人・ヒト・ばなし

[起業のヒント] カテゴリの記事

全33件 (33件中 1-33件目)

1

• 

  起業は「誰と一緒にやるか」で決まるよね。

  昨年、ある場所でお話ししたときに、「もし、ある程度の規模での事業展開を考えて起業するのであれば、ひとり起業ではなくビジネスパートナーを見つけて起業したほうがいいです。」と話しました。理由は、ひとりで起業すると、自分なりの仕事の進め方ができてしまうので、そこに人を増やすとなると雇用されたい人を雇うという構造になってしまうため、事業を大きく展開するパートナーとは違ってくるからなんです。私からすれば、あたり前な一般的な事柄と思っていたけど、案外多くの人から質問を受けました。まずはひとりで起業して、そののちパートナーを見つけようと考えている人が多いということなんでしょう。それとともに、「誰とパートナーを組むか」も大事ですよね。互いに得意技が異なり、互いに信頼しあえ、責任と権限については、どちらかが明確に最も強く、それを互いに理解しあえる、そんな人じゃないと難しいです。スタートアップの企業が成功する確率は１％なんて記事もあるけど、結局は人の問題が大きいのではないかな～ところでウチはとっても恵まれています。ありがたいことです。次に求人するときも引き続きよい人に出会いたいな～【めずらしい】ブーンとハナは仲がよくないので、この写真は極めて珍しいです＾＾黒と白 posted by (C)かずめ

  2017.02.26

  コメント(2)

• 

  ベンチャーのいったい何に資金が集まるのか…セラノスの事件より

  WIREDの「ジョブズになり損ねた女」の記事。シリコンバレーのユニコーン企業として一世風靡した（らしい）若き女性のベンチャー起業家が、多額の資金を集めたものの、その実態は、彼女の主張していたようなプロダクトは全くできていないばかりか、単なるアイデアだけのものであることが判明し、化けの川がはがれたようになったというような内容です。読み応えのあります。彼女、エリザベス・ホームズ氏が多額の資金を集められたポイントは以下のような点1.起業に至る魅力的なストーリーがある2.発想が意外性があり、その発想が可能性があると思わせる雰囲気がある3.魅力的な若さ、容姿、態度4.「世界を変える！」というスケール感5.超有名人や政財界の実力者人脈１から４までは、多くのベンチャーや起業家としてはこういう思いでやろうとしていると思います。問題は５。５の要素が加わると、期待値が一気に高まるのかも。でも実際に、プロダクトが未完成のまま、外見ばかりを立派に見せても売上利益があがるわけもなく、ハリボテ状態。ウチもベンチャーです。納得のいく製品ができるまで、資金の問題はかなり大変。いろんな方のご支援で、これまでなんとか乗り切れてきたけど、これからが本番です。セラノスの事件を見て、ハリボテベンチャーにならないように、しっかり事業をやっていこうと気を引き締めました。(C)かずめ

  2016.12.11

  コメント(2)

• 

  私がアドベンチャーを続けるワケ。

  何十年ぶりの寒波がきているそう。明日は自宅でこもって頭の整理のお仕事しましょう。私はなんのために起業しているのだろうと考えることがあります。理由は極めてシンプル。私たちの仕組みや手法、そして開発したサービスで世の中を変えるインパクトを与えたい。その痛快さを味わうためなんです。これは経営者というより、事業家なんでしょうね。自分でもプロデューサー志向が強いと認識しています。オンラインで行動変容を支援する、うちのサービスのhabi+Do!ただいま、ものすごい進化中。ヘルスケア、マーケティング、教育事業分野にものすごいインパクトを与えることができます＾＾ベンチャーではなく「アドベンチャー」といわれても、私たちの開発したサービスがなくてはならない世界になると確信しているので、もう一息ふんばってみます＾＾↓少し前のハナの写真ですが、今日もこんな感じで寝ています＾＾お正月の猫 posted by (C)かずめ

  2016.01.23

  コメント(2)

• 

  夢は言っちゃっていいんです。

  この間、ご縁をいただき、ベンチャー企業のプレゼンの機会にウチもお話させていただきました。実はウチのビジネスの延長戦には、私が20年前からやりたかった壮大なビジネスプランがあるのです。この話を今までしてこなかった、というかする機会がなかったし、どこかでそんなこと、夢物語だと思い込んでいた自分がいるのですが、この際、この夢への挑戦であることを少し真剣に考えてみました。残念ながらプレゼンの時間は5分だったので、私の夢までお話する時間はなかったのですけれど、でもなんとなくピンと来た方もおられたようで、「すごい！」という反応のメッセージをいただきました。そしたら、なんとなく夢が実現しそうな気がしてきました。そうですよね。夢は言っちゃっていいんです。この壮大な夢はまだまだ理解できる人は少ないし、まだ公にする段階ではないので、小出しにしますけれど＾＾でもあきらめたりする必要は全くないということに気が付きました。そんな気づきをいただいたプレゼンの会で機会をいただいたことに、感謝しなくちゃ。【台風が近づいていますね～】身体がだるいし、ぼーっとしています＞＜何とか被害がありませんように。↓これはコロタの少し前の写真ですが、今日もお天気悪いので、こんな感じで寝てばかりです。コロタ posted by (C)かずめ

  2014.10.13

  コメント(3)

• 

  ベンチャー経営者ってタレントではないはず。

  起業したばかりのベンチャーの経営者を登壇させるイベントを目にします。このことは、ベンチャー経営者にとって、自社のサービスを知ってもらうチャンスだし、注目を集める手段としていいと思う。でも、そんなイベントで実績が伴わないのに、もてはやされることで有名人になったような気分で勘違いを起こさないか、ちょっと心配。グノシーの共同代表者が24億円資金調達し、その後、退任したそうだけど、グノシー自体は14億近い赤字とか。。グノシーのビジネスモデルを正確には知らないし、退任の事情もわからないけれど、なんとなくITベンチャーバブルっぽい雰囲気を感じちゃいます。なにせ、オバサンとすれば、ホリエモンや光通信がもてはやされたITベンチャーバブルの嫌な思い出があるのですよ。あの失敗で、横並び主義でリスクを負いたくない日本の金融機関は一斉にベンチャーを信じなくなったから。ただ、その失敗があるから、今のベンチャー起業家はかなりマシとは言われていますけれど、人間っておだてると木に登るから、不安はぬぐえない。それに経営って、そんなふわふわしているものじゃないし、イメージ戦略だけで勝てるものじゃないはず。私も気を引き締めて、まずはしっかり稼げる事業構造をつくらなくちゃ。そう思った日曜日でした。【朝晩は涼しくなりましたね】今日の日中は暑かったけど、朝晩は随分と涼しくなりました。↓ダンナさんの足元にくっついています。２にゃんがくっつくとさすがに暑いようです＾＾ダンナさんの足にくっつく猫 posted by (C)かずめ

  2014.09.07

  コメント(2)

