|
テーマ:ニュース(99712)
カテゴリ:その他日本企業
シン・エナジー(旧洸陽電機、神戸市)は、「京都大学(長浜団地)再生可能エネルギー施設設置運営事業」の公募型プロポーザルで、事業者に採択された。京都大学が舞鶴市に所有する農学研究科旧実験圃場に、2020年初頭~春頃の連系開始予定で発電出力1MWの太陽光発電設備を設置し、売電を行うとともに電力の一部を災害時の非常用電源として利用するもの。また、年に一度、地域内での防災イベントの実施も計画している。 防災イベントを通じて地域住民のエネルギーに関する関心を高め、防災意識を持ってもらうことが狙い。同社は、これまでに様々な地域と共同で再生可能エネルギーの開発を行ってきた。太陽光、地熱、小水力、木質バイオマス発電など多数の発電所建設・運営の実績を持ち、今回の事業でも、そのノウハウを生かして京都大学および周辺地域へエネルギーを通じた地域貢献を行う。 同事業は、発電した電力をFIT(固定価格買取制度)を利用して関西電力売電するほか、京都府「京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーマスタープラン」で推進されている電気自動車を用いて、太陽光発電設備から取り出した電気を大学に提供することや、地域の災害避難所への輸送を可能としている。 また、再生可能エネルギーへの関心を高めるとともに、大学関係者および地域住民が災害時に非常用電源を利用できるよう、年に一度の防災イベントを実施する。さらに、コンセントやWi-fi機能を付与したスマートライトを同じ敷地内に設置し、災害時には電気機器の充電や通信を可能にする。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.09 13:07:30
コメント(0) | コメントを書く
[その他日本企業] カテゴリの最新記事
|