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カテゴリ:ジンコ・ソーラー(晶科能源)
ジンコ・ソーラー(晶科能源)は、2014年第2四半期のソーラー製品出荷合計が659.5MWと前期比13.5%増加し、前年同期比34.8%増加した。このうち、太陽電池モジュールは570.8MWで前期比25.4%増加、前年同期比24.1%増加し、太陽電池セルは34.6MWで前期比1.8%増加、前年同期比91.2%増加、ウエハは54.1MWで前期比41.3%減少したが、前年同期の5倍近くに増加した。
![]() なお、上期のソーラー製品出荷合計は1,240.7MWで前年同期の827.8MWに比べて49.9%増加した。このうち、モジュールは1,025.9MWで38.2%増加し、太陽電池セルは68.6MWと40.3%増加、ウエハは146.2MWで前年同期の約4倍に増加した。また、同社の太陽光発電プロジェクトは6月末のグリッド接続規模が252MWに達しており、第3四半期に新たに100MWの接続を見込んでいる。 ![]() 同社は、2014年第3四半期に、太陽電池モジュールの外販量650~680MW、自社の下流プロジェクト向け150~170MWを合わせ、モジュール総出荷量800~850MWを見込んでいる。さらに、2014年通年の外販量2.3~2.5GW、自社の下流プロジェクト向けの600~650MWを合わせ、モジュール総出荷量2.9 ~3.2 GWを見込んでいる。通期のプロジェクト開発規模は600MW超を予想している。 2014年6月30日現在、同社のシリコンウエハ、インゴット、太陽電池セルの年間生産能力はそれぞれ2GWで、太陽電池モジュールは2.1GW。これには、浙江尖山光電股イ分有限公司(Zhejiang Topoint Photovoltaic Co., Ltd.)、浙江魚台太陽光発電材料有限公司(Yutai Photovoltaic Material Co., Ltd.)、浙江威士達太陽光発電材料有限公司(Zhejiang Weishida Photovoltaic Material Co., Ltd.)、浙江久太新能源有限公司(Zhejiang Jiutai New Energy Co., Ltd.)の総称「Topoint」の再編製造資産からのリース契約に基づくシリコンウエハ、太陽電池セルの各500MW、太陽電池モジュール100MWの生産能力を含んでいる。ジンコ・ソーラーは2014年9月に予定されているTopointの再編完了まで、Topointの製造資産を運用する。 ソーラー製品出荷の増加と太陽光発電プロジェクトの拡大を背景に、同社の2014年第2四半期売上高は3億9,210億ドルで前期比21.0%増加、前年同期比36.3%増加した。前期比増加は太陽電池モジュール出荷量の増加を反映したもので、前年同期比増加はモジュール販売価格の上昇と販売量の増加によるもの。 また、第2四半期売上高のうち売電収入は6,100万元(980万ドル)で、自社プロジェクトの完成による売電量の増加で前期比26.1%増加、売電事業の粗利益は3,890万元(630万ドル)で粗利益率は63.8%を記録した。 基本情報 ジンコ・ソーラー(晶科能源) 関連記事 浙江省麗水で5年間の500MWプロジェクト開発契約 2014.8.14 南アフリカに120MWの太陽電池モジュール工場開設 2014.8.12 中国民生銀行と5年間で10億元の戦略融資契約 2014.7.27 第1四半期ソーラー製品出荷が前年同期比72%増加 2014.6.1 アリゾナの太陽光発電に35MWのモジュール供給 米国の2つのソーラーパークに37.2MWのパネル供給 中国南方電力網と21.09MWのモジュール供給契約 合計出力39MWの2プロジェクトを江蘇省の送電網に接続 2013年ソーラー製品出荷は1.9GWで63%増加 東京のスイス大使館に60セル単結晶270Wモジュール供給 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.21 13:15:17
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