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カテゴリ:その他日本企業
東亜道路工業は、路面に直接設置できる太陽光発電パネルと蓄電池を併用した太陽光発電舗装システム(Wattway Pack)を2022年6月より販売開始した。長野県上田市で、エヌ・ティ・ティ・コムウェアがドコモ・バイクシェアなどとともに、11月8日から開始した「グリーンエネルギーを活用したシェアサイクルシステムの実証」で、同社のデータ分析/活用基盤Smart Data Fusionの連携検証設備としてWattway Packが採択され、実証場所である上田市観光会館のシェアサイクルポートへの設置工事を東亜道路が行った。 Wattway Packは小規模の独立電源システムで、ファシリティ・マネージメントの観点から設置スペースや景観・安全性に優れ、市街地や公園で、サイクリングロードや電動モビリティなどの充電スポットとして適用可能なソリューション。 Wattway Packは、フランスの道路会社Colas社とフランスの国立太陽エネルギー技術研究所(CEA-INES)が共同して開発した路面に直接設置できる太陽光発電パネル(Wattway)と、蓄電池を組み合わせた小規模の独立電源システム。発電した電力を蓄電することにより、照明施設、監視カメラ、電動モビリティの充電、Wi-Fi設備などの電源として利用可能で、被災時には非常用電源として機能する。 Wattwayは面積0.86㎡、厚さ6㎜、質量5.5kgで、1枚の最大発電能力は125W。軽量で持ち運びが容易で、特殊な接着剤により舗装面にそのまま貼り付けることが可能。フランス国内では大型車による実証実験で耐久性の確認されており、またパネル表面に施されたすべり止め機能により、歩行者や車両の通行する箇所への適用が可能。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.27 10:08:16
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