ものづくり博2024 in 東三河
本日は、午後「ものづくり博」に行ってきました。二年に一度の割合で開催されていましたがコロナなどで久しぶりの見学。地元の企業や大学からの出展があり、話を聞いてきましたが2時間だけでは足りなかった。豊橋技科大は、ロボコンで優勝し2023年実機が展示されていました。技科大の人に半導体についても聞いてきましたが、自分の知識不足で十分理解できませんでした。ウエハーのライン幅2nmについて聞いたら、世代の違いを言われ実際の線幅は17nmぐらいだと言われた。そこまで、細くなると光がガラス通過することができないので特殊な部品が必要となるだろう。「ASMLは、研究所とのタイアップがうまくいったので先に進むことができた」とも。装置は、ASMLだろうがそこに使われる部品については日本企業の製品が入り込んでいることは十分考えられる。細胞壁を破るのにダメージが少ない装置(手作り品)の開発で、今までの装置より歩留まりを上げれるように研究していたり。加工メーカーでは、25mmの厚みでもレーザーでAL・SUSでも切断できることに驚いた。高津精工三光精密工業では、精密な金型の製作が可能で一時中国に出してしまった技術をまた日本にとり戻してほしいものだ。屋根材では、「タイルーフ」なら瓦よりもコストが高いが耐久性と軽量化を考慮すれば選択肢の一つだと思った。LiDARセンサーで複数個所のセンサーから物体の位置情報をパソコンで処理することによって、物体を好きな視覚方向から見ることも可能になる。情報が点から色の粒で位置座標を処理すれば、野球もキャッチャの真裏でピッチャーの投球も見ることができるようになるかもしれない。日本中小企業の実力を目で見て確認するには良い機会だった。