• 

  目先の営業利益にこだわると大きな事業ができなくなる理由。

  人材紹介事業から、新しい価値を提供する事業へと模索を始めた時、株主さんに「石見さんは、損益をきちんと整えようとする人で、出資者としては安心だけれど、これからはそんなことに関わらず価値をつくることに邁進してほしい」と言われました。零細の会社経営しか経験のない私にとっては「？？？」でした。月次、年次の損益を黒字にするのが経営と思い込んでいる私には、『そんなことをしたら、借入れできなくなる』とか『お金が回らない』とか、不安な気持ちが先立ちました。まったく新しい事業を始めるとなると、そもそも月次の目標の立てようもないので、赤字お構いなしで、とりあえず価値創造、新市場創造のことばかり考えて進めようと心に決めました。方向性が見えないときには、とても厳しく辛い日々でしたし、何よりも資金繰りは超ストレスでした。（一応過去形。。きっとまだ続くでしょうが）ようやく、それらが実を結びつつあります。月次の損益にこだわらないで進んでいくと、全く別の世界が見えてきます。なーるほど。です。ビジネスの思考が変わるのです。月次で売上を追いかけ始めると、人力でなんとかしようとするのですが、価値を求めて走り出すと、ビジネスモデルでいかに利益を生むのかを考えるようになるのです。月次の売上利益を経営の基本においている会社の経営者にお会いしました。その経営者は、社員の営業目標の未達に対して苛立ちを感じておられるようでした。売上達成を人力に頼ると、私も同じ思いを持つと思います。私は人力を活かすのは戦略発想、創造性、企画力、構想力で勝負をして、事業が回るような会社にしたいですね。ハナ posted by (C)かずめ

  2013.08.05

  コメント(2)

• 

  起業時のメンバー

  起業時のメンバーが事業の成否を分けると確信しています。今日、起業しようとしている2件の話を聞きました。一件は共同経営を目指していたが、価値観の溝が埋められず、いったん距離をおこうという話になったとか。もう一件は、思うように事業がたちあがらないということで、発起人のメンバーから離脱する人がでたという話。いずれも当事者とすればショックかもしれませんが、どちらも事業を始める前にはっきりできたので良かったと思います。賢明な判断です。だって起業にはいかに売るかというストレスがすごいですから、人間関係がギクシャクすると組織の基本が揺らぎます。心が通う仲間がいてこそ厳しい挑戦ができるもの。起業時のメンバーは結婚相手と同じ。妥協しないほうが絶対にいい。【関西も梅雨明け】ヤッパリな〜 暑すぎ(*^^*)ブーン posted by (C)かずめ

  2013.07.08

  コメント(2)

• 

  アドベンチャー企業は朝令暮改で戦略をつめる＞＜

  ようやっと、新事業の方向性とステップを決めました。ビジネスモデルです。えぇ？ビジネスモデル、なかったの？というご質問がきそうですが、ベンチャーってこんなものだと思います。既存のビジネスモデルで起業するのではなく、新しい事業をしようとすると、最初に立てたプランなど机上でしかありません。実際に始めてみると、いろいろな課題が出てきます。経験上、そこで易きに流れると成長の仕組みにならないことが分かっています。（もうさんざん高い授業料を払ってきましたから＞＜）この１ヶ月は、昨年から始めた事業を見直し、ビジネスモデルをつくることに集中しました。それまでは、朝令暮改の連続で、その都度、鼻先で風を読むような感覚ですが、そろそろビジネスモデルにそった具体的な計画をつらないと、どこ向いて走っているのかわからなくなります。ビジネスモデルは設計図です。これから設計図を具体的な計画に落としていきます。それが今日の自宅仕事＾＾；がんばります～【6月ですね】この1ヶ月は長く感じました～3ヶ月ぐらいに感じましたよ＞＜ブレた写真ですが、ブーンの写真が最近少ないので、アップします～ブーン posted by (C)かずめ

  2012.06.02

  コメント(2)

• 

  夢にちょっとずつ近づく。

  夢の形がだんだんと輪郭が見えてきた。あと、もうちょっと！がんばろーコロタ posted by (C)かずめ

  2011.06.28

  コメント(0)

• 

  子供の頃って、テレビ、見ていましたか？

  近頃、テレビの視聴率が落ちてきた、とかインターネットに取られているとか、よく話題になっていますが、私が子供の頃ってTVはほとんど見なかったです。小学生のときも、中学生のときも、高校生のときも、ラジオばっかりでした。私がしっかり見たTV番組は、NHK大河ドラマ、モンティーパイソン、ソウルトレイン（。。歳、バレる。。）それ以外は記憶にありません。大学生になると、バイトとバンド（バンドしてました）とゼミで、これまたテレビは見てません。それより結婚してからのほうがテレビをよくみています。私より10歳ぐらい年下の人はテレビっ子だったという人が多いです。テレビの視聴率が落ちてきたというのはいつ頃と比較しての話なんだろう。今の若いコたちは、テレビっこ？ラジオっこ？ネットっこ？妙に気になります。【タイガース、やっと勝ち。】何とか勝ちましたねーブラゼルさんのスイングは、これまでのタイガースに見られなかったフルスイングです。どうせダメなら、小細工せずに思い切ってやってみよう、っていうメッセージに受け取っています＾＾Vいもむしコロタ posted by (C)かずめ

  2009.06.17

  コメント(13)

• 起業って簡単じゃない

  さっき聞いた話。ある人が脱サラして人材紹介を始めたそうな。1500万円を投じて、立派なビルを借り内装を整え、３人雇い準備万端で始めたが、求人も求職者も０(・ω・)/その会社の事業計画は、すぐにでも売上が上がる計画だったとか。結局、行き詰まってしまったそうです。起業って形を作るだけではできませんよね。新銀行東京と通じるところがありますね。（京都に向かう電車のなかから。今日は暑いくらい。）

  2008.03.12

  コメント(14)

• 

  起業して失敗しそうな人。。

  脱サラして起業し、うまく行かずに再就職先を探している人の転職相談に乗ることがあります。その方々には、あるところで共通しているところがあります。それらを列挙してみます。・脱サラ前までは、部下が実務を全てやってくれていた・自分にはネットワークがあると思っていたが、全て勤務先の名刺でのみの付き合いの人で、個人的に力になってくれる人は極めて少数だった・事業のアイデアはいいと思っていたが、いざ開業してみるとさほどの利益にならなかった・フランチャイズでやるので失敗は少ないと思っていたどこか椅子に座っているだけ（看板あげるだけで）でなんとかなるんじゃないかという見通しの甘さを感じます。また起業って、最初は自分ですべてやる覚悟じゃないとうまくいかないですよね。ところが失敗する人の中には、最初から部下となるような人を採用したりしている場合があります。起業した人をよく知っていて、その人を心から応援したい人が一緒にするならいいですが、「採用」という観点で起業時に人を抱えてしまうと、価値観の違いに苦しむことになります。起業するときは、最初はすべてやりきる覚悟ではじめないと。。【アルゴンプラズマばんざい！】先週の木曜日、当社の人がアルゴンプラズマによる鼻づまり治療を受けました。勿論、私が効用を大々的に宣伝したためですが＾＾今朝、お医者さんでカサブタを取ってもらい、これまでとはまったく違い、空気が大量に吸えることに大喜び！！これは広めないと、と言っていました。鼻づまりに悩んでいる人、ぜひ耳鼻科に行ってくださいね～おもちゃとコロタです↓

