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いよいよ今日は桜花賞

　さぁ、今日は南関東牝馬クラシック第一弾・桜花賞が行われますよ！！もう、めっちゃ楽しみで、楽しみで。この季節になると、身も心もグッと引き締まる思いです。全頭取材してきましたので、ちとワンポイント的にご紹介していきますね～。１番　アグネスターフ　そもそも体の弱いところがありましたが、素質はピカイチ！陣営が想像していた以上に、こんなにも早く大舞台に立つことになりました。牡馬と戦いながらも、一度も掲示板を外していないとうのも立派。いつも調教に乗ってお世話もしている高崎調教厩務員は「バネがあって伸びのある走り方をする馬です。素直なところもいいですねぇ。カイバ食いもいいし順調です」。秋山調教師は「差し馬だけど、無駄脚を使わずにロスなく進められるから最内枠でも大丈夫。勝負は向正面から」。２番　マルノマンハッタン　ダート３連勝した快速牝馬も、前走のユングフラウ賞ではしっかり差しも覚えて、大一番前に自在な脚質を見につけました。休み明け叩き３戦目で、具合もグ～ンとアップ中です。担当の阿部厩務員は「ハミをかけてからの反応は、これまで見せたこともないくらいの素晴らしい反応。デビュー以来、最高のデキに仕上がりました」。不安があった部分が解消されてきて、それにより調教もせめることができ、カイバも食べているということがいい方に向いているようです。そもそもが、能力の高いお馬さんなわけですからね。３番　パチョリ　前走の中央参戦はしんがり負けとなりました。これは出遅れが全てで、終始リズムに乗れなかったという部分。それでいながら、先頭から１秒４も離されてはいなかったし、坂もちゃんとクリアーできました。レース後も全くダメージも疲れもなく、「予定通りにこれました。主役がいないから、どの馬にもチャンスがあると思って頑張りたい」（飯田厩務員）元々カイバ食いが細かったパチョリ。カイバも数回に分けて、さらにはつける時間帯も工夫して、飯田厩務員も取り組んできました。パーちゃんも、今一生懸命食べているそうです！！いつも調教をつけている佐藤裕太騎手は「状態はとてもいいですね。トビは大きいけれど、いつも内馬場で調教をつけているし苦にはしないと思います」。パーちゃんの場合、とにかく気持ちよくスムーズに走れるかどうかということが最大のポイントになります。スピードはありますからね。あっ、飯田厩務員はナイトスクールでもお馴染みなので、浦和の相性抜群です。４番　グランドカズマー　キャリア豊富な女の子。いつも調教をつけている山中騎手は「こっちに大分慣れてきた感じで、馬も元気になってきたね。調教が強くてもビクともしないし、芯もしっかりしてきた。この馬の力は出せそう」。担当厩務員のヒロシさんは「カイバ食いもいいし、ドシッとしているのがいいところだね。楽しみにしている」。山浦調教師は「一回一回一生懸命走る馬だね。先行力もあるし、あとは展開次第で」。５番　タガタメ　転厩初戦を迎えます。いつも調教をつけてお世話もしている久保勇調教師補佐は「やっぱり一流のものを持っているよね。トビや背中の使い方は男馬みたい。追い切りをかける前まではどうなんだろう…と思っていたけれど、かけてからスッキリしてきた。やっぱり、変われる馬なんだねぇ。調教を始めた頃は左回りはもたれていたけれど、今はもう大丈夫」。武井調教師は「抑えていく馬じゃないからね。枠もまあまあだし、逃げたいね。マイルくらいまでならこなせるでしょう」。　そういえば、お顔も男の子みたいなカッコイイタイプのタガタメ。調教量は牡馬以上のものをこなしているし、カイバも牡馬以上に食べる…。パワフルな女の子なんですよぉ～。６番　カネショウバナナ　　ユングフラウ賞を優勝したバナナちゃん。