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カテゴリ:坐骨神経痛に関する話
真っ赤なスポーツカーで来院された男性は、お洒落なゴルフルックで決めています。
主訴は左足の坐骨神経痛で、カルテの職業の欄をみると、プロゴルファーと書いてありました。 昨年はJリーグの選手が坐骨神経痛で見えましたが、これでプロのスポーツ選手は二人目となりました。 七年前に左足が痛み出し、五年前に病院で坐骨神経痛と診断されたそうです。 丁度その頃プロ試験に合格し、晴れてプロゴルファーとしての人生を、歩み始めた年の出来事でした。 その後痛みと痺れは消えることなく、今に至ったそうです。 ティーアップするために前屈みになる動作と、ショットする時の腰の回転の時に、100%痛みが再現されます。 試しにその動作をしてもらうと、何回やっても痛みがでます。 検査から始まり、体を触ると体に疲れが溜まっている事が、なんとなく伝わってきます。 明らかに睡眠不足で、お風呂の湯船に浸かっていない体をしてます。 体幹を整えて、筋肉の緊張を取り除くこと約30分。 全ての施術を終えて、今まで痛みを発症していた動きをしてもらいます。 ティーアップする動き、腰を回転させてのショット。 一回・二回・三回・・・ 顔に一瞬?の表情のあと、嬉しそうにニヤっとした顔が全てを物語っています。 何年も消えることが無かった、左足の痛みが完全に消えていたのです。 嬉しそうに何度も何度もスイングのシャドーをする男性は、「!あれ!ほんとに!うそでしょ」を何度も何度も呟きます。 月曜日からツアーに参加するそうです。 結果がとても楽しみだと言って、明日も予約を入れて帰って行きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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