テーマ:自転車(12824)
カテゴリ:自転車整備
一般的な自転車のペダルの外し方です。
まずはペダルを外すための工具を用意します。 ペダルレンチがベストですが、無い場合は15mmのスパナやモンキーレンチで代用しましょう。 また怪我防止のため手袋をしての作業をオススメします。 作業を始める前の準備。 ペダルは強く締まっています(ペダルを漕ぐたびに締め付ける力が働く)ので、作業30分前に浸透潤滑剤をたっぷり注しておくことをオススメします。 30分という時間も大事で、短いと浸透しきっていないですし、あんまり長すぎると再び固着しだしてしまいます。 変速機付きの自転車の場合は1番重いギアに入れておくと、クランクが回りにくく作業が少しやりやすいです。 またホイールが回らないように、後輪ブレーキのレバーを縛ってブレーキをかけっぱなしにするのもオススメです。 ペダルの根元に工具をかけるようになってるところがありますので、そこに工具をかけます。 写真のように外す方のペダルを後ろ側の位置にし、工具を斜め後ろ上の方に動かします。 工具とクランクの角度は狭いほうがやりやすいです。 反対側は逆ネジなので同じようにペダルを後ろ側にし、工具を斜め後ろ上の方に動かせば大丈夫です。 片手で工具を持ち、もう片方の手でホイールもしくは反対側のクランクを抑えて、瞬発力を使って「ガッ」って感じで回します。 最初だけ緩めることができればあとは手で回して外せます。 ペダルの位置とか他にもやり方はあると思いますが、このやり方が怪我の危険性が低くてオススメです。 ペダルを取り付けるときは、まず、クランクの穴とペダルのネジにところ汚れが無いか確かめ、古いグリス等汚れがある場合ははきれいにふき取ります。 固着防止に新しいグリスや潤滑油を注します。 最初は工具を使わず指の力だけで締め付けていきます。 最後までネジを締めたら、仕上げに工具を使って「キュ}っと締めます。 最後の締め付けトルク(締め付ける力)ですが、 ちゃんとしたペダルレンチで締め付ける場合は片手で特に力まないくらいの力、 15mmの一般的な長さのスパナの場合は片手でちょっと力むくらいの力です。 (一般的な筋力の成人男性の場合のだいたいの目安なので、みなさんの筋力と相談して力加減を調整してください。) 高級自転車とか場合、アルミとかチタンとかカーボンで出来ていて強く締め付けると壊れる場合がありますので充分に手加減してください。 締め付け角度(抵抗が大きくなってから締め付ける角度)が指定されている場合はそちらに従ってください。 作業は自己責任で怪我に十分注意して行ってください。
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Last updated
2014.11.29 14:08:40
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