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カテゴリ:セミナー・スクール
スターバックスのコーヒーセミナー、「おいしいいれ方編」に行って来ました。
場所は、前回と同じく新潟市の紫竹山店。 今回のコースでは、コーヒーの生産地や加工の仕方によって味わいがちがうことを教えていただきました。 なんで酸味のあるコーヒーや酸味のないコーヒーがあるのか、理由がわかってすっきりしました。 コーヒー豆には3つの加工の仕方があるそうです。 ・水洗式…文字通り水で洗って加工します。水を大量に使う製法であるため、水資源の豊富な環境で行われます。選別後、18~36時間くらい発酵させるのだとか。そのため、酸味とほどよいコクのバランスのとれた味わいのコーヒーになるんだそうです。主にラテンアメリカのコーヒーがこれに当たります。種類でいうと、ジャマイカのブルーマウンテンとか、コロンビアのエメラルドマウンテンとか。 ・半水洗式…これはやはり水は使いますが発酵させずにすぐに乾燥させる製法です。発酵させないので酸味がなく、どっしりした豊かなコクが特徴。アジア・太平洋産のコーヒーがこの加工法でできていることが多いそうです。たとえばスマトラ産のマンデリンもこの方法でできているそうです。 ・乾燥式…天日乾燥なので、その年によってできあがりがちがうのだとか。ジューシーな酸味や複雑な味わい、ベリー系の風味やフローラルの香りが特徴だそうです。水資源の少なめなアフリカのコーヒーがこの加工法で作られているのだそう。たとえばキリマンジャロやモカなど。 コーヒー豆にも発酵させてつくられるものがあるなんて知らなかったな。 そんな話のあとで味わった3種類のコーヒーは、季節限定のブレンドコーヒー。 クリスマスブロンドロースト、クリスマスロースト、クリスマスブレンド エスプレッソローストです。 それぞれ焙煎の仕方がちがうんですよ。 スターバックスには3つの焙煎のレベルがあります。 軽いものから順に、1.ブロンドロースト2.ミディアムロースト3.ダークローストとなります。 豆の色がちがいます。 特にダークローストは豆の表面にオイルが浮いているほど。 これをコーヒープレスでいれていきますが、この方法だとペーパーフィルターなどだと濾されてしまう豆のうまみ成分が入っているコーヒーオイルまで抽出できるのだそうです。 たしかに表面にうっすらとオイル分が浮いています。 自宅にプレスを持っているので、私はこの方法でコーヒーを淹れています。 たしかにコクはあるけれど、すっきりしたコーヒーが飲みたいなと思った時にはハンドドリップで淹れることもあります。 でもコーヒープレスはテクニックいらずで簡単に美味しいコーヒーがのめるのが便利。 温めた容器にコーヒー豆を入れて、適温のお湯を入れて混ぜ、4分待つ。 豆やお湯の温度と量、それさえ守ればOKなんです。 そんなコーヒーに合わせて、フードペアリングも楽しみました。 今回のフードは シュトーレン、クランベリーブースバー、メイプルビスケットです。 何も入れないコーヒーに合わせるんだったらシュトーレンが一押し。 メープルのビスケットはメープルの甘い香りに反してあまり甘くない。 だからミルクとブラウンシュガーを入れたコーヒーといっしょだと合いました。 ちなみにこのミルクと砂糖の黄金比といわれる分量があるそうです。 コーヒーが1リットル(!)に対し、ミルクが0.5リットル、砂糖が50gなんだそうです。 もちろん家ではこんなに大量にはいれられないから、同じ比率で試すと良いね。 それから毎回楽しみなおみやげは… デミタスカップ! それと1杯分のオリガミもいただきました。 2時間のセミナーで、コーヒーのお話も聞けて、コーヒーも色んなのが飲めて、フードもいろいろ食べられて、しかもおみやげまでもらえて楽しいセミナーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.03 09:44:14
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