旭硝子は、兵庫県赤穂市に自社保有する敷地面積約5万1,000平方メートルの塩田跡地(兵庫県赤穂市西浜町1022番21他)を有効活用して建設した、発電出力約4.2MWのメガソーラー(旭硝子穂太陽光発電所)が完成し、3月10日に竣工式を開催した。投資金額約13億円で年間発電量約450万kWhを見込む。
塩田跡地は、メガソーラーの建設候補地として有力ながら、設置する機器や部材が錆びや腐食、塩害の影響を受けやすいという懸念がある。そこで同社は、これらの課題に対応して錆びや腐食の心配がないグループのFRP素材「プラアロイ」を使った架台を使用している。
また、太陽光パネルには、表・裏両面に同社の化学強化特殊ガラス「Leoflex」を使い、塩害の影響を抑えた軽量ソーラーパネル(三菱電機製)を使用し、塩害の可能性がある土地での長期にわたる安定的な発電を可能にした。
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