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「デザインとアートとの分水嶺より」

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Sep 18, 2007
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カテゴリ:アーティスト
私は最近思うことは、イラストレーターの便利な使い方やテクニックを知るたびにまた、DTPの現場で使っている人を見るたびに、イラストレーターっていうソフトはイラストを描くためのツールではなかったのかなあということであります。色々なテクニックを知るたびにますます印刷用のデータ作りのためのソフトとして開発されたのかと思うくらいです。だうたいからして、トンボ(トリムマーク)を付けられるっちゅうのもよく考えればイラストとは関係ない話ですよね。何ミリ左右に移動する、ガイドラインを引く、文字の行間や字詰めまで帰られる、アタマそろえ、シリそろえ、コピーペーストで面付けが簡単にできてしまう。ますます印刷用のソフトへと変化しているのか、それとも、最初からそのためのソフトとして開発されたのか、甚だ疑問であります。それやったらイラストレーターっちゅうネーミングもおかしいですわな。アドビ社様に聞いてみたいものですけど。アドビプリントメーカーとかビフォープリンティングとかそんなネーミングやないとあきませんやんか。どない思います?デスクトップパブリッシングメーカーっちゅうのもええかもしれませんね。せやけど所詮我々はそのソフトを使いこなしているなんて自慢してますけど、人のふんどしで相撲とらせてもらってるだけの話で、猿回しのサルみたいなもんですわな。せやけどもです、それを使わないと仕事にならんし、給料貰えん・・・とまあこういう理由で猿回しのサルを毎日演じているわけです。本当は猿回しのサルじゃなくて回す方の人間にならんとあきませんね。それをわかっている人はいらっしゃいますか?それでは皆様明日もしこしことイラストレーター8.0または10.0を駆使して印刷業界のために尽くしましょう。





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Last updated  Sep 18, 2007 09:51:27 PM
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