キラAのあなたと一緒に幸せになろう！

私が小学3年生くらいの時に家族で「科学館」に行ったことがありました。

そこには「未来の世界」みたいなコーナーがあって「テレビ電話」が子供達に大人気でした。まだ、黒電話でダイヤルを回して電話をかける時代。「テレビ電話」は本当に夢の世界の物でした。
「テレビ電話があったら田舎のおばあちゃんと、いつでも顔をみながら話ができるのに。」と思って、いつまでもそのコーナーから動けませんでした。

あれから、30年。今では「テレビ電話」は当たり前の時代になりました。
私が30年前に見た「テレビ電話」は固定電話に「テレビ」がついた物でしたが、今では家にいなくてもどこでも携帯電話で「テレビ電話」が出来るようになりました。
息子が従兄弟と「テレビ電話」で楽しそうに話しているのを見て、夢物語が現実になったのを実感しました。

でも、30年前「テレビ電話」で一番話しがしたかった祖母は、もうこの世にはいません。
息子が1歳の誕生日を迎える少し前の冬「暖かくなったら、遊びに来んしゃいよ。」と電話で言ってくれたのが最後になりました。息子の1歳の誕生日の一週間後に突然、天に召されてしまいました。

『孝行したいときに親はなし』とよく言いますが、祖父母ならなおさら、この世に一緒にいる時間は短いものですね。祖母はそれまで、とても元気だったので、100歳くらいまで生きていてくれるような気がしていました。結局、「おばあちゃん孝行」も出来ず、息子が歩く姿も見せることが出来ないままになってしまいました。

あなたの「大切な人」は誰ですか？
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あなたの「大切な人」に、今、『愛してるよ』と伝えて下さい。

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