バナナちゃんがこれまであげている３勝は、全てテン乗りジョッキー。今回もテン乗りの今野騎手だったりするわけです。いつも調教をつけている増田騎手は「変わらずにいいと思いますよ。反応もとてもいいし」。担当の大尾厩務員は「馬がしっかりしてきたし、本当にタフな馬ですね」。バナナちゃんというと、カイバ食いがちと細め。青草が大好きなバナナちゃんは、カイバの中に青草をみじん切りにして入れてあげると、もりもり食べるそうですよぉ。そういうかいもあって、今回もちゃんとカイバは食べているそう。まずは良かった！それが何より！前走（４２３キロ）から４３０キロくらいの間では走りたいそうです。７番　トミノクロカミ　この晴れの舞台に出走できるかどうか、賞金的に微妙だったクロカミちゃん。でも、この桜花賞に向けた調教をしっかりこなしてきました。そして、嬉しい嬉しい桜花賞への切符を手にしたんです。ここにきて、グ～ンと調子を上げていて、クロカミちゃんの力はしっかり出せる戦いになりそうですね。あとは、展開。８番　フェアリーローズ　ずっとコンビを組み続けている藤江騎手。北関東時代はサンデーロバリーで重賞勝ちもしているジョッキーですが、南関東ではＧ１初登場です。「レースまではいろいろ考えると思いますが、乗っちゃえば緊張はしないと思います。気持ちよくさえ走れれば、（フェアリーローズも）前々回（浦和のレースで圧勝）くらい走れると思います。気持ちを大事にして騎乗したいです」。ブリンカーをつけているお馬さんなので、その部分もカギになりそうです。乗り味もいいそうで、素質にあふれた子。９番　ブラックムーン　皆さんもご存知のように、昨年の東京２歳優駿牝馬を制して、２歳牝馬チャンピオンに輝いたお馬さん。その時に、出遅れたために豪快に差してきたので、差し馬の印象がついた部分もありますが、本来は好位につけることができるお馬さんだったりもするんです。器用さもあるし、浦和の小回りもこなしてくれることを期待。一度使って、重め感は解消されてきたようですよ。10番　シーベルリーフ　ユングフラウ賞３着に入り、しっかり桜花賞への切符を手にした女の子。一戦以外は全て掲示板を外したことがないという相手なりに走る安定感のあるお馬さんだったりもするんです。いつも調教もつけてお世話もしている担当の尾上調教厩務員は「いつも一生懸命に走る馬ですね。トビもきれいですよ。普段からおとなしい馬なので、輸送も。状態は変わらずにいいですよぉ～」。11番　エアショセット　桃花賞２着に入り、桜花賞の切符を手にしたエアショセット。能力の高さはピカイチも、常にテンションがついて回る女の子です。ユングフラウ賞もテンションがあがってしまい結果を出すことができませんでした。パドックでも、テンションが高いのか？それとも気持ちを高めているだけなのか？その辺りをチェックしてみましょうね。アローセプテンバーやヒミツヘイキでもお馴染みの山下厩務員は「前走よりも落ち着いているね。初馬場はどうも結果を出していないけれど、今回は２度目だから」。岡林調教師は「今は逃げた方がいいね。枠次第だけど…」と、枠が出る前に言っていたんですけど、なんと大外枠！！エアショセットが抑えるのか？一気に行くのか？それ次第でレースの流れもガラッと変わるでしょうね。　ちなみに、大井のお馬さん２頭に関しては、こちらに詳しく書いていますので、良かったらどうぞ。　とにかく今回は、どのお馬さんにも展開次第でチャンスがあるということを、至るところで聞くことができました。だからこそ、各陣営の意気込みもたっぷり。予想する方は、めっちゃ難しいですよねぇ～。　ひょ～お！！楽しみ、楽しみ。みんなで、桜花賞楽しみましょう！！

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正一調教師& 裕太騎手

いよいよ今日は桜花賞