福山競馬第5開催前半（Ａ日程）は
７月18日（日）、７月19日（月）、７月25日（日）の開催です。
メイン競走
７月18日（日） 第12回福山スプリントカップ（サラＡ１下選抜 １２５０ｍ）
７月19日（月） 海の日特別 （サラＡ１・Ａ２ １６００ｍ）
７月25日（日） 岡山県馬事畜産振興協議会会長賞 （サラＡ４ １６００ｍ）
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７月18日（日）の福山競馬は全１１レース１２５０ｍのスプリント祭り。目が離せないスピードレースを期待したい。
見どころは...
【５レース】近２走の福山戦が逃げ楽勝続きのスプリングターシャには逆らえない。ここもこの馬に太刀打ちできる快速の持ち主はいない。マイペースの逃げから難なく押し切ってしまいそう。相手有力なのは先行力としぶとさを兼ね備えているビクトリーヒマワリと、しっかり差してくるマリンケハラッショ。他にも前走、転入以来初めて見せ場を作ったマイプレファランス、道中はモタつくが息の長い脚を使うセトスイグン、位置を取るとヒラボクスマイルも互角。前走[２]着のドリームパンドラも不気味だが、最内枠と疲れ、乗り難しさなど不安はある。
【６レース】転入前に連続連対が続いていたサクラファイヤーの実績が光る。馬体や気配など、仕上がりも良く、ここは条件的にも突破してくれそう。相手は攻め鍛えて、仕上がりがいいベストマダム。逃げも可能であり、マイペースで折り合えば残り目あり。エムエフクラウンが近２走いい脚で上がってきた。まだ信頼性には乏しいが、上り調子を狙う価値あり。メソポタミアは距離不足の感はあるが、能力的には差のないところ。
【８レース】前走、連続連対を続けていたシルクアイオロスを２番手から徹底マークして、競り落としたシャトーラムの強さが光った。番手競馬も上手になり、再現可能。相手が難解だが、距離短縮なら速さのあるオースミユニバース、得意の内枠を引けたエヌティースター、新鋭シュルヴィーヴルも条件的に通用しそう。好配なら赤岡騎乗のバンビーナビバが妙味。
【10レース】現在の福山最強馬の有力候補ウォーターオーレが存在感で一歩リード。高知から遠征のバンクレイドとは初対戦で、能力が未知数だが、３ヶ月ぶりの実戦で息遣いに不安も...。福山同士ならウォーターオーレの能力が一枚も二枚も上。こちらが中心だろう。相手はバンクレイドが有力だが、久々の不安。福山勢でコロネット、フサイチクリヨン、ユーガットテーストなど伏兵の台頭もありそう。
７月19日（月）の福山競馬は高知からお馴染みの馬や初見参の馬が４頭遠征してくる。メインのオープンも実力のある顔ぶれが揃い楽しみ。
見どころは...
【１レース】前走[３]着も出遅れが響いたフジノトルネイド。むしろ先行集団に一気に取り付き、先頭へ持ったままで抜け出した内容はやはり強いもの。ここは発馬決まれば転入初戦の圧勝再現。相手もイースタンパワー、ウェイアヘッド、ワコーアマルフィーの３頭まで。手堅く行きたいところ。
【４レース】ＪＲＡ牝馬２冠馬アパパネと競馬をしたことのあるリワードインティマに魅力を感じるが、半年ぶりで絶対視は避けたいところ。それならしぶとい先行力があるコンゴウシャトルや転入３戦の内容がいいリードキングから入る手も...。調子がとてもいいケイチャームだが、流れ待ちのタイプ。押さえて２、３着までか...。
【５レース】５ヶ月半ぶりで息遣いは気になるところだが、高知での成績が光るリワードグランデをアテにしたい。逃げた時に甘さが出そうな感じも、番手競馬では圧勝続き。手薄なメンバーでもあり、休み明けでも期待したい。逆転があるとすれば堅実な差しレッツゴーカップ、昇級でも調子の良さでフェアーアスロン、番手でペース駆けならジェニーナの粘り込みも注意。
【９レース】転入から４戦３勝のリュウノコーチＶＳ高知遠征馬２頭ニホンピロソフィー、ハワイアンシェーナの構図。中心はリュウノコーチだが、最内枠を引いたニホンピロソフィーに主導権を握られると、甘さが出る場面も。この２頭の競り合いを見ながら差し馬ハワイアンシェーナがどこまで寄せるか...。ほぼ三つ巴の様相。
【10レース】オープンの常連ナリタブラック、シルキーハヤテ、ビービーバイラの３頭に転入２戦を２連対と手堅くまとめたナリタベガがどこまで通用するか...。この４頭が有力。他で不気味なのは新鋭オープンザゲート。中央一千万クラスとなると、ナリタベガにヒケを取らない実績。見た目には今一歩の状態に映るが、軽視は避けたい。
７月２５日（日）のメインは...好調馬が少ないし、好調馬でも一長一短があり、軸馬が不在。狙ってみたいのは転入初戦のドリームクェーサー。少し余裕のある馬体だが、バランスの良い好センス。跳びも大きく綺麗に跳ぶ。芝で上がり３４秒台を持っているなら、この条件は通用しそう。注目馬だ。他には走り向いているライトオブマリアだが、やや非力な印象。前走、復調の兆しを示したタガノマロン、休み明けで万全ではなくても地力高いはずのシルクヘラクレスで十分好勝負になるメンバー。
福山競馬専門紙 福山キンキ 中 宏之
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