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テーマ:ニュース(99492)
カテゴリ:パナソニック
パナソニックは、 インドネシアの西部ジャワ州バンドン県バンジャルサリ村のマラバル公立第四小学校に、 山間部地域の教育環境改善を目的に、パナソニックが開発した太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を設置、7月30日にプロジェクトのパートナーであるインドネシアのNGO団体「FEDUs」(フェデゥス)と共同で引き渡し式を開催した。
標高約1,500メートルに位置するバンジャルサリ村は、電力会社による電化が行われたエリアながら、マラバル公立第四小学校は半径1~2kmほどの茶畑の中にあり、32年間、無電化状態が続き、一般的なパソコンなどのITを活用した教育環境が十分に整わないことが課題となっていた。 パナソニックは、在インドネシア日本国大使館の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用した官民連携プロジェクトを通じ、「パワーサプライコンテナ」をマラバル公立第四小学校に納入。LED照明や学校の電気設備およびパソコン、プロジェクタ、テレビなどの教育ツールに対する電源を供給することで、施設環境、教育環境の改善を図った。 「パワーサプライコンテナ」は、 パナソニック製の太陽光パネルや蓄電池を活用した独立電源パッケージ。授業のある時間帯は、「パワーサプライコンテナ」から教室の電気設備に電力を供給し、照明器具の点灯やパソコンやテレビを活用した視聴覚教材の提供などで教育環境を改善する。また、授業の無い時間帯には、「パワーサプライコンテナ」の運用組合を通じて、学校内での電力多目的利用を行うことで、維持にかかる管理費を徴収し、地域コミュニティの活性化や地域の電力インフラ課題の改善に貢献する。 また、マラバル公立第四小学校は、水道の供給も不安定だったが、同プロジェクトの中で貯水槽とポンプを設置することで学校内の給水環境も改善された。 パナソニックは、同プロジェクトで機器の導入とFEDUsへの技術支援を行った。FEDUsは、マラバル公立第四小学校やバンジャルサリ村内で電力供給の自立的運用が可能な運営管理組織の設立支援を行い、運用・管理・維持に関する研修や支援を実施することで、サスティナブルな電力供給運用を目指す。 パナソニックの基本情報と関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.06 17:35:53
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