埼玉県では、埼玉県産農畜産物の安全性を確認し風評被害を防ぐため、放射性物質の農畜産物への影響調査を実施しています。
野菜については3月20日、3月24日及び3月29日、原乳については3月22日及び3月29日に調査を実施しましたが、いずれの調査でも全ての検体で暫定規制値を下回っており、安全性に問題はありません。
埼玉県では、調査地点や対象品目を拡大し充実した調査を行い、安全性を確認し県民の皆様にお知らせします。
3月29日調査の概要
・3月29日にさいたま市(岩槻区)、熊谷市、川越市、所沢市、加須市、本庄市、狭山市、深谷市、三郷市のほ場から農産物(ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、ネギ、トマト)を10検体採取
・3月29日に県南地域(桶川市、川島町)と県北地域(深谷市)で原乳を2検体採取
・3月30日に結果判明
・検出された値(1kg当たり)
【野菜について】
品目 放射性ヨウ素 放射性セシウム
ホウレンソウ 410~530ベクレル 58~61ベクレル
コマツナ 240~540べクレル 26~37ベクレル
ミズナ 133~410ベクレル 検出せず~47ベクレル
ネギ 23~25ベクレル 検出せず
トマト 検出せず 検出せず
※暫定規制値(野菜)2,000ベクレル 500ベクレル
(注1)検出された放射性ヨウ素の最大値540ベクレル(コマツナ)の人体への影響について
このコマツナを、1日当たり18.2グラムを1年間食べ続けた場合の人体への影響は、胃のX線集団検診を1回受診した場合の約8分の1相当です。
※18.2グラム:ホウレンソウの日本人の1日当たり平均摂取量を準用
【原乳について】
品目 放射性ヨウ素 放射性セシウム
原乳 検出せず 検出せず
※暫定規制値(牛乳・乳製品) 300ベクレル 200ベクレル
・詳しい調査結果については、こちら(県政ニュース)を参照してください。
■野菜に関するお問い合わせ先
農林部 農産物安全課 有機・安全生産担当 Tel:048-830-4049
■原乳に関するお問い合わせ先
農林部 畜産安全課 畜産振興担当 Tel:048-830-4194