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カテゴリ:支出を減らす
保険商品のコスト
保険商品は、実は他の金融商品に比べてコストがかかります 加入者に対して営業職員が対面で契約を結ばなくてはならず(最近は通販で加入できる保険も増えてきました)、告知書を取ったり、場合によっては医師の診察を受けてもらわなくてはなりません。 また保険金の請求があったときは、それが正当な請求であるかどうかを審査する必要もあります。 したがって、顧客から預かったお金を運用し、解約時には顧客の取り分を払い戻すだけのファンドに比べれば、手間も時間も人手もはるかにかかります。 また営業に払う給料も半端じゃありません。保険の営業員というのは実は結構給料をもらっています。 保険の営業の方が持ってくるプレゼント、あれも保険料の中から出ているのです。 下記マトリックスは保険料の中から保険ごとに払われているコミッションです。 (各社や年齢によって若干前後します。以下はましな方の会社) 30歳男性 保険料60歳払い終了の場合 保険種類 初年度 2~7年度 変額終身 28% 14% 終身保険 35% 8% 平準定期 45% 9% 逓減定期 50% 10% 総合医療 35% 8% がん特約 5% 5% 10年定期保険 50% 10% 営業へのコミッションに加えて平準定期保険で毎月の保険料支払いが3万円とした時、その月々支払う保険料の45%の1.35万円が外交員の歩合にいきます。 初年度は毎月外交員にこ1.35万円が支払わ、残りの1.65万円は会社の事業経費にほとんど使われます。 保険金として純粋に積み立てられる時期は外交員の歩合が段段と少なくなってきた後です。 つまり会社の事業経費と保険金支払積立金として積み立てられるのは契約して10年過ぎてから、大半の保険料が純粋に積立金として死亡保障のお金として運用されていきます。 支払いの45%を持ってかれるなら、もっと外交員にわがまま言いましょう!(笑) 今日のポイント 保険は高コストな商品である 保険商品は、実は他の金融商品に比べてコストが高いなと納得した方へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月23日 06時14分38秒
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