優しい生活、始めませんか 　　Azu*Blog

先日テレビで、本田美奈子。さんの追悼番組が放映されていました。

かなり前から、テレビでその予告をしていたので、
金曜日にその番組があるということを知っていました。

見ようか、見るのはやめようか。。。
ずっとずっと考えていました。

彼女が入院していたのは、都内の大学病院でした。
私が入院していたのは都内ではないけれど、同じ大学の病院でした。

「たぶん、ベッドも、治療に使われるあらゆる物も、同じものを使っているのかな。。。」
そんなことを思っていたので、
きっと、この番組を見たら、自分と重なり、
最初から最後まで涙が止まらないのではないかなと思ったから。

彼女が発病したというニュースを聞いたのは、私が発病した翌年ころでした。
とても、ショックだったし、人事とは思えなかった。
「これから、あの辛い治療を彼女も受けることになるんだな・・・
でも、きっときっと、元気になれるよ。なって欲しい。だから頑張れ」
って、直接お会いしたことは無かったけれど、
いつもいつも、心に留めていました。

病気になると不思議ですね。
彼女が入院中に思って書き留めていたことば
「笑顔」「ありがとう」この言葉がありましたが、
私も、常にそれを思っていました。
笑顔があると、気持ちがすっと楽になったり、
それが、どんな薬よりも、よく効くものだったり・・・
みんなを幸せな気持ちにすることができる笑顔だなって。

それから、
もしかしたら、自分が居なくなったとき、
みんなの心に自分の笑顔を残しておきたいなって思ったこともあった。

元気になれたのは、いろいろな方がいてくれたから、げんきになれたんだよね。
いつも、そばにいてくれてありがとう。
いつも、気にしてくれてありがとう。
よく効くお薬を作ってくれてありがとう・・・

元気になっちゃうと、つい、だんだん、その気持ちを忘れがちになっちゃうけれど、
彼女のおかげで、また考えることができました。

彼女が再発したと聞いたときは、本当にショックだった。
入院をするときの彼女の気持ちを思うと、涙がでちゃう。

私も、もう、入院はしたくない。いやだ。
って、そう思う。
生きる可能性を大きくするためには、それしかないことはわかっているけれど、やっぱりイヤだ。

彼女が亡くなったとき。。。
言葉には出さなかったけれど、凄くショックだった。
悔しかった。

でも、生きるために彼女は最後まで、頑張りました。
お疲れ様でしたって、言ってあげたいです。

元気でいられる今、一日を大切に過ごして生きたい。
そう思います。

来月は、骨髄検査、マルクです。
検査結果が無事でありますように・・・