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2007年08月28日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。
いよいよ皆様お待ちかねの(?)

「安倍内閣改造と自民党役員人事」

の分析です。(笑)

「かみぽこ政治学」でもね
民主党を評価する分析が続いて、
イライラの募る方々も
いらっしゃったと思うけれども(苦笑)
ここは一発「安倍人事」で
スカッとして。。。

うう~ん、このエントリーでは
スカッとはできないかもしれないけどね。(苦笑)

さて、どこから話を始めたら
いいかということなのだけど、
とりあえず、最初に
ここらへんから始めたいと思う。

「小池防衛庁長官が辞意」
「自民党役員会、役員人事を首相に一任」

この2つの出来事があった頃までの
一週間くらいで
どうも潮目が変わったような
感じがする。

これは結局、このエントリーの
最後に書いたようにね、
(2007年8月12日
続・参院選総括:「友情と打算」の自民党支持者に何が起きたのか。(後編)

「自分だけが正しい。
全ては周りの責任である」

と、一点の曇りもなく
考えているとしか思えない(苦笑)
安倍さんのある種の

「狂気」

を目の当たりにして、みんなが

「まじで自民党が崩壊するかも。。。」

と、ある種の恐怖を
感じたんじゃないだろうか。

安倍さんの足を引っ張ったりとか
そんなことできなくなっちゃったんだよね。

引くも地獄、進むも地獄、
進むしかないと
自民党議員はみんな
思うしかなくなったわけだ。(涙)

それが、「小池さん」と「首相に一任」の
背景にあったと思うんだよね。

だから、今回の内閣改造・党役員人事は
一言で言うと、

「安倍首相、体にダイナマイト巻きつけて
政権の座を人質に、官邸に立てこもり人事」

と、呼ばせていただきたく
1つよろしくお願いしたいと。。。(苦笑)

うひょひょ。。。

ということで、
今回の安倍人事の特徴は、
安倍さんが「狂っている」ことで
内閣に求心力が
集まるかもしれないという
ちょっと妙な状況が
生じているということだ。

ただ、どんな形であれ、
僕が小泉人事以来言ってきた、

「内閣 VS 党・派閥」

の綱引きの中で、
内閣に求心力が向くような
人事をやることが
政治主導のポイントだと
いうことからすれば、
この安倍首相の「狂気」は
高く評価すべきかと思う。(苦笑)

ただ、惜しむらくは
安倍首相という人間の中に
こういう「狂気」の部分が
元々あったのならば、
なんで、こんなムチャクチャになる前に
もっと早くそれを
出さなかったのかとも思うね。(苦笑)

それでは、安倍人事を
細かく検証してみたいと思う。

まず、「ビッグ3」のことから、
話を始めたいと思う。

「ビッグ3」と僕が呼ぶのは、
ポスト安倍を狙う人たちの中で
先頭グループだった

町村信孝さん、
谷垣禎一さん、
麻生太郎さん、

3人のことなんだけどね。

まあ、結論から言えば、
3人とも、

「望ましくない状況の中で
勝負に出ざるを得なかった」

ということだと思う。

最初に、基本的なところを
押さえておきたいのだけど、

「参院で自民党が第一党から転落」

という状況は、
次期総理・総裁候補にとって

「まったく考えてもいなかった
困った状況」

だということだ。

うちの掲示板にも書き込みがあったけど
一部に、町村派が勢力を拡大して
津島派が更に弱体化したことで
町村さんの勝利なのではないかと
いう人がいるけれども、
それは典型的な

「木を見て森を見てない議論」。(苦笑)

党内で「町村派VS津島派」が
どうだこうだというのは、まず

「自民党が政権政党として
安定多数を占めていること」
(まあ、他党と連立として
安定多数でもいいけど)

が、前提でなければならない。

その前提が崩れて、
参院で第一党から転落した状況では、
派閥の勢力がどうだなんてのは
なんの意味もなくなるのだ。

そもそも論なんだけど、
「町村派VS津島派」は
もう昨年の総裁選で
額賀さんが降ろされた時点で
勝負あったなのである。
(2006年8月14日
額賀福志郎に次はない。

今更、津島派がいくつ減ったとか
大勢には影響がない話なのだ。

総理・総裁候補は
今の衆参ねじれ状況に
正直ぞっとしていると思う。

なぜなら、彼らは
自分が政権の座に
着いた時のことを
イメージしてみるだろう。

日本の首相というのは
ただでさえ、日々、
様々な懸案を処理することに
忙殺されるわけだ。

ところが、1つ1つ懸案を
処理していくのに、
ぜんぶ、民主党との調整が
必要になるということだよ。

これはぞっとするくらい
膨大なエネルギーを必要とする。

総理・総裁候補に
なるくらいの政治家なら
自分の時には
これをやりたいという政策が
必ずあると思うけれども、
そんなことをやる余裕など
なくなってしまったわけだ。