  2007.06.04

  コメント(10)

• 

  女性起業家の廃業数が多いそうですね。。（ニュースより）

  4/21のインターネットニュースで『女性起業者、苦戦　男性の倍、準備不足も　厚労省』（産経新聞）という記事が出ていました。私も女性起業家の端くれとして、この記事はとても残念に思いました。女性経営者の悩みは『起業時、起業後は「資金繰り」が男女とも大きな課題で、特に女性は「経営知識・ノウハウ不足」を挙げた人が多く、起業後の「家事や育児との両立が困難」（６・５％）の多さも特徴的だった。 』ということらしいです。起業ノウハウについては『起業した事業に必要な技能やアイデアは、男性の８割以上が「過去の勤務先での経験」から得ていたが、女性は６割にとどまり、「書籍やインターネット」「起業セミナー」「日常生活での疑問や不満」「趣味・習い事」も多かった。』とありました。この2点だけを拾い上げてみると、女性の起業は「夢や憧れ」の延長でおこなう人が多いのかな。。とも思いました。「育児や家事の負担」を困難を挙げていますが、起業すると責任はお勤めよりも数倍も数十倍も重くことは当然のこと。それでも起業するとなると、パートナーな周囲の人の協力を事前に取り付けておかないと難しいということはわかるはずなんですが。。私は小規模な事業経営は、極めて家庭の経営に近いので、女性には向いていると思っています。でも、「お金を稼ぐ」「うまく投資する」「資金を調達し、運用する」ということに疎い人が多いなと感じることも事実。。同じ女性として、もっともっとがんばってほしいので、憧れだけでなく現実を見据えて起業のアクションを起こしてほしいと思っています。【今週は日記更新があまり出来ません。。】タイガースは。。うーん。。厳しい試合でしたねー。でもまだシーズン序盤。これから立て直していきましょう～さて、今週は、東京出張などもあり、ちょっとドタバタです。日記の更新は出来ない日があります。訪問も遅れぎみかも。出張の間にタイガースのパワーが出てきますように＾＾やんちゃなコロタ↓

  2007.04.23

  コメント(8)

• 

  1円で起業できると言っても。。

  あきんちょーるさんが起業をする際に、資本金の額をどうしようか思案中とのことです。経験者として、私の勝手な考えですがアドバイスをちょこっと。。尚、私は会計の専門家ではありませんので、会計知識は期待しないでくださいね＾＾あくまでも経営するものとしての感想＆アドバイスです。法律の改正により、1円でも株式会社として登記できるようになりました。起業しやすくなったことは大変喜ばしいことです。でも私は1円の株式会社というものに、正直、違和感があります。１つは信用という点。「社長ひとりだけの会社＆自宅が事務所」なら資本金1円でもいいのですが、従業員や事務所費など経費がかかる場合、もし会社が赤字のとき、どうやってその支払いをするのか、不透明です。社長の個人資産が信用の有無なんでしょうけど、支払うお金の原資が読めない会社は不安です。２つめは経営者の自覚という点。1円で創業しても経費は必要です。特に創業して１～2年は資金繰りでもかなりタイトなもの。金融期間からの借り入れなども最初は期待できないので、個人の資金を不足分として会社に貸しだすことになるでしょう。でも資本金が1円だと、起業時は常に個人から貸し出し、入金があれば返金、の繰り返しが想像されます。でも自営業のような形式で1円出資者が自分の場合、お金の管理が甘くなるように思うのです。やはり最低限、まとまった資金を資本として入れて、その資金を運用して経営をするという考えを最初につけておくことが大事だと思います。。。起業をするには、専門的な会計の知識や商法に関する専門知識が必要です。このようなことは税理士さんに相談しながら進めたほうがいいと思います。ちなみに私の経験ですが、私は起業時にお世話になった税理士さんから、法人成り後、すぐに税理士さんを変えました。最初の税理士さんは女性で、テキパキとした方でした。当時26歳の何も知らない私が社長だったためその女性税理士さんは不安だったのでしょう。テキパキと「これはこうしてください」「これはこうするものです」という指示口調で捌いてくださいました。でも、それでは私は言われたとおりにしかすることが出来ません。何の会計知識のない私には「なぜ、これはこうしないといけないのか」「もしかすると他にも選択肢があるのかも知れない」「この方法を指示した理由はなにか」という疑問がぐるぐると頭の中で回っています。で、女性税理士さんにその点の改善をお願いしたのですが、その後の対応に変化はありませんでした。で、知人に相談して今の税理士さんになりました。最初に今の税理士さんにお会いしたときに「私は全く知らないので、まず、先生から『こんな方法、こんな考えがある。それぞれにメリット、デメリットは○○が考えられる。どうしたいか』と選択肢を提示してください。そして決断はあくまでも私にさせてください。」とお願いしました。今の税理士さんはその条件を快く受け入れてくださって、お付き合いはもう20年になります。起業の際には悩むより、ちゃんと相談できる専門家を選んで相談することだと思いますよ。【おとうにゃんのお腹。。】ブーンがダンナさんのお腹を枕にして寝ています。いいクッションでしょ＾＾

  2007.04.06

  コメント(12)

• 

  <昨日の続き>下請けとアウトソーシングビジネスの違い。。

  昨日の日記の続編です。下請けビジネスモデルとアウトソーシングビジネスとの決定的は違いは“営業力”です。下請けビジネスのほとんどの会社は独自の営業力が乏しい場合が多いです。なので、発注元の営業力に依存しています。なので営業力で売上を上げるというより、受注量の増加で売上をあげる方法を取っています。アウトソーシング会社は自社のサービスメニューを携えて新規顧客の開拓をし、常に自社の営業力で拡大を図ろうとします。受注量を増やすだけならば、取扱メニューを限定せず、幅広い業務がこなせるようになる必要があります。営業力で拡大しようとした場合、できるだけメニューを絞り込み、顧客が発注しやすいように商品を単純化する必要があります。起業の際には「営業」についてきちんとイメージを持つことも重要です。【ブーンは美味しいニオイには敏感です。。】日曜日のことです。とても美味しいイチゴ大福を食べようとしたら、今まで寝ていたブーンが起きてきて、「そのニオイを嗅がせてくださいにゃー」とやってきました。勿論、くんくんにおって口まわりを舌でペロペロ。甘いもの好きなんです。でもにおうだけで決して舐めないのは賢いです。

  2007.01.24

  コメント(6)

