太陽電池モジュール、10~12月出荷1,511MWと14%増加
太陽光発電協会(JPEA)がまとめた太陽電池出荷統計によると、2022年度第3四半期(2022年10~12月)の日本における太陽電池モジュール総出荷量は1,511MWで前年同期比14%と大幅に増加した。モジュールの国内出荷量も1,507MWでと前年同期に比べ15%増加し、海外出荷は4MWで67%減少した。 この結果、2022年の日本における太陽電池モジュール出荷量は、国内出荷が5,027MWと前年比2.1%減少し、海外出荷は19MWと58.2%減少、総出荷量は5,046MWと2021年の5,181MWに比べて2.6%減少した。また、2022年の日本企業における太陽電池モジュール出荷量は、国内出荷が2,133MWと1.5%減少、海外出荷が19MWと55.5%減少し、総出荷量は2,152MWで2021年の2,208MWに比べて2.6%減少した。 2022年度第3四半期のモジュール総出荷量のうち、日本企業は612MWで前年同期比7%増加し、外国企業は899MWで20%と前年同期を大幅に上回った。 日本企業/外国企業の総出荷量比率は41:59で、外国企業の出荷量が国内企業を上回った。国内生産/海外生産の比は7:93で、国内生産比率は10%以下と低調に推移している。 モジュールの国内出荷量は1,507MWで、前年同期比115%であった。用途別で見ると、住宅用途は 340MWで30%と前年に比べて大幅に増加し、全体の8 割を占める非住宅は1,167MWで11%増加した。非住宅用途の内訳は一般事業用途432MWで127%増加、発電事業用途は735MWで4%増加した。市場動向