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カテゴリ:プロの目
注目のレースは【2日目】5月16日(日)
「鯱の門特別」サラ系3歳-1組 1750m (九州ダービー栄城賞ST1~2着優先) この鯱の門特別は混戦ムードのダービーSTレースだ。どの馬がダービー優先出走権を勝ち取るのか、激しいレースとなるのは必至。 自在に対応出来る【カズノミラクル】の器用さは脅威。ペース・流れが見えないレースだけに自在に動ける同馬にチャンスありそうだ。際立つ脚はないもののキッチリ結果出しそう。 【ウエルカムパーティ】立て直して来た印象受けるし、中間いい調整が出来ている。デビューから2連勝した素質の高さからも、期待に応えてくれそう。 【ダンツウォッチ】は自在に動ける馬だ。メンバー的には控える競馬となりそうだが、末脚も使えるタイプだけに上位に絡んで来そうなムード。力の差はないと思える。 素質の高さ見せる【セブンワンダー】は1400m戦、2勝した走りからも折り合いはつく馬だ。距離の対応出来ると思えるし、この距離も経験できた効果も見込める。走りも一変してきそう。 【カジノメンバー】はなかなかの力持っている馬。久々の前走も走りは悪くなかったし、更に状態上げて来るだろう。脚質に巾もあるだけに流れに対応できる魅力もある。 【1日目】5月15日(土) 「皐月特別」サラ系B2-1組 1800m 「皐月特別」はB2特別戦(距離1800m)、12頭のフルゲートの登録がある。今回は1800mとなったぶん折り合い面カギとなりそうだ。 叩く毎に走りが良くなっている【ゴールドカード】が人気しそう。好位置からのレース運びが魅力だし、末脚もシッカリと使えている。状態さえキープ出来ていれば今回も崩れは考えられない。 【ローテコスミオン】も毎回脚使っているし、崩れのないタイプの馬だ。実力は互角と見ていいし、位置取り次第では抜け出しも十分に考えられる。 【ロックバニヤン】は一発の力持っている馬。最近は強引なレースも目立っているが、このメンバー構成だとスンナリの流れが予想できるし、ペース次第では抜け出してしまいそう。 この特別まで上り詰めて来た【コパノリュージン】も大きな差はなさそうだ。距離はこなせるし、前でレース出来る強味もある。警戒したい一頭。 ひと脚使う【コマッタモンダ】も軽視出来ない馬。あと一歩のところまでは来るだけにワイド圏には注意が必要。 【シルクトワイライト】も状態上げているだけに用心したい。頭数が揃うと流れにも左右されるだけに波乱もつきものだ。 【2日目】5月16日(日) 「鯱の門特別」(九州ダービー栄城賞ST1~2着優先)サラ系3歳-1組 1750m 「カーネーション特別」サラ系B1-1組 1400m 「鯱の門特別」は5月末に行われる九州ダービー栄城賞のST競走(距離1750m)。12頭の登録がある。1~2着には優先出走権が与えられる。先ず混戦が予想されるレースだが、スピード馬も揃って流れも速くなりそう。 安定味魅力【カズノミラクル】、前走は57kのハンデあってのものだし度外視、ここは自在に対応出来る脚を信頼したい。 荒尾ダービー3着【ゴールドルミナス】は末脚はシッカリしているし、今回は流れも向きそう。 一発ありそうなのは【カジノメンバー】だ。自在に動けるし前走叩いた効果は大きいだろう。 【ダンツウォッチ】もいい末脚使えるし、距離も対応出来る。差のない走り出来そう。 先行タイプの中では【セブンワンダー】が粘りそうだ。折り合いは付く馬だけに流れに乗れば抜け出しも可能。 【モエレダイヤモンド】も折り合いは付く馬だけに粘り込み注意。 実績ある【ウエルカムパーティ】、叩いた【セイユウキング】は警戒したい馬だ。 このレースは先行馬と差し馬のどちらに流れが向くのかが、大きな決め手になりそう。波乱は必至。 「カーネーション特別」はB1特別戦(距離1400m)、10頭の登録がある。今回は距離が1400mとなり、先行馬にチャンスが巡ってきそう。 ここでは実績的に57k組、その中でも【エアパグナス】に期待したい。斤量は問題ないと思えるし、スピード生かして揉まれない流れなら十分に力発揮出来る。3戦目で本来の能力発揮か。 流れに付いて行ければ【ミトノコウモンダ】の末脚有力。この距離だけに位置取りは重要だ。 