半纏(はんてん)
[温かくて動きやすいよ]っていう友達の薦めで『江戸半纏』を買った。帰ってきて包みを解いたら、よく菓子折の中に入っているような小さな紙が入っていてこまか~い字でみっしり!印半纏についてウンチクが書いてあった。いつもなら、そんなモノ見ずに捨てちゃうのだけど、~綿入り半纏は、水を含ませて着た火消し作業服~ちょっと興味を惹かれたので、記録しておくことにします。庶民のための「火消し」は1718年(今から290年前。そんなに昔じゃない。)江戸町奉行の 「大岡越前守忠相」(1677~1751)って人がつくったそうだ。江戸庶民のための火消し、いろは48組。(あいうえお48組でもいいのにね)とにかく、庶民のための火消しはそれまでいなかった。とび職は、家が壊れれば仕事が増える。江戸名物『火事場のけんか』は一番乗りを競ったから。だとか。そのころは、徳川吉宗さんが皇居の場所(江戸城)にいた。大岡越前って、なんか聞いたことアル?と、思ったら、そうそう、時代劇チャンネルにあった。 今だに、おばあちゃん達のヒーローなのだ。だけど奉行っていうのは、お年寄りの役職だったらしい。[なんだ。大岡忠相さんってジジイなんだ。]と思って、ちょっと計算してみたら40そこそこ。 昔の人は人生短かったんだね。。。 ところで、私の買った半纏は[睦]って書いてある紛いモノなのだ。