おそらく今後6年、
次の参院選で
よほどの幸運がない限り
参院では民主党が第一党だ。

たとえ安倍内閣が倒れて
自分に総理総裁の座が
回ってきたとしても、
ただただ、野党の攻勢から
防戦一方が続く。。。

これはおそらく、
外から見ている以上に
彼らにとっては
お先真っ暗、まさに

「進むも地獄、引くも地獄」

という、森さんと中川秀さんが
安倍首相に言った言葉は
そのままポスト安倍の
ビッグ3にも当てはまる。

さて、このビッグ3だけれども。
1年前には予想もしなかっただろう
困難な状況にどう向き合うか
三者三様の判断をしたと
言えるだろうね。

まず、麻生太郎さん。
(麻生派会長、当選9回、外務大臣、
総務大臣、経済財政担当大臣、
経済企画庁長官、自民党政調会長など)

麻生さんの自民党幹事長就任の情報は
参院選の投票前から流れていたし、
参院選の敗色が濃厚になった段階で
安倍首相から非公式の打診があったようだ。

うん。。。

なんとなくなんだけど、
麻生さんは
安倍首相に「狂気」が宿った
早い段階から
逃げ道を塞がれてた
感じがする。。。(苦笑)

「麻生さん、貴方も一緒に
ダイナマイトを抱いて
官邸にいてくれるよね。。。」

安倍首相の宙をさまよう
カメラ目線でこう言われて、
人のいい江戸っ子・麻生さんは
口をゆがめて、

「しゃーねえなあ。。。」

と、思ったのだろうか。(笑)

僕はこれまで、
外相というポストが
いかに総理・総裁の座を
狙うに当たって、
おいしいポストであるかを
書いてきたんだけれども
(2004年9月28日
小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣
麻生外相もこの1年、
ものすごくおいしい思いを
してきたと言える。

これほどムチャクチャになった
安倍内閣において、
麻生外相の責任を問う声はゼロ。(苦笑)
内政の混乱を横目に

「自由と繁栄の弧」

というビジョンを打ち出して、
華麗なる麻生外交を展開して
国民的な人気も高まってきた。

そして、麻生さんは
この内閣改造で
幹事長に就任して
安倍首相を支える道を選んだ。

しかし、これはかなり
リスクの大きな選択である。

まず、なによりも
次の幹事長は

「次の衆院解散総選挙」

を戦わないといけない。
これはね、

「100%議席を減らすことが
最初からわかっている選挙」

なのだ。

なぜなら、現在、自民党は
衆院で3分の2以上の
議席を占めているわけだ。

どんなに首相の支持率が上がっても、
これ以上に議席を増やすことは
ありえない。

つまり、次の衆院選というのは
自民党にとって

「どれくらいの議席減を
勝敗ラインとするか」

という選挙になるわけだ。

「30議席減」か「50議席減」か
「単純に過半数」で勝利とするか。。。

こういう勝敗の設定の仕方は
非常に難しいものだ。

麻生派は少数派閥だし、
党内は麻生さんの
味方ばかりではない。

麻生さんに優しい
勝敗ラインの設定を
させてもらえるとは限らない。

安倍内閣がこれから
更に迷走を続けて
麻生人気に頼らないと
いけないならば、
みんな麻生さんに優しいだろうが、
自民党支持が好転したら、
麻生さんを使い捨てようと
するというかね。。。

古賀さんや谷垣さんも、
マッチーだって、
いざとなったら
そんなに甘くないよ。(苦笑)

そして、麻生派が
少数派閥だということも
やっぱりリスクになる。

前回の総裁選の時、
麻生さんが森さんに
支援をお願いに行って
冷たく断られたと
いうことがあったけれども、
やっぱり大派閥の支援を得なければ
なにもできない立場というのは
厳しいものだ。

それでも麻生さんが、
あえてリスクをとって
幹事長就任を受けたのは、
外相としての高評価、
国民からの麻生人気にもかかわらず、
実際は進んでも引いても
先の展望が見えないからだろう。

もし、今回の参院選が
自民党の勝利か
小規模の負けだったならば、
麻生さんにとっての
最適な選択というのは

「外相留任」か、
「閣外に去る」

だっただろうと思う。

「華麗なる麻生外交」を
このまま続けてもいいしね。

あるいは、麻生さんは
2003年9月の総務相就任以来、
約4年も閣内にいたのだから、
そろそろ一度お休みしても
問題はない。

外部でTVとかに出て、
べらんめえ調で
時には失言しながら(苦笑)‘
「麻生人気」の維持に
努めたらよかった。

しかし、参院選の結果、
自民党はマジで
下野の心配をしなきゃ
いけなくなった。

その上、目の前の首相は
信じられないことに

「俺は辞めない」

と言い張り、
宙をさまよった目で
自分に幹事長就任を
要請してくる。。。

(これは要請を受けるしかない。。。)

自民党下野という
最悪事態を避けるのは、
この「狂気を首相」を
なんとかかんとか
支えるしかない。。。

と麻生さんは腹を決めたのだろう。(涙)

かくて、麻生さんは
安倍首相と一緒に
ダイナマイトを体に巻きつけて
心中することを
決意したということ
なのである。(苦笑)





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最終更新日  2007年08月28日 12時32分25秒



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