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カテゴリ:その他日本企業
東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は、大規模太陽光発電システム用パワーコンディショナ(PCS)「SOLAR WARE630(型式PVL-L0630E)」が中国の国有の電力送配電会社である国家電網公司(中国国家電網)・中国電力科学研究院で実施したPCS の性能試験「Zero Voltage Ride Through(ZVRT)」に日本メーカーとして初めて合格した。
ZVRTとは、系統短絡事故などにより瞬時停電が発生し系統電圧がゼロとなった場合でも、系統崩落を発生させないため、PCS が系統に連系したまま運転を継続する機能。日本を含めて多くの国で要求されるのは系統電圧に30%程度まで瞬時電圧低下が発生しても運転を継続する機能。中国のように系統連結の規制が厳しく、さらにZVRT 対応の要求がある場合には、その実現のために高い技術力が求められる。 世界最大の太陽光発電市場を持つ中国では、今後も緩やかな市場規模拡大が続くと見込まれている。TMEIC は中国のZVRT に合格したPCS を現地生産しており、中国市場でPCS 拡販の飛躍を目指す。 その他日本企業の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.18 16:50:31
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