来ないのです。

中国は日本の様にころころ指導者が替わる内に、共産党独裁の下、
国家百年(それ以上)の計を立てて少しづつではあるけれど、
駒を進めているそうです。

上述で出た 「第二期工作要綱」 ですが、以下氏の記述を記します。

この資料がスクープとして世に出たのは1972年の事です。
この要綱は、中国が如何にして日本を侵略して行くかのロードマップで
、、、と云う偽書の先例があるので、これも偽物と疑われるのも仕方ないのですが
その中身は実に精巧に出来ています。
駐オーストラリア大使館に勤務し同国に亡命した中国大使館員の陳用林氏は
「防諜体制がずさんな日本は恰好の工作標的」 などと
この資料の信憑性を裏付けるような証言をしています。

例えば当時既に2000人以上の対日工作員が日本に配置されていて
その人達は学術会議を始め様々な組織に浸透しているなど、
工作要綱に書かれている内容そのままを語っているのです。
又、私の知るチベット工作会議の文面とも、非常に似ているという点もある。
断定するには至らないまでも、こうした状況証拠を踏まえれば、
かなり信憑性が高い資料であると私は考えています。


とあって、巻末にその 「第二期工作要綱」 が詳細に載っています。

戦後GHQの日本人教化策 「ウォーギルト・プログラム」 に見事に嵌り、
その片棒を担がされたのが朝日新聞を筆頭にした各種メディアだったのでしょう。
ウォーギルトとは、直訳すれば戦争の罪、罪過、ですが、
一重に日本の植民地主義、大陸に拡大した覇権主義を日本人自らが
悔い改める様に持って行く見事な迄の心理作戦でした。

そのアメリカのプログラムに見事に乗っかり、利用させてもらったのが
中韓でしょう。

ところが当時植民地主義を実行していたのは、欧米諸国も同じであった筈です。
中国大陸に拡大したのは、欧米も同じで、日本が最後まで
中国共産党、国民党、その他との各種勢力、無政府状態の渦に巻き込まれて
抜け出せなくなった、つまり責任を負う羽目になった結果だとする見方が
日本の立場です。
何もかも戦後は 「勝者の論理」 で事は運んで行ったのです。

辛亥革命を起こした孫文の時から、日本は孫文と深く関わって革命を助けています。
その時代より、中国大陸とは基本はそのスタンスで居た筈です。

日本の植民地主義を金科玉条の如く非難していますが、
中華人民共和国の実情はどうでしょうか?
毛沢東の時代より(もっと昔、清の時代から)チベット、モンゴルにて
何百万という大量の虐殺を行い、チベットの文化も言葉も根こそぎ奪い取って
根絶やしにしているのです。

毛沢東に敗れ台湾に逃げた国民党党首の蒋介石は、
台湾先住民の何百万人を虐殺して、かの地に収まりました。
覇権主義、植民地主義とは日本、にではなく、中華民族にこそ与えたい冠ですよ。

小沢訪中団が、2009年12月民主党議員143名と一般参加者など483名で構成され
大挙中国詣でをしましたね。
何考えてるんだ、と小沢氏を恨みましたね。
小沢氏はひょっとして 「第二期工作要綱」 のその収穫の一端なのでは
ないでしょうか?

最近漸く一般市民の段階で、中国の脅威が認知される様にはなりましたが、
まだまだですね。
まだ、正式日中国交回復の前に日本記者クラブの間で取り交わさせられた
「中国報道への自主規制」 の縛りが影響してるのでは、と思っています。
この 「最終目標は天皇の処刑」 もやがて廃刊の憂き目に
遇いそうな予感がするのですが・・・

怖ろしい国、と云う考えはしっかり持って、対処するに越した事はないんですよ。
少なくとも日中友好などと、何時迄もそこから抜け切れなかったらダメだ、
と云う事です。





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最終更新日  2012.12.02 06:42:31
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