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微妙な感じで見ている、 NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 です。 信長と江との、あのような会話があり得るのか?、とか家康との会話も、秀吉に対する対応も・・・娯楽時代劇として受け止めれば、実に楽しい番組ですが、歴史の真実を・・・となると複雑な気持ちになってしまいます。 とは言え、篤姫に続く作品、脚本家、田渕さんの言葉を見ていると伝わってくる感動があります。
http://www9.nhk.or.jp/go/about/index.html
戦国、という言葉から、人はどんなことを想像するのでしょう。武士、領地の攻防、血なまぐさく凄(せい)惨な合戦、天下取り--今回、その戦国をドラマ化しようとする『江』のお話をいただいたとき、私の頭に浮かんだのは、そんなことばかりでした。前回執筆した『篤姫』の舞台、幕末には存在しない事柄でもありました。
焦りを感じ始めたある日、訪れていた取材先で、ふと、気づきました。合戦も天下取りも、関わっていたのはもっぱら男だ。愛しい人が、明日にも戦で死ぬかもしれない、そんなひりひりと切迫した時代、女たちはただひとえに争いのない日々を思い、恒久的な泰平を願っていたのではないだろうか、と。 子を産み、育て、家を守る役目の女性たちが、ひたすら平和を望むのは、戦国も幕末も、現代も変わりはないはずです。そして江こそまさに、多くの子供を産み育て、二代目徳川家を守りきった人だったのです。 懸命に生きた女性を描けばいいのだ。それがわかると、資料に接する目が変わりました。男たちの陰で戦国を動かしていたのは、実は女たちだったのかもしれない──取材と発見を続けながら私は今、江という女性とつながる糸が、次第に太く、強くなっているのを肌で感じています。 過去に新たな視点で光を当てることで、現在を変え、未来を変える。過去を生きた人たちに感謝し、私たちはきちんと生きているのだろうかと問い直す。 歴史を書かせていただくにあたっての、私のテーマは不動です。 『江』を誰よりも楽しみにしているのは、この私なのかもしれません。
島根県生まれ。NHKでは連続テレビ小説「さくら」(橋田賞受賞)、月曜ドラマシリーズ「妻の卒業式」、夜の連続ドラマ「女神の恋」「ダイヤモンドの恋」など話題作を多数執筆。前向きに生きる女性たちの姿を豊かな表現で描き、視聴者から深い共感を得ている。また、ドラマ以外にも映画・ミュージカル・落語・演劇・狂言など幅広い分野で精力的に執筆活動をしている。
「篤姫」を見ていて、とても不思議に感じたことは、原作と何の違和感も感じ無かったことでした、宮崎あおいの演技力の凄さによるものだったのかも知れません・・・感動と記憶に残る番組でした。 今回も、叉別な意味で記憶に残りそうな氣がします。
「江~姫たちの戦国~」 2009年6月17日に最初の制作発表がなされた。原作は2008年放送の『篤姫』の脚本を手掛けた田渕久美子。脚本も田渕が担当する。また、音楽は同じく『篤姫』以来となる吉俣良が担当する。2009年の大河ドラマ『天地人』同様に、戦国時代から江戸時代が舞台となる。 主人公は、のちに江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠の正室となる江(ごう)。江は、過去の戦国時代から江戸時代初期を舞台とする映像作品にたびたび登場しているが、本作ではその生涯に焦点が当てられる。 姉である茶々・初と共に戦乱に翻弄されながらも、家族や周囲の人々との絆を育み、天下太平の世を願い続け、やがて将軍の正室となり大奥の礎を築いてゆく。 もはや大河ドラマの定番とも言える織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑全員が登場する内容ではあるものの、常に時代の中心で歴史を見つめてきた江の姿を通して、新たな戦国史・女性史としてのドラマが描かれる。 主役・江を演じるのは大河ドラマ初出演である上野樹里。大河ドラマ史上8人目、『篤姫』以来の女性主演となる。 また、長姉・茶々役は宮沢りえ、次姉・初役は水川あさみ、三姉妹の母の市役は鈴木保奈美(ナレーションも兼任)、江の3番目の夫となる徳川秀忠役は、大河ドラマ初出演の向井理が起用された。
・・・滋賀県人としては、ドラマの場面は何度も訪れている場所でもあり、興味深々な内容で・・・
・・・ボチボチ継続
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最終更新日
2011.02.27 15:27:25
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