A型はドタキャンの女王?
ドタキャンする あてはまり度80%A型はドタキャンの女王 ドタキャンといえばA型です。A型のドタキャンは、本当は行くつもりだったのに、土壇場になって急に用事ができてやむを得ずキャンセルするというのとはわけが違います。本当はもう、誘われた時点ですでに行きたくなかったり、やるつもりなどなかったりするのだけれど、断りにくいからといってその場しのぎでYESの返事など出すから、あとがたいへんになるのです。その日が近づいてくればくるほど憂欝になり、悩みに悩んだ末にどう考えてもやっぱり行きたくないのであれこれと言い訳を考えはじめ、結果ドタキャンということになるのです。A型は何故ドタキャンするのか それでは、なぜA型は、気が進まないのにその時点ではYESと言ってしまうのでしょうか。答えは明確です。盲腸で緊急入院するとか、結婚式にぶつかっているというぐらい相手を納得させるだけのよっぽどの理由でもないかぎり、NOというのは相手に悪いと思っているからです。また、さしたる理由もないのにせっかくの誘いを断ったりなんかすると、相手にどう思われるだろうとあれこれ気にして次に顔を合わせた時に実に気まずい思いをするからなのです。気の弱さからくる優しさか ドタキャンと同じくらい迷惑なのは、返事を先延ばしにすることです。これも同じ理由です。B型なら気が進まないという理由だけでNOということが多々ありますが、しかしそれも立派な理由です。それでいいのです。A型はまちがっても気が進まないとか、おっくうだとか,きょうは帰りたい気分だとか、このイベントはもう飽きたなどというそんな理由でNOと言ったりなどしません。そんなことをすると、終生この友人関係は回復しないと本気で思いこんで苦しむことになるからです。いませんか?このタイプのA型 そんなわけで、B型やO型が何か宴会などの幹事になった場合、A型への出欠確認だけはごめんだわ、あなたが電話してよ、いやよあなたの係りじゃない、などとしばしば役割のなすり合いがはじまります。どうしてかというと、多くの場合、A型は即答してくれないことが多いからです。これには本当に参ります。 たとえばB型が幹事で、B型に出欠を確認すると、こうなります。B型1『来週の日曜日、同級生仲良しグループ30人で忘年会やるんだけれど、来る来ない?』B型2『行けない』B型1『さよなら』B型2『さよなら』 幹事は短期間に30人もの出欠を取らなければならないので、この非常に完結な返答は大助かりです。 次はO型に電話してみます。O型『お誘いありがとう。せっかくだけれどその日は先約があるの、ごめんなさいね。また誘ってよ、ありがとう、さようなら』という具合になります。O型はB型に比べると、返事に”愛”が入っているのが特徴です。 さて、A型です。B型『来週の日曜日、同級生仲良しグループ30人で忘年会やるんだけれど、来る来ない?』A型『えー?来週の日曜日?なんかあったんだっけな、なかったんだっけな、どうだったかしら』B型『来れる?』A型『うーん。誰々誘うの?』B型『M子とか、T美とか、S江とかいろいろ』A型『ふ~ん、あーそう、T子来るの?』B型『わかんない、まだ出欠聞いていないから』A型『M子、今どうしてるの?結婚したんだっけ?』B型『知らない』A型『ふ~ん、久ぶりだよね。でも居酒屋まめちんだっけ?あそこって料理がね~、まぁまぁなんだけど、おいしいとはいえないよね、なんかまずいっていうか』B型『来れるの?来れないの?』A型『いやぁー行きたいんだけどね、わかんないんだよね、その近くにならないと。土曜日でしょう?残業かもしれないんだ』B型『じゃぁ欠席だね』A型『いやぁ、わかんないんだよね、まだ。うちの部ってさ、ほら部長以下6人の部員がいるじゃない?ローテーョン組んで夜勤やってるんだけど、一応10時には帰れるんだけど、あとかたずけとか、あと本社への書類送りとか確認とかやったらだいたい11時にはなっちゃうのよね。だからその時間じゃちょっとさ。それで、今、係長が入院してて、入院してなかったら、通常でいけば私の夜勤は毎週木曜日と決まっているんだけど、それで係長が入院したからさ、胃潰瘍なんだけどさ、多分その日は私残業に当たる可能性が高いんだよね。それって来週の半ばすぎに決まるから、それまでなんとも言えなくてさ、ごめんね。当日ぎりぎりでもいいんでしょ?あー、でも当日に急に先輩に夜勤替わってっていわれることもあるし、そうすると先輩だから断れないのよね。当日飛び込み参加でもいいんでしょう?いや、やっぱり二次会から参加しようかな、多分、はっきりわかんないんだけど行けると思うのよ。二次会は決まってるの?』B型『まだ』A型『一次会が終わりそうな頃に居酒屋まめちんに電話入れてみたらわかるね』B型『………』A型『今のところ誰々出席になってるの?』B型『まだ。あなたに最初に電話したから』A型『そう、もし行けそうだったら電話するわ』B型『人数とりまとめて予約しなきゃいけないから、それじゃぁはっきりしない人は欠席にするね、バイバイ』A型『あー、ちょっと待って、そしたらさぁ』ブツッ、プープープー………。A,B,Oそれぞれの認識の違いから発生する温度差 ここで断っておきますが、A型は何もいたずらに話しを長引かせようとか、関係の無い話しまで持ち出して相手をイライラさせてやろうとか、返事を曖昧にして幹事を困らせてやろうなどと思ってやっているわけでは決してないのです。B型のように、紋切り型に、即座に『いけない』などときっぱり欠席の結論を出してしまうと、いくらなんでもせっかく誘ってくれた相手に失礼だと思って、精一杯気を使っているのです。行く意思は十二分にあって、最後の最後まで頑張ってスケジュールを調整してみたのだけれど自分の行きたいという強い意志とは裏腹に状況がそれを許さず、結果ダメだった、という姿勢をみせたいという一心なのです。 当のこちらB型にしてみれば、その人が出席しようが欠席しようが、またその理由が残業だろうがデートだろうが結婚式だろうが、すごーくどうでもいいのだけれど………。 これは、クラス会のような団体の集まりでも、ふたりから数人のあつまりでも同じ状況になります。 一方、B型があまりにも間をおかず簡単にきっぱり返事をするのもまた相手に気を使っているからにほかなりません。はっきりとした結論を少しでも早く出してあげるほうが、便宜上相手にとって一番いいことだと考えているからです。結局これも気を使っているということになります。血液型によつて、気の使う場所やその表現方法には大きな違いがあるのです。