• 

  下請けとアウトソーシングビジネスの違い。。

  「あるある大辞典２」の納豆ダイエット効果捏造問題で、テレビ局の丸投げ体質が浮かび上がる。。ぽんぽんと制作会社の下請けに丸投げし、きちんと管理できていなかったのではないか。。下請けとアウトソーシングビジネスは私から見れば全く違うビジネススタイルだ。アウトソーシングは会社のある機能を専門としている会社が受託することだ。専門分野や専門の能力を有する会社がアウトソーシングビジネスで、その請け負った職務には社会的に責任を問われると思う。下請けとは、ある仕事の部分を請け負う。一見、アウトソーシングと同じようだが、仕事の機能を丸ごと請け負うのではなく、仕事のパーツ（部分）の外注というイメージだ。下請けの場合、何か問題があれば、発注元が社会的責任を一身にうけることが多い。アウトソーシングビジネスの場合、専門能力を高めることで存在価値を高めていく。それに対し下請けの場合はパーツの請負なので、『安い・使いやすい・都合がいい』が生き残る策となる。そんなに都合のいいことばかりでは下請け会社はたまらないので、徐々に発注元の仕事内容を全て受託できるような能力をつけることで、売上を伸ばすことを始める。そのうちに丸投げが始まって、下請けは安価な費用で、仕事を丸抱えし、発注元はその仕事に直接関与せず、金銭のみ取り込むようになる。。テレビ番組のようなソフト制作だけでなく、機器類や日用品などの形あるものも、サービス業にいたっても、多くの外注企業で成り立っている。起業する際には、自分の会社がアウトソーシングなのか、下請けなのかを見極めて立ち上げないと、始めてしまってからの軌道修正は難しい。。【今日はマシ。。】皆さんにご心配をおかけした喉の調子、今日はマシです。私の場合、喉というより、辛いのは喉のアレルギーが引き起こす胸の痛み。。昨日、きちんと飲んだ筋肉のこわばりを取る薬が効いているようです。この薬が特効薬になりますように。。ひそひそ話しています。何の相談をしているのでしょうか。。

  2007.01.23

  コメント(14)

• 

  商売のタネの見つけ方。。

  私がビジネスモデルをつくるときに大事にしていること。１）社会のしくみの中で、当然必要となる機能を有するか２）この機能（商品）を利用する客はイメージできるか３）客がこの機能（商品）に対して支払う単価はいかほどか４）このビジネスモデルを実施する上でのリスクはイメージできるかいろんなビジネスアイデアが出てくると、まずはこの４つについて考えてみます。この４つがきちんとつながって考えられたら、ちょっと本気になって電卓たたいてみたりします＾＾でも、今のところ、新しい事業には進むことはできませんね～頭の体操ばかりしてます＾＾これがもっとも楽しいのでしょうが。。【昨日のコロタの夢は。。】北猫さんが、コロタが年賀状を咥えて持ってきた夢は吉兆だと言ってくださいました＾＾今日は宝くじを買うべきか＾＾そうそう。共著で書いた本『なぜあの人は「イキイキ」としているのか』（プレジデント社）がアマゾンで告知されました。楽天ブックスに出たら、大々的に宣伝します

  2006.11.24

  コメント(8)

• 

  【起業のカタチ】先生型・受注型・営業型・技術開発型

  私の周りでも起業をしたり、独立をしたりする人が多い。起業がある程度順調な会社は、組織の目的と組織の形があっているように感じる。小さな会社としてスタートをするには、事業内容や方向性などとともに、創業する経営者の「お金の儲け方」のパターンを考えた組織づくりをする必要がある。「お金の儲け方」には大きく分けて、次の４つだ。自分が独立して、どうやって稼ぐのかをシミュレーションをしてみると、よくわかる。1)「先生型」先生型とは、自らが講師などになって収入を得る仕組みだ。要するに商品は自分自身。この場合は事業ドメインというより、創業者の志向によるものが多い。これを志向する人は独立起業の目的が、稼ぎたいというより有名になりたいという欲求の人のほうが多い。2)「受注型」顧客が不得手としたり、内製化するより外注したほうが良かったり、という業務を引き受けて生業とする方法。起業して比較的すぐに売上をあげることは可能だが、限られた顧客への依存度が高くなり、顧客の発注量に応えるべく、人件費や設備費などの固定経費も上がってしまいがち。3)「営業型」自らの営業力で「売る」、または仕組みとして「稼ぐ」ことを事業内容の中心に据える仕組みだ。この場合、商品となるものをどう発掘し、どう売っていくかというマーケティング力と組織経営能力が求められる。「稼ぐ」ことに対する興味の強い人が志向する傾向にある。4)「研究開発型」「こんな技術はきっと役にたつ」「こんなモノは売れるかも」「あんなことができれば楽しい」など、自らのアイデアを形にして世に問いたいという人が志向する。アイデアや開発能力もさることながら、資金力や組織運営能力も求められる。以上で考えると初期投資が少なく、起業しやすいのは1）先生型と2)受注型。リスクは高いが、成功するとリターンも大きいのは3)営業型と4)研究開発型。おのずと起業時の組織形態も資金も方法も異なる。起業を成功させるなら、創業者は自分に向いた方法を素直に選ぶことだろう。無理に自分の形以外のことをしたら、失敗の確率はあがる。なぜなら私も含め、多くの事例がそれを証明しているから。【しがみついてます。。】ブーン、お願いだから、ソファに爪たてないで～このソファ、めちゃ高いんだからぁ。。このソファの会社、日本から撤退してしまったので、張替えにはびっくりするほど高い。。と言われているだから。。はぁ。。　　　

  2006.10.17

  コメント(10)

• 

  ビジネスって、結局は継続と結果なんですよね。

  昔、私の知人で大変アイデアマンがいた。彼は次々と新しいビジネスを思いつき、彼のビジネスアイデアに興味を持った人たちが、資金を提供したり、新規事業としてそのアイデアを取り入れたりしていた。でも、私の知る限り、彼の提案したビジネスで、何一つとして成功したものはない。。時々、あのときに彼が言っていたビジネスはどの後どうなったかを他の知人に尋ねるが、ほとんどは立ち消えになっていたり、続いていても、成功というには程遠い小商いにしかなっていない。なぜ続かないかについて、詳しく理由を聞いたわけではないが、なんとなく彼の行動パターンから類推するに、ビジネスアイデアとしては面白いが、それを運営していくための地道な仕組みづくりや組織運営に問題があるのだろう。この事実から学ばないといけないのは、ベンチャーキャピタルが資金を提供したり、新規上場の基準となる「ビジネスの新規性」という言葉に惑わされてはいけないということだ。ビジネスの新規性は確かに重要なことだが、アイデアだけではビジネスにはなりえない。いかに、利益を生む仕組みをそのビジネスモデルに埋め込み、そしてその仕組みを運用するのに必要な人的能力、組織づくり、組織をまとめるリーダーシップがないと事業そのものが継続不可なのだ。しかも、新規ビジネスほど、リスクが高いため、安定した利益を得るまで、我慢をしながらノウハウを構築していかなければならない。でも彼のようなアイデアマンは、面白いビジネスアイデアを思いついた途端、頭の中のそろばんは儲けを弾きだす。そしてそんなに簡単に儲からないとなれば、次にもっと面白いビジネスはないかと思い始める。私は儲かるビジネスとは、突拍子もないことではなく、既存のビジネスモデルの中で、ちょっとした創意工夫が最も大事だと思う。その「ちょっとしたこと」が「ビジネスの新規性」にあたるのだと思っている。そして何よりもビジネスとしての成長性、継続性が大事だと思う。【こら！タイガース！】昨日の試合。。久々ひどい試合でしたね～初回の大量点は気分が緩んでしまうものなのかも知れません。暑い中、ロードで連戦つづきなのはご苦労なことですけど、ドラさんを一応追いかけているんでしたら、あんなに緩んだゲームはいけませんーー今日はどうなるのでしょ。ところでさっきからブーンがよく鳴きます。。呼ばないでこっちにくればいいのに。。

