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2006年07月29日
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カテゴリ:主夫の醍醐味
No.002                         
=鶏の照焼=日経新聞「かんたん美味」にヒントを得て

鶏肉は元来肉の味がほとんどないので、
味を付けて食べるとおいしいですね。
私が好きな食べ方は唐揚か焼き鳥です。
でも唐揚は油であげなければならないので面倒ですし、
焼き鳥は小さく切って串に刺さなければならず、
焼台も必要なので家で作るのは難しいです。

それなら小さく切らずに適当な大きさにしてタレで焼いたらどう?
というわけでたどりついたのが「鶏の照焼」です。
鶏をまるごと一羽焼けばローストチキン、
小さく切って刺せば焼き鳥、
その中間を行くのが「鶏の照焼」ってことで味はもともと似ています。
前置きはここまで。
さっそく私流「鶏の照焼」を御案内いたします。

ポイントは金と手間をかけず、時間をかけること。
鶏肉を買ってきてタレへ漬け込み、最低まる1日漬けておきます。
できれば3日間くらい漬けておくと味が滲みこみます。
これをレンジで焼くだけです。

【タレの作り方】
1)酒と味醂を1:1で合わせて煮切ります。
2)煮切ったものと同量の醤油を入れてさらに一度煮立たせ、
  これを冷まして出来上り。

 酒と味醂を煮切るとは、
酒と味醂を(私の場合、200ccづつ)を鍋に入れて火にかけ、
アルコールを飛ばすことです。
鍋に火が入って燃え出すことがありますが、
これは蒸発しているアルコールが燃えているだけですから
気にしないで燃やしておきます。
ただし、まわりに燃えるものがないかを確かめてください。
また、換気扇にナイロンフィルタをかけていると
フィルタが燃えたり溶けることがあるので気を付けてください。
アルコールが飛んだころを見計らって、
残った量と同量の醤油を入れて再度煮立たせます。
煮立ったら、これをさませば「煮切醤油」タレの出来上がりです。
(15~20分)

この「煮切醤油」はタレというより「煮物の素」というものです。
煮切り1:ダシ汁3くらいで割ればソーメンのツユになります。
好みで砂糖を少し入れてもいいです。
煮切りとダシ汁の比率を変えれば
煮物をはじめその他の醤油ベース料理のすべてに使えます。
既成の「めんつゆ」はどれも濃くて甘いので、
私は煮切醤油とダシ汁を加減し、
そのときの好みで合わせています。
ぜひ皆さんも「わが家のめんつゆ」をお試しください。

鶏の照焼では煮切醤油を原液のまま使います。

【照焼の作り方】
3)鶏肉の切り分け
鶏肉は片側に皮がついているモモ肉を買ってきます。
このモモ肉を2~3つくらいのブロックに切り分けます。
片側は皮が全体に付いていますが取らずに残します。
漬け込んだときにタレが滲み込むよう、
皮の上からとがった包丁で細かくつつきます。
反対側の肉の部分で厚味のあるところには包丁を入れます。

4)漬け込み
タレに漬けるときの薬味を用意します。
私は長ネギの青い部分をミジンに切って一緒に漬け込みます。
他に生姜、ニンニクなどもお好みでどうぞ。

瀬戸もの容器を用意して、底に薬味を散らし、
タレを少し流し込みます。その上に肉を入れ、
上からまた薬味を散らしてからタレを流します。
これを繰り返して詰め込みます。
詰めた容器を冷蔵庫で最低一晩、
できれば3日間くらい寝かせます。(仕込み時間約20分)
プラスチック容器を使うと臭いがついてしまい、
あとで他のものを入れられなくなります。

5)焼き上げ
少なくとも一晩漬け込んだ肉を取り出し、
レンジ用の網に乗せます。
レンジには上の1段目と2段目に肉を入れ、
3段目には鉄皿?を入れます。
下に入れる鉄皿には水を1cmくらい入れておき、
油が落ちるのを受け止めます。
焼くときは皮を上に向けて、
皮から出る油が肉へ滲みこむようにします。
焦がさずに中まで火が通るように焼くには100℃で10分間くらいです。
(焼き上がりまで約15分)
(焼き上ったあと、天火まわりの片付けに10分)

【盛り付け】
焼き上がったら、
わが家では大きな皿に照焼肉を一人2個づつ乗せて、
あとは人参グラッセ、チンしたブロッコリやエンドウを載せます。
大根おろしも別容器で添えるとバッチ・グーです。
ちょっとしゃれたご馳走風に盛付けて、
ナイフとフォークを添えます。

鶏照焼の添え物には、
トマトと卵のスープがさっぱりしていて合います。
お湯にコンソメスープの素を放り込み、
トマト1個を5mm角くらいにきざんで入れます。
煮立ったらとき玉子1個を流し込んで出来上がりです。
(3人分5分)
これではまだちょっとテーブルがさみしいので、
冷奴を付けたりします(バランス悪いけど結構合います)

ところで、照焼を作りすぎて余ったら?
冷えた照焼をスライスにしてお弁当に入れると、
これで立派なおかずになります。
その他には冷やし中華に乗せてもおいしいし炒飯もOK。
暖かいうどんに乗せても合います。
つまり焼豚と同じ使い方ができます。

鶏の照焼とまったく同じ作り方で、
豚でも牛でも照焼ができます。
豚の場合、大きなブロックで作ればまさに焼豚です(ただし時間がかかる)。
でも牛の場合は、個人的にやっぱり塩コショウだけのステーキがいいですね。

ダシ汁もまとめて作って冷蔵庫で冷やしておくと、
ソーメンなどを食べるとき、
煮切醤油とダシ汁を合わせるだけで麺つゆの出来上がりです。
あとは麺を茹でて薬味を刻むだけで食べられます。
ダシはダシパック(雑魚の粉)か
カツオダシパック(カツオの魚粉)でとっています。

ダシ汁を冷蔵庫に長く置くとカビが生えることがあります。
冷蔵庫ならせいぜい1週間が限度です。
そこで長く保管したいときは冷凍します。
冷凍保存に活躍するのが市販のプラスチックのアイスクリーム容器です。
蓋つきなので冷凍保管にピッタリです。





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最終更新日  2006年07月29日 16時34分31秒
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