テーマ:今日のワイン(6013)
カテゴリ:フランスのワイン
今日のワインは、ボルドーのワイン、レザマン・デュ・シャトー・モンペラ・ルージュ2007です。 このワインの下のキュベ、シャトー・モンペラは例の漫画で知られるようになったワイン、数々の賞を受賞しているとのことでなんどか飲んだことがあります。 今回は、その上のキュベ、ちょっとわくわくしながら飲んでみました。 このワインをつくるのは、200年以上アントル・ドゥ・メールでワインづくりに携わっているデスパーニュ家です。 この、シャトー・モンペラは1998年よりデスパーニュ家が所有、南、南西向きの畑は粘土石灰質土壌の4つの丘に平均樹齢30年のぶどうの木が植えられているそうです。 栽培には特別な手入れを施し、畑の水分のバランスを保つ為、畑仕事中にクッションの役割も果たす雑草を生やし、芝植えや手作業のでの葉の選定、房の色づく前後の適房、収穫量は1本の木から6房までとし、収穫は完熟後手作業で行うなどにこだわりを持ち、醸造においては、著名なコンサルタントのミシェル・ローラン氏中心にほかに3人の醸造家、農業エンジニアを迎えて5人のチームで醸造を行い、環境保護を視野に入れたワインづくりを行っているとのことです。 今日のワインは彫刻用に採取する粘土のある特別な区画で栽培された葡萄のみを使ったレザマン・デュ・シャトー・モンペラ・ルージュは、2003ヴィンテージより正式にリリース、2007年、シャトー・モンペラではぎりぎりまで収穫を待ち、区画毎に収穫を行い、更に4段階の選果を行う事で、品質の高いぶどうのみを使用し、新樽のフレンチバリックにて醗酵、MLF後、同バリックにて7ヶ月間熟成さらにバリック熟成後ステンレスタンクに移し替え更に7ヶ月間熟成を行って仕上げられたそうです。 ラベルにはオーナーであるティボー・デスパーニュ氏の奥様、芸術家であるソフィー婦人がシャトー・モンペラの畑にある区画から採取されたピュアな青い粘土で型を取り造った“恋人達を表現した彫刻”のデザインにが採用されています。 使用のぶどう品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネ・フラン15% 鮮やかなルビー色のエッジで濃く深い色調、ドライのブルーベリー、カレンツ、プルーンの果実の香りをしっかり感じます。果実味と綺麗に合うロースト香、スパイスの香り、ハーブの香りも感じます。 滑らかで優しい口当たり、香り同様、ドライの黒っぽい果実、ブルーベリーやカレンツ、プルーンの果実味、ミネラルも感じ、ロースト香もロースト香もここちよく、優しいながら複雑な味わい。豊かな果実味と深さのあり、なめらかで素直に美味しいと思えるワインです。 【コスパ評価】 ★★ 価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。 【思入れ度評価】 ☆☆ 美味しいです。モン・ペラより気に入りました。こちらの方が満足度高い!セールがあったら必ずリピります。 ビーフシチュー [2007] レザマン・デュ・シャトー・モンペラ (赤)Les Amants du Chateau Mont-Perat お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/02 07:29:09 PM
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