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はたして、現在の自分を本当に救えるのだろうか?勿論自分の生命をだ。客観的な事実として、自分の肉体の状況を化学的にどこまで精確に理解しているだろうか。それは甚だ疑問でしかないが、自分が患者として認定されているという現実がある。それが確かだとすると、それに対する有効な治療が信頼できるのか?自分の周辺にあるものを寄せ集めてもどうもわからないことばかりである。ここ10年余、齧ってきたものが、それが雀の涙ということを知っている。基礎的な医学知識もない。足掻きでしかないだろう。だが果してその医学知識を有している人たちが人間のプロだと言えるだろうか。
・歯の抜けたような文章で書かれている医学書を読んでも見たが、痒いところには届かないものばかりだった。本当は何も知らないということを露呈してもいる。それで威張っているから不思議な世界でもある。知らないことを知らないままで何時までも放置している。役には立たない連中なのではないのだろうか。もっと病人を救えるのに救おうとはしていない。現代の医療システムは病人を救うシステムではない。ただ患者を診ているだけだ。彼らは自分の患者しか救わないのではない。救えるだけの知識もないのだ。 ・へ2・・・自分で自分を救わないと、誰も救ってはくれないという現実を思い知った10年だった。「空白の10年間」だった。自分のポイント・オブ・ノーリターンを突き進むだけだろうか。すべてのことは疑い得る。虚構と現実を確りと視て、生きて行くしかない。自分を救えるのは自分の行動だけでしかないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.24 18:27:29
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