破損したフライロッドの修理 甦れ!K爺スペシャル 前編
北海道に移住したサル太郎君から、折ってしまいましたぁ~と泣きつかれたロッドが届きました。フェルールのバット側がバリバリに破損しています。緩んだ状態で無理な力を入れたのか、こけまくっていたそうなので、その時にすでにヒビを入れちゃったのか・・。良くぞここまでという状態です。ヒビも結構長く入っています。通常ならバット側のブランクを交換なのですが、僕はメーカーじゃないので、そんなにストックは持ち合わせていません。となると、補強して修理するしかありません。リールシートのバットキャップを外し、割れた部分の内側に補強用のグラファイトの端材を入れます。勿論テーパーが微妙に違うのですり合わせは必須です。それをエポキシ接着剤をやや暖め粘度を落とし割れた部分の内側にいきわたるように塗布してから補強材を差し込みます。セロハンテープでぐるぐる巻きにして固定します。この時ピッチリと巻かないとデコボコがひどくなり使い物にならなくなります。24時間置き、硬化が終わったらテープを剥がします。上手く接着できました。ちなみに補強の端材は結構長く入っています。また肉厚のブランクを使用しないと強度が出ません。続くブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!