快風身体均整院

西武池袋線に乗って、としまえんに映画を観に向かうとき、進行方向右手に東武練馬のイオンが見えます。

ワーナーマイカルシネマズが入っていて、UCとしまえんと同じく、ときどき映画を観に行くスポット。

直線距離で5、6kmくらいでしょうか。歩いて行ってみたくなります。

西武新宿線、中井駅の上を通る山手通りから見えるのは、スカイツリー。

こちらはどれくらいだろう？20kmくらい？やっぱり歩いて行ってみたくなります。

自分だけかと思ったら、どうやら人の習性らしいです。目標があるとついそこを目指してしまう。

なぜ？

途中を楽しみたいのですよね、きっと。遠足のように。

先生達が職員会議で決めた、どこそこの何々寺に行きたいわけではなく、途中の道のりを、みんなでワイワイガヤガヤしながら楽しみたいのです。

イオンやお寺にたどり着いたら楽しいのではなく、その途中が楽しい。

ってことは、歩き出せば、すぐ「楽しい」になれるはず。

楽しいになりたいから歩き出すのです。

さらっと書いて、なんか変。

でも、これで合っている気がする。


ついそこを目指してしまう習性は、目的地が場所でも、自分の夢でも同じだそうです。

目的地がイオンなら、なんてことなく歩き出せるのに、夢にしたとたん、やってしまいがちなこと、ふたつ。

ひとつ。途中をすっ飛ばす。

‘雀鬼’桜井章一氏。命をかけた勝負のときでさえ、「どう打てばもっとおもしろくなるかな」と、勝ち負けよりも、打ち方の工夫を優先。

麻雀を楽しみ、麻雀から愛されました。

自分の夢に愛されるくらい、夢の途中を、夢と一緒に歩きましょう。

ふたつ。目的地のない夢を語る。

例えば「幸せになりたい」。

「プロ野球選手」なら具体的ですから、目的地としてはOK。

「幸せ」は心の状態。なりたいなら、その場でなれます。

幸せは楽しいわけだから、「幸せになりたい」も「楽しいになりたい」も同じ。

遠足と思って出発すればいいだけ。一歩歩きだせばすぐなれる。

最初は目的地もいらないのかな。途中で見つけた素敵なパン屋さんに、弟子入りするかもしれないし。

イオンには来週あたり歩いて…いや、今は他に歩きたいこといっぱい。しばらくは電車で行きますね。