我が家にサンタがやってきた!!
我が家にはイベントと言う概念は余りないようです。クリスマスと言えども、特にケーキもなければ、ツリーも無い。あるのはお酒を飲む口実になることだけか?なぜかと言えば、ケンケンにはサンタクロースとか、クリスマプレゼントとか、お祝いとかのがまだ分からないから、まあいいかとなっているようです。そんな我が家にサンタさんがやってきました。サンタさんの名前は、兄兄(にいにいと読む)サンタさんでした。長男がバイトから帰ってくると、お菓子の入ったサンタさんの赤いクツをケンケンに買ってきました(誰に似たのか気が利く長男)。そして何をするかと思うと、長クツに入ったお菓子を全部出して、ケンケンの大好きなスティックパンに詰め替えるのでした。実はケンケンは私に似たのか、お菓子を余り口にしません。子供だと言うのに、誰ににたのか変わった子供です。そこで大好きなスティックパンに詰め替えて、朝ごはんに丁度よいと発案した長男。妻と私は長男に「ケンケンはサンタとかプレゼントとか分からないから意味無いと思うよ」と冷ややかな視線で一言助言。長男はやってみなきゃわからないじゃん!と一言。「まあ確かにそうね」と妻が答えるものの、内心無駄な努力だと思っていたと思います。翌朝ジャスト8時にケンケンと私が目覚めると、枕元に置いてある赤いサンタの靴を発見したケンケンは、嬉しそうにプレゼントを指差して、ボクの?とマカトンサイン(手話の子供版)で話しかけてきます。私が「そうだよ」と答えると、物凄く嬉しそうにプレゼントを持って、一回のリビングまで降りて行きました。嬉しそうにクツの中身を引っ張り出すと、大好きなスティックパンを発見し、とてもおおはしゃぎしまくりです。そして右足に赤いサンタさんのクツを履いては、部屋の中を歩き回ってました。妻と二人口にした言葉は「親はいなくとも子は育つ」でした。私達が何しなくても、兄弟が世話焼いてくれるケンケン一家の出来事でした。