キャッツ 劇団四季編
かなり放置していました。何ヶ月ぶりに更新するのでしょう?(恐ろしい…)放置していた間まったく音楽を聞いてなかったというわけではないのだけれど…。さて久しぶりの更新は『キャッツ』です。劇団四季です。私は映画も音楽も好きなのですが、ミュージカルも大好きなのです。初めてミュージカルの舞台を観にいったのは高校を卒業したての春、劇団四季の『李香蘭』でした。それ以前にもミュージカルには興味あったのだけど、ミュージカルのチケットはとても高いので高校生にはおいそれと行けるものではなく、お小遣いをこつこつ溜めてなんて行ける金額でもないので親に出してもらうしかないのだけど…1万円を超えるチケット代なんてちょっとねだりにくく、卒業記念にかこつけて観に行かせてもらったのが劇団四季の『李香蘭』だった。それ以降は働き始めたので面白そうなミュージカルがあると会社の友達や高校のときの友達なんかと行ってました。そして私が劇団四季の『キャッツ』に出会ったのが何年前だろう?もう10年近く前かも知れない…(気分的には5~6年前の気がするんだけど…)きっかけはロンドン・ブロードウェイのオリジナルキャストの『キャッツ』のビデオを友達に見せてもらってから。そして劇団四季の『キャッツ』のCDを貸してもらって。しばらくは『キャッツ』にはまってかなり聴いていたなぁ。歌詞や台詞を覚えるほどに。劇団四季の『キャッツ』は観たことないのにね。そしてうっかり『キャッツ』にはまること10年近く。観にいきたい、観にいきたいと思い続けてたのだけど。そして去年か、一昨年あたりかな?『キャッツ』が東京に帰ってきて今年の夏、友達が誘ってくれたので観にいってきたよ!念願の『キャッツ』!劇団四季の!!!それまではCDの音しか知らなくて、想像するにはロンドン・ブロードウェイキャストのビデオをベースに想像するしかなかった劇団四季の『キャッツ』を初めて観た時の興奮と感動ったら!!!最初、オーヴァチュアの場面で真ん中で一匹の猫の踊りを観た時!何気ないシーンなのに感動で涙が出そうになった。私がCDで聴いてたのとは(当たり前だけど)違うキャストなのに、見た瞬間すぐ舞台に引き込まれた。踊りがすごいし、歌もオリジナルキャストほどではないけど声がすごい。そういう風に訓練されてるんだろうから当然なんだろうけど、よくあんなに激しく踊ってて息も切らさず、乱れずに歌えるなぁ~と。だって本当にすごくて、単に踊れればいいってもんじゃないから。役によってだろうと思うし、また舞台に立てる役者の喜びもあるのかも知れないけど私が初めて観にいった時のスキンブルシャンクス(鉄道猫)という役の猫がジェリクルソングの時かネーミングオブ・キャッツ~猫の名~の時か忘れたけどマンカストラップ(リーダー猫)の斜め後ろあたりにいてすごい楽しそうに歌ってたのが印象的でそれからずーっと彼に注目してたら彼は終始楽しそうだった。ミストフェリーズ(マジック猫)という猫もすごいパワフルで踊りの上手い猫という設定でほぼ全編に登場してて踊ってるんだけど、彼が主役のシーンではいつまででも回り続けられるよ~、とばかりにバレリーナのようにくるくると回ってた。ジャンプも高いしね。中国人の俳優なのにちゃんと聞き取れる日本語だったし。まだまだ魅力的な猫が沢山いてそれぞれの猫に楽しい話や感動的な話があるんだけど、それはまた機会があったら語ろうかな~。