  2006.08.19

  コメント(8)

• 

  ピザ屋さんがサイドメニューに力を入れだすと。。

  昔から言われていることだが、ピザ屋さんがサイドメニューに力を入れだすと、業績はますます悪くなるという。この話は、少ない人員でビジネスをする際のいい警鐘だと思う。サイドメニューに力を入れだすのは、勿論、ピザが売れないから何とか細かく売上を上げようとする策なのだろうが、大抵、ここで失敗する。サイドメニューを充実させようとすると、材料費、調理費、管理費が余分に必要となり、手間のかかる。その分、メイン商品のピザがますます不味くなる。。結局、一時的には単価アップしても、ピザ屋の看板揚げてる限りはピザで勝負しないとやがては客離れを起こすのだ。で、なんで私がこの話をするのかと言いますと。。先日、あるキャリア関係の仕事をしている人と名刺交換した際、紹介業の専業だと聞いて、随分と驚いておられた。彼の知る限り、ウチのような少人数の独立系の紹介会社は大抵、研修の講師やら、人事コンサルティングやらをやっていることが多いそうだ。私にすれば、紹介業がウチのピザなのだから、紹介会社の看板を揚げてる限りは美味しいピザを最優先にするのが当然だ。現に副業をせっせとしている紹介会社さんは紹介ビジネスではあまりうまく行っていないところが多い。副業のほうが稼ぎがよければ、紹介業をやめて副業に専念すればいいのに、「人事コンサルティング」の看板につけかえれないのは、自信がない＝中途半端なんだろう。こういう場合は絶対、失敗するしかし紹介業専業だけでなく、人事コンサル業などと併用しても成功する場合もある。この場合は部門を別にし、担当を確実に分け、それぞれに業績目標をつくり、きちんと評価していく場合だ。これであれば、それぞれが自分の仕事をピザと考えて、責任を持って仕事ができる。結局、少ない人数であれやこれやに手を出すことは、結果が出てないことからの逃げでしかならない。まずは本業最優先でビジネスを組立ないと。。【今日は甲子園観戦です！】昨日はすごい大逆転劇のタイガース！打線の調子はますます良くなってますね。今日は甲子園観戦です＾＾良い天気でサイコー！良い子で待っててね、コロタ。

  2006.04.28

  コメント(10)

• 

  うまくいくネタ、失敗するネタ。。

  事業をしていると、いろんなところから儲け話っぽいものが舞い込んでくるものだ。例えば、倒産した会社が商品の捌き先を求めてるとか、ある国の会社が日本で代理店を求めているという雲を掴むような話とか、○○へ△△を売り込めばいいのでは、という提案をもらったりとか。。このような話が出たときに、経営者のタイプは真っ二つに分かれる。興味持ってやってみようとするタイプと、私みたいに慎重なタイプと。。どっちがいいか、悪いかということでもなく、どちらのタイプにもリスクはある。ただ、ネタの選択のしかたにはある程度、成功の法則があるように思う。ネタをチェックするには、１）儲ける仕組みが短期間で作れるか２）顧客または経営資源（特に人材）が転用できるか３）リスクの限界（撤退した場合を含む）が予測できるか４）新しい事業の責任者を自分（経営者）が引き受ける心積もりができるか以上の４つをあてはめて考えてみること。特に4番目の「新しい事業の責任者を自分（経営者）が引き受ける心積もりができるか」は大事。よくベンチャー企業や中小企業では、責任者を割り付けるのはいいが、うまく行かなかったときに自分の立てた責任者に全責任を押し付けてしまうことが多い。。それと、「取らぬタヌキの皮算用」でムフフ笑いで飛びつく場合も失敗する。。きっと読みが自分の都合のいい風に考えて読みが甘くなるんでしょうね。で、私。。あんまり慎重すぎるもの考えもの。。う～ん、どうしましょうかねぇぇ。。【ブーンです。。】がっちりした体格してます＾＾抱っこするとずっしり。。重いです。（抱っこは嫌いなんですが。。）

  2006.04.20

  コメント(6)

• 

  これからのビジネスのキーワードは「プライド」。。

  WBCでイチローをはじめ多くの選手たちが口にした「プライド」。。どうもこれがここ数年のビジネスのキーワードのような気がする。「勝ち組/負け組」の二極化から、マーケティングのターゲットは上流向けの高級商品、下流向けに低価格商品とはっきり分かれた戦略になってくるという。三浦展さんの下流社会によると、上流か下流かは教育歴の差に比例しつつあり、総じてインテリジェンス度が高いそうだ。そうであると上流向けのマーケットは、単に高価なものではなく、インテリジェンス層が好む「社会貢献」とか、「より高い意識を持って取り組む」というような姿勢が商品やそれを提供する企業にないといけないだろう。「プライド」。。絶対今年のキーワードだと思う＾＾P.S.ちなみに下流が大事にしたいのは「自分らしさ」「個性」「人間関係」だそう。「自分らしく生きる」とか「個性を大事に」という言葉に逃げ込んで自分をより高みに向かわせようとしない結果かも知れない、と三宅さんは指摘していました。この話題は面白いので、また今度日記にあげます。【猫草が一斉に大きくなりました。】やっぱり春ですね。猫草の生長度合いが違います。コロタは草食かと思うぐらい猫草が好き。一所懸命食べてます。↓

  2006.03.24

  コメント(8)

• 

  ある程度、起業で成功している人。

  転職相談の中には、近い将来、自分で起業したいという夢を持っている人が時折相談にくる。そんなとき、私は起業の「人」「モノ」「金」について持論を語る。そして起業するためにこれから何を身につけたらいいかについてよく理解してもらうように促す。「起業の人･モノ・金」の「人」とは「人脈」だ。有力な顧客や支援者になって貰えそうな人脈を持っているか。また、自分と一緒にリスク覚悟で働いてくれそうな人がいるか。この２つの人脈がなければ、起業しても自営の域を出ず、常に翌月の売上利益や資金繰りの心配に苛まされる事業レベルにしかならない。次に「モノ」であるが、これは事業ドメインのことである。要するに「何がしたいか、何で稼ぐ」のかが決まらないままスタートすると、結局、何でも屋になってしまう。起業時にあらゆることに手を出す余裕はない。まさしく集中と選択。もっと言えば、自分の得意分野に絞りきるぐらいの集中をしないと絶対うまくいかない。起業するのに事業ドメインなく起業できるのか？という疑問を持つ人もいるだろうが、私の見る限り、かなり多い。起業時に事業のドメインを設定しているが、現実に出来ることや、具体的な「稼ぐ仕組み」を考えず、「やりたいこと」ばかりを羅列して起業した場合、すぐに何でも屋になってしまい。「事業ドメインがない」状態に陥るのだ。そんな人はほんとに多い。最後は「金」。勿論、潤沢な資金があるに越したことは無いが、お金はなくとも、お金が流通する仕組みやお金を集める仕組みについて敏感でないと到底経営は成り立たない。これらが備わってこそ、ある程度、起業は成功する。ただ、私が最も言いたいのは「モノ」「金」は学習したり、よく考察することで補えるが、「人」はそんなに簡単じゃない。特に起業時にリスク覚悟で一緒に働いてくれる人を見つけられるかについては、習えるものではない。起業を志す人は、人を引き付ける魅力が求められるということだろう。これが見つからない限り、起業については慎重であったほうがいい。【猫ちゃんの存在に感謝】ケンジャさんちのピータロ君が亡くなりました。安らかに眠るピータロ君を見て、胸がいっぱいになりました。ウチのコたちにも切ない気持ちになっちゃいました。いつもありがとう。健康でいてね。

