G1レース7勝の貫禄をみせつけてカネヒキリ圧勝!
大歓声を受けてマーキュリーカップを5馬身差でゴール!!
7月19日(祝月)、盛岡ダート2000mを舞台に今シーズンのダートグレード競走の第1弾「農林水産大臣賞典 第14回マーキュリーカップ」が行われ、圧倒的な1番人気にこたえてカネヒキリが圧勝。2008年、川崎記念以来、1年半ぶりの勝利を手にしました。
戦前の予想どおりマコトスパルビエロが逃げ、直後2番手にカネヒキリ。少し離れた3番手インにマチカネニホンバレ、続いてロールオブザダイス、ブルーラッドの隊列で前半が進みました。
3、4コーナー中間、マコトスパルビエロの手応えが怪しくなり、カネヒキリが馬なりで先頭に立ち、直線を向くと後続を突き放す一方。
独走状態でゴール板を突き抜けると、スタンドから大歓声が上がりました。鞍上・横山典弘騎手もよほど嬉しかったのでしょう。パドック近くまでウイニングランし、ステッキとゴーグルをファンに投げ入れました。
カネヒキリは2度の長期休養を余儀なくされながら、奇跡的に復活。1年1ヶ月の休養明けの前走・帝王賞を2着にまとめ、このマーキュリーカップへと臨み、他の追随を許さずに圧勝。G1・7勝馬の底力をマザマザと見せつけました。
気になる次走予定はブリーダーズゴールドカップ。角居調教師は「体重を維持するためにも実戦を使った方がいい。とにかく無事に走り続け、秋も頑張ってほしい。もちろん南部杯も視界に入れている」と語っていました。
■優勝馬・優勝騎手
カネヒキリ(JRA)
父:フジキセキ 母:ライフアウトゼア 母の父:Deputy Minister
騎手:横山典弘 騎手(JRA)
■勝利騎手コメント
「帝王賞も頑張ってくれたが、今回はさらに動きがよくなっていた。馬自身がレースを知っているので馬任せ。骨折、屈腱炎を克服するのだから凄い馬。乗った人しか分からない感触かもしれないが、今日も感動しました」
「マーキュリー」=Mercury。英語で「太陽系第1惑星である水星」の意。
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