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2007年12月31日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

今日は、toruxさんの
掲示板への書き込みの回答として
エントリーを書きたいと思います。

では、まずは
toruxさんの書き込みから。

『石原伸晃の山崎派入り、
古賀派・谷垣派の「中宏池会」合流など、
福田首相による内閣改造を前に
自民党の旧来の

「派閥の論理」

に回帰する方向での
構造変化が起きている様子。

「中宏池会」は、
中川勉強会の立ち上げで
麻生派の支持基盤か確立したため、
古賀さんが麻生カードの
利用価値をなくしてを手放した、
ということでしょうか。

派閥掌握に成功し、
党の選対委員長に就任した古賀さんが、
自分の潜在的な求心力を顕在化させて、
衆院選に向けてピークに持って行こうと
しているように思えます。
成功すれば古賀政権(谷垣首相)だが、
失敗すれば求心力の総精算の可能性も。』

うん。。。

え~、勝手に改行したのは、
お許しいただきたいと
いうことで。。。(苦笑)

あれですよね、
古賀さんがついに

「中宏池会」

の結成に踏み切ると
いうことなんだけどね。

このブログでは
古賀さんについては、
小泉政権時代から
ずっとウォッチしてきて、
古賀さんは「大宏池会構想」を
やるぞやるぞと言って
麻生・谷垣を両天秤にかけながら、
結局、なかなかやらないよと
言ってきたわけだ。

それが、ついに古賀さんが
「大」ではないけど
「中宏池会」結成を
決断したわけだから、
古賀さんの中で
なにかが変化したと
いうことかもしれないよね。

まあ、古賀さんが
なんで「中宏池会」結成を
決断したかを一言で言えば、

「自民党が下野することになると確信したから」。

半分冗談、半分本気です。。。(苦笑)

うひょひょ。。。

まあ、1つ言えることはね、
古賀さんの
「麻生・谷垣両天秤戦略」というのは

「自民党が政権の座から
転落することがない」

という前提の上で、
成り立っているものだと
いうことだ。

古賀派という小派閥が、
派閥間のパワーゲームで
うまく立ち回れるというのは、
自民党が政権政党だからであって、
自民党が政権から転落したら
党内大混乱の中で
小派閥は吹き飛ばされて
戦略もへったくれもないからだ。

そもそも、自民党が下野したら
麻生さん、谷垣さんは
総裁候補では
なくなる可能性が高い。

「党の再生は人心一新で」

という声は必ず挙がってくるし、
若い世代が出てくるものだからだ。

まあ、繰り返しますけど、
「自民党が下野」うんぬんは、
半分冗談、半分本気の

「頭の体操」

なわけです。(笑)

ただ、12月に入ってからの
古賀さんの言動をみていると、
どうも「さじを投げた」と
思われるフシがある。

古賀さんは、福田内閣誕生後
選挙対策の責任者に就任し
地方周りを始めた。

小沢さんは、その動きを恐れた。

「民主党は政権担当能力がない。
それは、選挙で勝てないという意味」

という、大連立騒動時の
小沢さんの
あまりに的外れな発言も(苦笑)

「古賀さんへの恐怖」

が引き起こしたものだと
私は思ってるんですよね。

ところが、12月に入って

「任期満了まで解散総選挙はやるべきではない」

という意味の発言が
古賀さんの口から出るようになった。

私はこれまで何度も

「年が明けて、焦点が内政に移ったら
自民党は持ちませんよ」

と、書いてきたけれども、
まあ、それがちらっと
垣間見えたのが
年金、薬害問題の噴出での
福田内閣の支持率急落だね。

ただ、これはちらっと垣間見えただけですよ。(苦笑)

もっともっと福田内閣は
苦しい状況に陥る。
そんなことは、
古賀さんが一番知っているわけで
どうもサジを投げて、
「任期満了まで」と言って、
自分を守るために
谷垣さんとの合流を
急いでいるという
感じがしますね。

まあ、これについては
繰り返すけど
こういう考え方も
ありえるよなという程度の
「頭の体操」に
とどめておきましょう。(笑)

ただ、ここからは
もうちょっとまじめに
考えたいのだけど、
古賀さんが谷垣さんと組んで
「中宏池会」ができたとしても、
それが即、古賀さんが
「麻生カード」を
捨てるということでは
ないということだよね。

例えば、「谷垣・古賀派」が
麻生さんを担ぐということも
ありうるということだ。

現に、9月の総裁選において古賀さんは
出馬の意向があった谷垣さんの
出馬を見送らせて
福田支持に回らせたわけだから。

今の自民党内の情勢を考えると
麻生さんの総裁選での
善戦でわかるように、今後、

「麻生待望論」

が、起こる展開というのは
古賀さんの想定の範囲内に
入ってくるだろう。
(そういう意味では、
麻生さんは9月の総裁選において
危機的状況の中で
よくがんばったと言えますね。)

そして、そういう展開になって、
大規模派閥である
町村派や津島派が
麻生支持という流れになったら
今の古賀派の規模では
主導権を取るのは難しいだろう。

状況が変わったのだ。

どう変わったかというと、
要は、自民党内の
「総裁候補」有資格者の人材が
枯渇してきたということだ。

これまでであれば、
町村派や津島派が
麻生さんを支持することは
ありえなかった。

町村派には、
安倍さん、福田さん、町村さんと
自前の総裁候補が揃っていたし、
津島派は額賀氏しかおらず、
(本人がヘタを打たなければ、
相当に戦えたはずだったことは
以前から書いてきた通り)
総裁候補を立てる
勢いがなかったし、
勝ち馬に乗ろうとしたので、
麻生さんを支持する
余地はなかった。

この状況では、麻生さんは
大派閥に対抗するための
「数」を確保するしかなく、
つまり、「旧宏池会」を
まとめるしかなかった。

麻生さんは、「旧宏池会」を
まとめられなかったから
勝てなかったといえる。
(古賀さんが、勝負しようという気が
なかったからともいえるわけですが。。。)

しかし、時は経ち、
町村派や津島派が担ぐ人材が
いなくなってしまい、
(町村派には町村さんが
残っているじゃないかと
いうかもしれないけど、
安倍さん辞任後に
総裁候補に推されないなど
その人望のなさは致命的)
麻生さんを担ぐという可能性が
出てきたように思える。

そうなると、
麻生擁立の主導権争いを
古賀さんは
大派閥との間で
やらなきゃいけなくなってくる。

大派閥との綱引きになると
古賀さんも「数」が
必要になってくるのだ。

要するに、古賀さんが
「中宏池会」結成に動いたことは
即、「谷垣さんを担ぐ」と決断したと
いうことにはならない。

「麻生待望論が出たときへの備え」
「自民党下野という事態への備え」

などなどという、
いろんな捉え方が
可能だと思いますね。

それでは、後編へ。





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最終更新日  2007年12月31日 11時03分31秒



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