  2006.02.16

  コメント(8)

• 

  『不知を許さず』。。ホリエモン、これって知ってた？

  ついにホリエモン逮捕されました。今日の日記はやっぱりこの事を書いてしまいます。逮捕されたライブドア幹部は「悪いことはした覚えがない」と言っているようですが、本人たちの意識からすれば、ある意味そう思い込んでいるのかも知れないですね～。ホリエモン側の頭になって考えてみると、『多少違法といわれるかもしれないけど、それで株価が上がって、株主が喜ぶからいいじゃん』『自分たちが株式分割を積極的にやったことで市場が活況になったワケだし』『そもそも自分たちの行為や存在をマスコミや政界・財界だって認めてるんだから』『自分たちは株主や日本経済のためにがんばっているし、その貢献に対して少しばかりの情報操作なんてきっとたいしたこと無いよ』というような感じかしら。でも法律って「不知を許さず」なんですよ。合法と違法のギリギリをついて本人は例え合法と思い込んでいても明らかな違法行為があった場合、経営者は「知らなかった」ではすみません。でもまぁ、法律云々というより、モラルなんですけどねぇぇ。ホリエモンたち、若いからイケイケでダークサイドに突っ込んじゃったんでしょうけど、彼らの暴走を諌めず、反対に祭り上げた大人たちにはやはり猛省していただきたいものです。。モラルって先輩たちから受け継ぐ価値観だと思います。年のいった先輩の方々は若者たちに嫌われることを怖れず、倫理感をしっかり伝えていかねば、と自戒した次第です。【コロタの大好物】猫草大好きのコロタですが、寒いため、あまり育ちません。。もう少し育つのを待って食べたらいいけど、柔らかい若葉が好きなのでもう食べてしまいます。

  2006.01.24

  コメント(4)

• 

  大阪的ケチ経営礼賛の話。

  私の友人の2世経営者の中には、社長なのに飲み会のタクシー代が経費で落とせない会社が結構多い。どうも社訓で、社長を含む全従業員に一部の事例をのぞいてタクシー代は認めないと決められているそうだ。ようするにケチ礼賛。なんと大阪らしい。。自分が社長になって、会社を引き継いでも社訓を真面目に守っているのが面白い。このケチ経営のもたらすものはなんだろう。私は、単に“お金がもったいない”ということではなく、社員の教育とか労使の信頼感醸成につながるような気がする。社員には経費管理をうるさく言って、経営者がドボドボ使っていたら、労使には信頼感なんてなかなかできない。経営者自らがお金の大切さを示さないといけないということなんだろう。今朝の日経新聞にトヨタ自動車の奥田会長が、『我々民間企業が日本的経営の根幹である「人間尊重」と「長期的視野に立った経営」の理念を堅持してきたから』長期の景気低迷を乗り切れたという話が載っていた。『社員を首切りするなら経営者が切腹せよ』という発言をかつてしていた奥田会長。信頼感を高め、ロイヤルティーを高めることで組織の強みが引き出せると考えておられるのだろう。当社の監査役の神戸大加護野先生も「日本的経営の良さは労使の信頼感」とコメントをされていた。意味あるケチはいろいろと効果的なんですよね。【明日は雨みたい。。】今日は久しぶりに1日中、どんより。。明日は土曜日だけど、ちょっぴり仕事だし。。

  2006.01.13

  コメント(6)

• 

  チーム力か、個人技か！？

  チームの総合力か、個人技重視か、ビジネスでもスポーツの世界でも、よく話題になることです。例えばプロ野球を例に出すと今年までの巨人は個人の戦力値の高い人を集めていましたし、ロッテはチームの総合力を重視した起用法でした。。。と書くと、いかにもチーム力を重視したほうがいいみたいに見えますが。。^^;)でも優れた個人技の人を配置することで、チーム内に目標や手本となる存在が生まれ、チームの推進力になることも往々にしてあるので、一概に個人技重視を否定することは出来ません。要するにどちらの方法と選択するかはそのときの環境が大きく影響しますし、一旦、方法を選択したならば、その目的に沿ったチームマネジメントの戦略に一貫性がみられるかが大事なんだと思います。もし人材の能力にかなりバラつきがある場合は、個人技重視のほうが育成の目標を立てやすいのではないかと思います。また優れた個人の働きが、他者の能力をカバーできる可能性もあります。人材の能力がある程度均質化されている場合は、チームの総合力重視です。チームとしての結果を求めることで、チーム内の競争心理を高めつつ、全体としての結果を出す方法です。今年のロッテはこの方法が見事に当たりました。ところで、私がいろんな企業と接する中で感じていることは、上記と反対の方法をとっている場合がおおいのではないか、という点です。人材の個別の能力に差があるところでは、何とか皆の能力を均質化しようとすることにパワーが割かれてしまっていたり、チーム内の能力が均質化しているところは反対に個人技を強化しようとしたり。。これだとできる人はつまらなくなるのではないでしょうか。。巨人の場合も、個人の能力が高い人ばかりを集めた結果、ある一定レベルで能力が均質化してしまっていたのに、戦略がチーム力優先ではなく、個人技に頼っていたところが失敗につながったという見方ができます。。そういう点でこれまでの巨人は戦略の失敗といえると思います。戦略には、環境要因を考えたいものですね！【はにかみ屋さんのブーン】ブーンはいつもそぉっと覗くようにこちらを見ます。。はみかみ屋さんです。最近、また一回り大きくなったような。。ダイエット系のお食事でも間に合いません。なぜるとポヨポヨして気持ちいいんですけどね。

  2005.11.15

  コメント(4)

