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テーマ:ニュース(99551)
カテゴリ:ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアは、宮城県で年産能力150MWの東北工場の商業生産を開始した。同工場は2013年12月に投資決定し、2015年4月より稼動を開始した後、最新鋭の技術を確立するために入念な立ち上げ作業を行ってきた。今回、主力の国富工場品と比べて同等以上の製品を生産する体制が整ったことから、商業生産を開始した。
東北工場の投資額はMW当たりで国富工場の2/3程度に抑える一方で、より一層進化したCIS薄膜太陽電池の量産技術が導入されている。この新工場のコンパクトな新量産ラインでは、MW当たりの生産に要する人員が2/3程度に削減されることに加え、生産時間も1/3程度に短縮される。同社は、これらの技術力により実現する世界トップクラスの生産コストにより、海外生産体制の構築へ向けて前進する。 東北工場で生産するソーラーパネルは、今夏より宮城県内の顧客に限定して受注を開始、その後エリアを順次拡大していく予定。パネルの出力向上に継続的に取り組み、フル生産時の出力で180W以上を目指す。 東北工場のソーラーパネルは、出力向上に加え、顧客やパートナー企業に優れた経済性を提供する。従来からCIS薄膜太陽電池には、セル配置がシリコン系と異なるため影の影響を受けにくいという特徴があるが、東北工場ではセンターリードを採用したことにより、パネルの一部に影がかかった場合の出力低下が現行製品と比較して更に少なくなる。また、現行品と比べて軽量かつ汚れにくいほか、電圧や端子ボックスなどの仕様見直しにより、システム設計の自由度や施工性の向上を織り込んでいる。 ソーラーフロンティアの基本情報と関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.01 18:14:31
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