【メガチューズデー】は久々のぶんの割引は必要もオカールノキセキを負かした馬だけに力量的には一番だと思える。 3連勝と勢いに乗る【リンゴキッド】は上記3頭に引けを取らないもの持っている。何処からでも動けるタイプだし、スンナリ抜け出すシーンも十分。 この距離得意【シルクイシュタール】も警戒したい。好位置からの粘り込みは十分に考えられる。 【ゼンノベリル】は状態上げているし、【トシノシーロ】はこの距離でも動ける。好メンバー揃って実に面白そうなレースとなった。激しい闘いが見れそう。 【3日目】5月22日(土) 「錦江湾特別」サラ系A1・2・3 2000m 「錦江湾特別」はA1・2・3クラスの混合特別戦(距離2000m)、10頭の登録があり、新規馬も2頭加わった。今回は2000mの長丁場となり距離適性も影響しそう。 先ず実績があるのは【カミノチカラ】だ。最近は道中掛り気味のレース運びは気になるが、それでも結果は出している。やはりこの馬が中心となりそう。 堅実な走り【マイネルミステリオ】も血統的にもこなしてくれるはず。毎回崩れのない走りしているし、不安は見られない。 【ビービーダークライ】は距離問題ない。何処からでも動ける脚質は魅力だし、折り合いも十分。差も縮まりそうだ。 距離延長歓迎は【アクトオンザターフ】だ。状態上げているしゴール前の脚は距離延びて良さそう。気になる存在と言える。 新規馬【ガンバルライアン】はメジロライアン産駒だけに距離は長いほど力発揮できそうだ。後は状態次第だと思える。 JRA1000万からの【ヴォレハクユウ】だが、サウスヴィグラス産駒だけに短距離血統も1700mでも動けている。レースも久々となるだけに先ずはひと叩きほしい感じはするが。 最近順調さ欠いている【トモトモトカチ】だが、再びシッカリしてくると能力的には上位を争う馬なのは明らかだ。 この距離で前回とは違った結果も十分に考えられるし、また波乱もありそうだ。 【4日目】5月23日(日) 「エメラルド特別」サラ系C1-1組 1750m 「阿蘇山特別」サラ系A1 2000m 「エメラルド特別」はC1特別戦(距離1750m)、9頭の登録で多少寂しい印象は受けるが、好メンバーが揃っているし面白いレースとなりそうだ。 特別まで上り詰めた【ラヴリーゲスト】に注目したい。この距離は問題ないと思えるし好位置からレース出来る強味もある。佐賀で10勝した戦歴からもこの特別戦でもスンナリ勝ち上がりそうなムードある。 【ウインクルム】は距離延びて更に詰め寄りそうだ。3歳馬も最近の走りは随分と安定してきたし力付けているのは明らか。差はない。 賞金的にもギリギリとなった【プリティファイナル】だが、キッチリ勝ち上がりたいものだ。鋭い末脚は健在だしソロソロV決めたい。 【アドマイヤレゾン】も好調キープ出来ているし、脚質の巾が出て崩れもなくなった。 力付けて帰ってきた【ロトパートナー】も結果出せている。気になる馬も揃っており、配当的にも期待できそうだ。波乱も考えたい。 「阿蘇山特別」はA1特別戦(距離2000m)、10頭の登録がある。 ひと息付いたが、今回も【ヘイアンレジェンド】が人気するところだ。ミヤノオードリー・アルカライズ・ワンパクメロ不在のこのOP戦、唯一順調に来ている馬だし末脚も健在。ここも中心馬と見ていいだろう。 続くのは同厩【コスモシェアト】だ。前走はスローな流れもあって後一歩届かなかったが、末脚は使えていたし内容的には勝ちに等しいものあった。 前走見事な逃げ切りV決めた【ステルスグリーン】、好位でもしぶとい脚使うが、やはり逃げると更にパワー発揮する。再度あの流れだと恐い。 【カシノマルス】ははがくれ大賞典以来のOPメンバーとの闘いとなるが、この馬の底力を再確認した前走だったし、ベストの状態で臨めるなら差はないと思える。要注意したい馬だ。 後一歩の脚見せた【エアクラマン】も徐々に状態上げてきた印象受ける。このレースは大きな波乱はなさそうだけにシッカリ馬券は取りたいものだ。 (文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)
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最終更新日
2010年05月14日 17時40分09秒
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