• 

  BtoCのビジネスは資金力が勝負だと思います。。

  私は個人を顧客とするようなビジネスはしたことがありません。今の仕事＝人材紹介は個人の方の転職相談に乗るので、ビジネスモデルの1/3ぐらいは個人を対象としていると言えるのかも知れませんが、個人から代金を頂戴していないので、やっぱりBtoBのビジネスです。紹介業を始める際に、個人向けカウンセリングやセミナーをもっと大々的に行なって、個人の方からお金をいただく仕組みはどうか、という提案もありましたが、本気で儲かるまでの仕組みを作ろうとすると、初期投資に相当かかると思ったので、辞めました。個人の方を対象としたサービスは、やはり認知力アップと信用いただけるサポート体制づくりが先にないと勝負になりません。また個人の方が利用しやすい単価を設定するということは、量に対応できなければいけません。これだけの仕組みを作り、運用しても、勝ち負けは微妙です。。何しろ、移ろいやすい個人の心を捉えないといけないのですから。。そう考えると、下請けや専門分野のアウトソーシングなどの受注ビジネスは起業としては比較的手堅いのでしょう。自分の才覚で勝負がしやすいワケですから。。でも。。起業の醍醐味はBtoCですよね～。。難しいけど、挑戦したいところでもあります。。ア、アカン。。事業のムシがうずうずし出した。。手堅く、手堅く行かないと。。（自戒。。）【ウチの猫の運動会】最近、少し涼しくなってきたみたいで（私たちは暑いですけど）、猫ちゃんたちは朝晩、大運動会！コルク材の床に爪を引っ掛けてカーブを曲がるので、床もボロボロ。。元気なのはいいんですけどね。。写真、なくてゴメンナサイ。以前の写真をつけておきます。

  2005.09.21

  コメント(8)

• 小規模な請負型（受注型）ビジネスを成功させるには。

  ここでいう「請負型ビジネス」は、軽作業の請負ビジネスの話ではありません。ある意味、そのような業態も含むのかも知れませんが、受注型のビジネスです。要するに“下請け”や“業務のアウトソーシング”の業態なので、中小企業のほとんどのビジネスモデルを指しています。このようなビジネス形態では、受注量を増加させようとすると人的投資が増大します。少し、景気が良くなってきていますので、発注に耐えれるように人を増やそうとする動きがあります。紹介会社の我々とすると、歓迎すべき状況ですが、ただこの機に乗じて闇雲に人員を増やす策にはどうも不安を覚えるときがあります。その会社のビジネスモデルが市場に対してイニシアチブを持てるのであれば、いいのですが、下請け的なビジネスモデルの場合、好不況の波に影響を受けやすく、好調期に採用した人員が不況下では経営を圧迫しかねません。景気は必ず上下します。そう考えると、今が攻め時と一気に人員増加するのであれば、その段階で次の不況に備えた展開を考えておく必要があります。不況になればリストラでは、それはさびしい経営。。採用した人材を育成し、不況に負けない経営体質を作っていくことが大切。。結局、危機をチャンスに変えることができた会社が維持発展できているのだと思います。もし、ただ将来展望に無策で、『人さえ増やせば。。』と思っての増員を考えておられるのであれば、辞めたほうがいいです。その代わり、少ない人数で高付加価値のビジネスを展開したほうが、安定します。小さい会社は経営資源がどうしても乏しいので、小さい会社の戦略には「人材」が大変、大きい問題です。我々紹介会社も、小さな会社に人材を紹介する際に、戦略まで考えて、フィットする人を紹介したいものです。【最近。。】仕事がマジで忙しくなってきました。。日記の更新も暫くまばらになっちゃうかも。。皆さんの日記への訪問も当分あまりちゃんと出来ません。。当社の後半戦スタートダッシュ中なので、お許しくださいませ。お詫びにコロタの写真をどうぞ。

  2005.09.06

  コメント(12)

• 優秀な経営者は“お金の使い方が上手な人”だと思う。。

  経営者の良し悪しって、ずばりお金の使い方が上手いかどうか、だと思う。。お金を何に投資して、富を得る源泉にできるか。。これが経営者の手腕だろう。例えば戦国時代でも、功を立てた武将に領地をどう分配するか、どう処遇するかということに長けていたかどうかで、統領としての資質が決まる。勿論、人事的なことだけでなく、街づくりや課税の仕方、交易など、様々な事業を推進するための投資をどれだけうまくやれるかで、自国の力を高めることが出来てこそ、経営者なのだ。単に戦いに強いだけでは、決して経営ではない。。ところが個人経営に近いような中小企業の経営者は、往々にして、経営の手腕は「お金儲けの能力」と思い込んでいる。勿論、お金を使うのも「儲ける」ためではあるが、「儲ける」ことに主眼を置くと、うまく使えない。儲けたのは自分の力と思ってしまうと、投資が会社のためというより、自分のための投資になってしまいがちだ。少し景気が良くなってきつつある。お金の回りもこれから改善されてくるだろう。こんなときほど、私たち中小企業の経営者は自分たちの使命が「お金の上手な使い方」にあることを自覚しておかなければならない。。（私も自分で稼ぐほうが楽なタイプなんで、これを書いて気を引き締めます！）↓この写真は以前のものだけど、ブーンのかわいい表情がよく出ています＾＾

  2005.08.04

  コメント(8)

• 貴乃花親方のサポート制度に関して思うこと。。（顧客づくりに関して）

  今朝のワイドショーの聞きかじりなので、正確にはつかめてないが、ちょっと感じたことを一言。。貴乃花親方はこれまでのタニマチといった限られた後援会組織ではなく、広くファン層を広げたいと、サポーター制度を行っているそうだ。これまでの後援会にあたる人を「スペシャルサポーター」。女性限定のサポーターや子供のサポーターなど。発想は面白いし、これまでの慣習に挑戦するという姿勢は評価できるかも知れない。ただ、これによって、新弟子になるような人材の情報が集まりにくくなったり、思ったほどサポーター数が伸びずに、経営的には厳しいという話も出ているそうだ。新弟子候補の情報は後援会が力を貸してくれる要素が強いがその関係性が希薄になっているからだそうだ。この話を聞いて、相撲部屋の経営を考える上で、戦略に少し無理があるのかなとも感じた。相撲部屋のタニマチになるという人の特性を分析すると、「特別な存在」でいたい人なんだと思う。お金も時間も興味も一所懸命、相撲に割く代わりに、お相撲さんたちから「特別な人」という扱いを受けることがタニマチの報酬なのだ。だから、いくらスペシャルサポーターと言われても、お金さえ出せば誰でも会員になれるような仕組みでは、特別性は薄れてくる。能をビジネスとして成功させるには、というお手伝いを少しだけしているが、これもなんとなく似たようなところがあるように思う。タニマチみたいな人をまずは囲いこんで支援の基盤を作ってから、スターを作って売り出すみたいな方法で一般に普及させるのがいいと私は思っている。貴乃花部屋の場合、まずは後援会をしっかりと囲い込み、後援会のほうから、ファン開拓をやってもらうように持ちかけて、後援会主体でサポーター制度を実施するほうが絶対うまく行く。この場合だと、後援会が常に「特別な」存在でいられるからだ。相撲も能も宝塚歌劇も、共通性あるよね。勿論、イッキに一般化できるほうが健全な組織をつくりやすいと思うけど、そのためにはかなりパワーをかける必要があるし、一般大衆が飽きないように、話題づくりを欠かさないようにしなければならない。情でつながっているタニマチのほうが何かと力になってくれることが多いだろう。（付き合いが面倒ということも理解できますが。。）結局、単に「良い・悪い」で戦略を決めないで、まずはしっかりとシミュレーションをしてみないと難しい。顧客づくりは一旦失敗すると、なかなか戻ってきてくれないものなので、なおさらのことだ。

  2005.06.22

  コメント(6)

