金融会社SFCG(旧商工ファンド)の大島健伸社長らが経営する投資会社
ケン・エンタープライズ(東京)は13日、中古車販売大手で東証2部上場の
ソリッドグループホールディングス(旧ライブドアオート)に対するTOB(株式
公開買い付け)が成立したと発表した。ソリッド経営陣・従業員は反対の
意向を表明していたが、上場会社に対する国内初の敵対的TOBが成立
した。T・ZONEホールディングスやマルマンなどの企業再生を手掛けた
ケン社は、1株あたり26円でソリッドの発行済み株式総数の48~66.58%
の取得を目指し、10月31日に買い付けに着手。その結果、48.48%の
応募がありTOBが成立した。買い付け金額は29億7500万円とのこと。
日本でもこういった例が今後も出てくるのだろうか。時代が変わりつつあることを
予感させる興味深い例だ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう