茉莉の部屋

花火大会といえば、夏の風物詩とも言えるものですが、
こちら熊本県には、この時期に行われる花火大会があります。

しかも、ただの花火大会ではなく『第２１回　やつしろ全国花火競技大会』
花火師たちの腕を競う競技大会です。

全国的には、秋田県の『全国花火競技大会　大曲の花火』が有名だとは思いますが、
西日本随一の競技大会となっているようです。
九州内の花火業者だけでなく全国の花火業者が３０社でその技を競います。



私は３度目でしたが、母は初めての見物。
熊本駅で落ち合い、ＪＲで八代駅へと向かいました。
３時から『イベントの部』としていろいろな行事が盛りだくさんだったようですが、
目的の花火だけでイイよねと
開演の午後６時半まであと３０分。。。といったギリギリを狙って到着。

会場は、駅から徒歩１５分ほどの球磨川河川敷（新萩原橋上流）。
２０万人以上の人出だそうです。

駅前から会場までの沿道に並ぶ屋台で、
ビール・焼き立ての竹輪（日奈久竹輪？）・焼きそば・たこ焼き・焼き芋などを買い込み
橋を渡って左岸の河川敷へと向かい、人ひとヒトの中で隙間を見つけ何とか座り込みました。
と　間もなく開会の挨拶と宣言。
ばっちりのタイミングでした

花火の種類などのレクチャーを実際に打ち上げられる花火を見ながら受けた後、
昨年優勝された業者さんによる標準玉（採点の基準になる）の打ち上げ。
それに続き　競技がスタートしました。

競技部門は全部で３つ。
５号玉部門（直径１５cm×５発）（九州業者・九州外業者）
１０号玉部門（直径３０cm×１発）（九州外業者）
スターマイン部門（２００発を連続で打ち上げる）（九州業者）

それぞれに趣向を凝らした花火が上がり見ごたえ充分です。









ケータイから動画もＵＰしてみましたぁ。


途中途中では　余興として１５号玉（直径４５cm）の打ち上げ。
上空５００ｍまで上昇し、約４００ｍの大輪の華を咲かせます。
後ろのおじさんは、きっとあんぐりと口を開けて見ていたのでしょう。。。
『アゴ外れたぁ。。。』（実際には外れていないけど）
また　音楽とシンクロさせて打ち上げる『ミュージック花火』も
とてもよかったです。

もっと冷え込むかと思っていたのですが、用意してきたひざ掛けなども使うほどではなく、
楽しかった♪　綺麗だったねぇ　と終演後、駅へと向かいました。
車両通行止めで、歩行者天国となった橋の真ん中をてくてくと歩いて渡り、
駅での混雑も予想通りで、行列を作って待つこと約３０分。
終演から１時間ほどで電車に乗ることができました。
その後、豊肥線に乗り換え　私と母と　それぞれの最寄の駅で下車し自宅へと帰り着きました。
タイミングが悪かった方や車の方の中には、
熊本市内に帰り着いたのが日付が変わってしまっていた。。。なんて話も聞きましたが、
無事　１１時前には帰宅でき　心地よい余韻に浸ることができました。

また　来年も行きたいなぁ。。。