• 実業をする人は“先生”になっちゃいけません。。

  私のような人材紹介の仕事をしていると、時々「キャリアに関する仕事がしたいので、人材紹介業をしたい。」という人が相談に来られます。そういう人の大半が「教育」とか「指導」に関わりたいという要望の人が多いです。私はそういう思いの人には、「私たちの紹介業はマッチングビジネスで、決して指導とか育成という仕事ではありません。」と説明しています。勿論、転職相談というプロセスにおいて、求職者に対して何らかの指導的立場になる場合もありますが、これは本意ではないし、私たちはこのことで「先生になった」と勘違いしてはいけないと思ってます。私たちはマッチングビジネスという実業をしているのです。「人材」という商品を流通させることによって、利益を得ているのです。私たちの商売は、求職者にマッチングのための必要な「情報を伝える」のが仕事です。しかし、残念ながら、「転職のご指導をする」という応対をしている人がいます。この勘違いは、自分たちのやらなければいけないことが出来ていないのに、自己満足で終始してしまう可能性があるし、我々紹介業に期待して、転職相談にこられている人の中には、このような対応は失礼と感じる人もいるはず。自分たちに期待されている役割を理解すると、決して“先生”であってはならないのです。私は「実業をする人は“先生”になっちゃいけない」ということにとっても拘っています。私のビジネスに対する考えは、もし、教育や指導が事業のドメインであれば、その教育や指導で対価を得なければいけません。マッチングビジネスはマッチングして、ナンボなんですからその点、頭の切り替えが出来ていないと、おかしなことになります。これは何も人材紹介の仕事だけではありません。例えば経営コンサルタントをしている人が、「実はオフィス家具もウチで販売しますよ。」と顧問先に話したら、急に胡散臭く感じませんか？また反対に、オフィス家具売ってた会社の社長が、「当社の従業員教育は素晴らしいから、お宅の会社でも教育しましょう。」といって教育営業はじめたら、これも胡散臭いと感じるのじゃないかな。（会社や事業部を分けるなど、全く違う組織であればいいけどね。）起業を考えている人は、自分の商売は何でお金を得るか、しっかりプランニングしてはじめましょう。経験者からのアドバイスです。******************************“石見”姓の情報を探しています！おかげさまで少しづつ集まってきました。理由は2005年3月26日の日記をご覧ください

  2005.06.10

  コメント(6)

• 共同経営って難しい。。いい運営方法はあるか？

  私、正直言って共同経営には懲りてます。一緒に始めた仲間それぞれが「割が合わない」って感じるからです。例えば共同経営なので全員ほぼフラットな関係ですが、代表取締役を決めなければいけません。私の経験や身近な失敗例もあわせて見てみると、ほとんどが代表を決めるとき、いい加減です。大抵がその事業の言いだしっぺがなることが多い。根底には「役割も責任も平等だから」という心理が働いているためです。しかし！実際、事業を始めてみると、代表には他の共同経営者とは雲泥の差の情報が集まるのです。肩書きには代表は代表取締役、共同経営者は大抵、取締役です。でもその差はすごいもんです。肩書きの威力ですかねぇ。そうすると、最初は権限も責任も全て平等と思っていた人たちの中で、「ワリが合わない」という不満が出てきます。共同経営の自分たちがいくらがんばっても、表に出るのは代表権を持つ人だし、手柄を独り占めされたような意識が芽生えます。「なんだ。これではワリが合わない」一方、代表になった人は、平等とはいえ、借り入れは代表者保証人にならないといけない、資金繰りの責任はある、なのに平等という最初の取り決めのため、自分の方針を強く打ち出すことができない。自分で決めたことをやって失敗した借金は、背負う覚悟があっても、みんな好き勝手にやって、その結果責任だけを負うというのは「ワリが合わない」となる。特にベンチャー企業などで一発やってやろう、という鼻息の荒い人の集まりほど、こういった傾向が見られます。（昨年、知人の会社でも同様なことが勃発し、取締役が辞めたと聞きました。）やはり組織がある程度、固まるまでは、権限と責任を一致させているほうがいいというのが体験から感じた持論です。こんな難しい共同経営をやる人が、最近また増えてきたように感じます。みんな小さな会社なので、それぞれの顧客、ノウハウ、人脈、専門性を持ち寄ってやろうというのです。確かに、小さい会社の共同経営のよさはあります。小さな会社で社長に権限を集中させると、事業の展開のスピードが鈍るし、何よりも人材採用が難しい。共同経営で、それなりのキャリアの人が集えば、事業展開においても、人材の確保においても絶対的に有利です。共同経営で起業しようとされている人は、最初に役割と責任と報酬の分配ルール、また資金繰りの責任に対するルールまで完璧に議論し、大人の集団でスタートされることをお勧めします。起業の際は、お金の話より、皆、夢を語りたがります。夢は大いに結構ですが、ピンチのときのお金の算段も役割に応じた配分をしておかないと、夢は悪夢になっちゃいます。共同経営の場合、まずは充分な自己資金でやるのが無難です。

  2005.01.23

  コメント(13)

• 「お客は何を買ってくれますか？」

  人材紹介業をしていると、自分も独立してやってみたいという人とよく出会う。また実際に始めるので、アドバイス欲しいとおっしゃる方もいる。そもそも人材ビジネス、特に紹介業に興味のある人は基本的に「人」に興味を持っている人が多い。どちらかというとビジネスというより、「お役に立ちたい」という意識の高い人が多いように思う。それは大変すばらしいが、この事業はビジネスなのだ。それを忘れると慈善事業になり、これで食っていこうとしている自分の首を絞めることになる。人材紹介の事業をしたい人に「なぜ、人材紹介をしたいのですが」と聞くとほぼ80％以上の人が「個人の能力をもっと活かせる職に紹介し、個人の可能性開発に貢献したい」というようなことをおっしゃる。ある人の場合（この人はリストラで退職した人だが）「企業は年齢やこれまでの役職ばかり気にして、なかなか採用に至らない。僕は売れない人を売る紹介会社を作りたい」私は本当にすばらしいと思った。そして、ぜひビジネスではなく、ボランティアでその事業をやってくださいとお勧めした。でないと自己矛盾を起こします、と話したが、当のご本人はキョトンとしておられた。人材紹介業の場合、商品が人なので、実際割り切るのも限界はあるが、ビジネスである以上、商売なのだ。お客が欲しいものを提供しなければ、流通しない。勿論、市場を創造する上で、新しいサービス提供の可能性はあるだろう。しかし、そうすれば現状の紹介ビジネスの取引方法とは違ったやり方を考え、提供していかないければ成功しない。起業や新規事業を考える際に、「客が欲しいものを提供する」方法と「客が必要性に気づく」方法とがある。後者は市場開拓を伴うため、かなりの資金が必要になってくるし、綿密な事業プランが求められる。今、成熟化しているビジネスモデルは「客が欲しいものを提供する」ことがある程度成功している場合だろう。「お客は何を買ってくれますか？」という当たり前の商売の基本は人材ビジネスでもはずせないことなのだ。

  2005.01.15

  コメント(10)

全33件 (33件中 1-33件目)

1