SOLILOQUY

バスカッシュ！　第１９話「ターン・オーバー」




再び月へ行くため用意された試合は
そして今尚セラの心に燻り続ける父への思いは？





【ターン・オーバー】
もう一度月へいくため、
OCBが用意したチームとエキシビジョンマッチを行なうことになったチームバスカッシュ。
舞台となるタービンシティへついた一行は、町全体が軍事基地になった変貌ぶりに呆然となる。

さらに、エキシビジョンのゴールのひとつはセラがかつて母親と暮らしていた家だった・・・

【ココ・レポート】
ひとりパソコンにむかうココ。
幼い頃、バスケットボールの選手になると決めていたココ。
「すごい選手になったら月に連れていってあげよう」という約束、そして起きた事故。
ココの思いは・・





タービンシティへ向かう道中、母と写った写真を眺めるセラ
風に飛ばされそうになるのを取ってあげ「いい写真だ」と渡すナヴィ



そのタービンシティの変わりようは酷かった
先日の試合で壊れたままの街。
雰囲気は変わり空気が重い


そして足元にはセラの父の顔写真が入ったチラシ
これは彼を批判したものだろうか？



一方ナヴィはＢＦのフリをしておとなしく車の上。
幻の巨人が存在するとわかるといろいろ大変だからというのがはるかの言い分。
今回のエキシビジョンマッチがナヴィのデビュー戦となる。

（やはりここはすっぱりアイスマンは切捨て状態ですね
なんかこの辺りの切捨てっぷりが納得出来ていないんですが・・・

地下にだってアイスマンを探しに行った筈だったのに、誰も何にも言わないし）



そしてＯＣＢが用意した今回の対戦相手・オールドタイマーズ
それはセラの父の部下でありセラにバスケを教えた人達だった
ロッソ、ギャロット、ビアンコ

そしてＡゴールはルナティック社
Ｂゴールはなんとセラが幼い頃母と暮らした家に設置されていた



複雑な思いのまま始まる試合
しかし、相手は年寄りばかりだというのに技術とセンスが素晴らしいチーム・オールドタイマーズ

それだけでなくセラは一瞬母と暮らした家の前で呆けてしまうが、すぐに我に返る
その間もセラに父を理解し許してやってくれと話しかけるロッソ


それにしても相手の戦いっぷりは何かおかしい
戦い方の素晴らしさは変わらないが、試合にかこつけてわざと街を軍のＢＦをぶっ潰しているような・・・


なんとか突破口を開こうとするダン達だったが、あまりにも技術の高い相手に手も足も出ない状態


「素早く判断し、的確に動く」

「だったらこのオッサン達より早く考えて早く動けばいいんだろ？」


そしてナヴィの判断でセラのアシストにまわるダンとナヴィ
そしてボールを持って走るセラ
その脳裏にはロッソの先ほどの言葉とロッソ達にあの家でバスケを教わっていた時の光景
その傍らにカメラを持ち嬉しそうにセラを撮っている父の姿


「君がいくんだ！」

「そうだ！バスカっちまえ！」

『セラ・・・』


そしてダン、ナヴィ、父の言葉に後押しされて高く飛ぶ　　「バスカーーーッシュ！」

ルナティック社のビルの窓ガラスを粉々にして



そしていつの間にか集まっていた観客もその試合で沸きあがる
そこへジェームズに１本の電話が入る


「やってくれたな、ジェームズ」


ヤンだった
怒りまくっているヤン

やはり、今回試合中に壊されていたのはタービンシティ再開発の施設ばかりだったのだ。
そしてそれらを牛耳っていたのはヤン

前回、オールドタイマーズ達とジェームズが話していたのはこの事だった模様
なんと上手くこの試合を利用した事か！（微笑）


「これは明らかなテロ行為だ」

「違いますよ、れっきとしたスポーツです」



まぁ、ジェームズも何を考えているのかわからん男ですが、
とにかく今回は彼にしてやられたってとこですね



試合も終わって心通わせる面々
また試合をしようと約束する

そしてジェームズはセラの父が争い事の為に街を利用する男とは思えないと
ヤンの命を、喜びの声を奪う行為に激しい怒りを感じるジェームズ



そしてその夜、ナヴィに写真の件で尋ねるセラ

「良い写真だった　幸せの顔だ」

その言葉を聞いて嬉しそうな顔になるセラ



これでやっと最後まで残っていたセラの問題（父親との確執）もクリアーになった感じですね。






後半はココと青年スラッシュ



スラッシュとの出会いでバスケにのめり込んでいったココとダン


「もしすごい選手になったらそうだな・・・月に連れてってあげよう」


スラッシュと交わした約束
しかし、その後あの事故にあってしまった
もうバスケは出来ないココの身体

そんなココにスラッシュがくれたものがパソコン
ココ自身は自由に動けないけれど、パソコンでココの世界は広がる
そしてネットの仕事でお金を稼ぐ事を覚えていった


しかし、その一方でダンが責任を感じて以前のダンとは変わってしまった
そんな兄の為に自分が出来る事は拒絶
たとえその行為がダンを傷付けているのだとわかっていても。


そしてダンにも少しずつ変化が訪れる


ＢＦを与え、ストリートバスケが流行りだす
そしてアイスマン、セラとの出会い
そしてダンのトラウマを乗り越えるきっかけをくれたルージュ

そして心からバスケを楽しめるようになったダン
嬉しい反面湧き上がる疑問


何故お兄ちゃんは最初からＢＦを乗りこなせたの？


まぐれとか才能という言葉では片付けられない何かを感じるダンの力
バスカッシュ




伝説の力


伝説を求めてなれなかったジェームズ、アイスマン、そしてココ


今、彼女は月にいる
月からダンを見ている
スラッシュに月に連れてきてくれた事の礼を言うココ
それに対するスラッシュの言葉はかつて青年スラッシュとの約束と一言一句変わらない言葉

ココはパソコンを使って
パソコンでバスカッシュを追い続けるのがココのバスケ
そしてそれを使って素晴らしい選手になったからと。



「バスカーーッシュ」




どうもスラッシュの言葉を聞いているとココのあの事故は事故じゃなかった？
派閥争い（？）に巻き込まれたみたいな雰囲気ですね。


そしてどうしてスラッシュが常にココに気を配り彼女の傍らについていたのかが今回の話でよくわかった気がしました。



しかし、月と地球の距離がどんどん縮まっている？
それが懸命にスラッシュが伝説を求めている理由？

だんだん後半へ向けて話が少しずつ見えてきました。


しかし恐いのはヤン？
なんか彼の病んだ雰囲気の形相が、その憎しみみたいなものが尽く邪魔をするジェームズに向けられているのが気になりますね。
そしてそのヤンに利用されているエクリップスも気になります。






さてさて、とうとう「DARKER THAN BLACK流星の双子」のＣＭが開始されました！！！
個人的にはこっちの方が気になります～～～～

１０月放送開始☆

楽しみです！！！







　



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