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2007年07月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「早くも安倍政権を総括する(苦笑)」は第3回
今回からは、掲示板でも予告しましたように

「もう1つの『小沢一郎にしかできないこと』(前編)」

自民党支持の方には
申し訳ないのだけれども
今回は頭をハンマーで

すこーん!

と、殴らせていただきます。(苦笑)

いや、他意はありません。
自民党の支持者の方は
今、安倍政権が陥っている事態に対して

「まあ、民主党もだらしないから。。。」

というところを
ある種の心の拠り所に
しているというかね、
甘えてしまっているように
思うんですよね。

もっと必死になってください。
民主党は変わりましたよ。

うひょひょ。。。(苦笑)

ということで、
本題に入りたいと思います。

今回のテーマについては、
前回のエントリーに
そのヒントを示してあると
掲示板に書いたんだけどね。

『ちなみに、年金未払い問題は
なぜこれほどタイミングよく
出てきたのでしょうか。

社会保険庁改革の民主党の対案が
「国税庁との合併」であること』

要は、この部分ですけどね。

もし、年金未払い問題が
大騒ぎになって
民主党がこの対案を出してきた時

「また、民主党はくだらない対案を出してきて。。。」

と思った方がいたとしたら、
それは、政治に対する感性が
いささか鈍いと
言わざるを得ないかもしれない。

僕はこれをみた瞬間、

えええっ

と、頭をハンマーで
殴られました。(苦笑)

なぜなら、この対案は
これまで民主党が出してきた
数々の対案とは
ぜんぜんその方向性が
違うものだからだ。

これまでの民主党の対案というのは
そのすべてが

「官僚を政策過程から排除する
官僚から権限を奪う」

ことを意図するもので、
そこが官僚に依存する
自民党との違いだと
民主党がアピールしたかった
ことなのだけれども、

「この官僚国家の完成した日本で
現実的にそんなことができるわけない。
第一、官僚の変わりは誰がやるの?」

という、国民の素朴にして
まっとうな疑問に
民主党が答えられないので

「学級会の机上の空論」

と、批判され続けてきたわけだ。
(つーか、「学級会」という言い方は
僕のオリジナルだと思いますが。。。=苦笑)

いや、民主党がこれまでに
出してきた対案は
ぜんぶそうですよ。

ところが、この
「社会保険庁改革」の対案は
ぜんぜんこれまでと違うでしょ?
だって、これは

「官僚を政策過程から排除しない
官僚の権限を増やす」

そのものだからだ。
しかも、社会保険庁を合併して
権限が飛躍的に増大するのは
どこだと思います。

「財務省の外局である国税庁」

ですよ。(苦笑)

「省中の省」
「最強の官庁」

と、言われる財務省に
わざわざ年金の取り扱いを
預けましょうと
民主党が言うんだから
これはありえないよ。。。(笑)

まあ、この対案というのが
元々、小沢さんが自由党時代かな?
また、菅直人さんあたりも
主張していたと思うけれども

「年金を税金として徴収する。
年金制度の一元化をめざす。」

という考え方に
沿ったものであることは
わかる。

もちろん、民主党の対案には
年金を税金でとまでは
踏み込んでいないけれども
いずれそういう方向でと
考えていることは明白だろう。

ただ、そうだからといって
一挙に国税庁と社会保険庁の
合併まで飛ぶことは
これまでの民主党だったら
ないと思うんだよね。

「国税庁と社会保険庁の合併だと
官僚の焼け太りだし、
それはそのままとして、う~ん。。。

そうだ!NGOのよる
監視機構を作ろう!!」

とか、(失笑)
民主党得意の得意技

「シチズニウム光線」

が出て、(苦笑)
国民にはごちゃごちゃして
わかりにくい対案に
なっちゃってたと思うのだ。

また、あるいはこれは
労組の意向に沿ったものでは
という批判もあるよね。

これは、郵政民営化の時に
民主党が徹底批判された
部分でもある。

ただ、僕は今回については
これはちょっと違うように
思うんだよね。
なぜなら、役所ってのは

「ノンキャリ・労組も縦割り」

なんだってことだよね。

合併によって
社会保険庁のノンキャリの
雇用が維持されるのは
いいかもしれないけど、
合併した後は、
年金が税金として
集められるかもしれないわけだ。

そうすると、社会保険庁の
ノンキャリの人たちは
これまで長年にわたって
「生き字引」としてやってきた(苦笑)
年金を徴収するという
仕事がなくなるわけだ。

ノンキャリの人たちにとって
なによりも大事な価値観は

「自分の仕事を今のやり方のまま守ること」

だからね。

だから、社会保険庁のノンキャリにとって
年金が税金になってしまうことは
えらいことだからね。(苦笑)

そして、これは国税庁の
ノンキャリにとっても
同じなんですよ。

だって、年金の徴収なんて
新しい仕事はやりたくないから。(苦笑)

しかし、余談だけれども
この「今のまま守る」ってのが、
実は微妙なところでね。

例えば、仕事に
コンピューターが導入されたりしたら

「そんなものより、
ワシのそろばんのほうが正確だ!
ワシは30年そろばんでやってきた!!」(笑)

いや、みんな笑うかもしれないけど
いるでしょ、こういう人?(苦笑)

年金未払いの問題というのは
案外にこういう
身近にありそうなところに
問題の根っこが
あるような気がする。

話が脱線してしまったけれども(苦笑)
要するに、役所のノンキャリとは、
「縦割り」というより

「自分の『生き字引』としての仕事割り」

みたいなところがあって、(苦笑)
自分が長年やってきた仕事を
死守することが大事なので
役所の合併というのが
労組の意向に沿ったものだというのは
そうではないとは言わないけど
それだけではちょっと
説明しきれないところがある。

あの民主党が、
労組間の利害対立を
しっかり調整できると
みなさんも思わないでしょ?(苦笑)

ということで、要するに
「従来の民主党の対案主義」や
「労組の意向」では
民主党の社会保険庁改革への対案は
なかなかすっきりとは
説明できないということだ。

やはり、これは
キャリア官僚の意向が
入っていると考えるほうが
自然だと思う。

前回のエントリーでも書いたけれど
財務省の外局である国税庁は
国民の税金を徴収しているわけで
国民1人1人の情報を
最も持っていると
まことしやかに語られているわけだ。

検察よりも持っていると。。。(苦笑)

その国税庁に
国民の年金の徴収まで
やらせようというのだから、
これは国民1人1人の情報を
財務省が一元的に
ぜんぶ管理することだとしても
決して言い過ぎとはいえない。

いや、ほんとの話。。。(苦笑)

こういう発想というのは
この情報を直接的・間接的に
利用することを考えることができる
能力のある人たちからしか
でてこないものだ。

つまり、財務省の
キャリア官僚から出た発想だと、
僕は普通に思うんですよね。(苦笑)

それが、実にさらりと、
静かにいつのまにか
自民党ではなく
民主党から出てきていたと
いうことなのだ。

僕はこれまで、
民主党の官僚排除の姿勢を
徹底的に批判してきたけど、
(例えば、2004年7月8日
脱官僚論を考える
どうやら、民主党と官僚の関係には
なんらかの変化が生じていると
考えてよさそうである。

次回、後編では、
民主党と官僚の間に
なにが起きているのかを
「頭の体操」させて
いただきます、はい。

うひょひょ。。。(苦笑)

それでは、またね。





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最終更新日  2007年07月05日 18時47分13秒



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