リーサル・ウェポン(TVシリーズ)
往年のアクション映画がTVシリーズでリメイク。 あまり期待しないで一応観たのだが、3話まで観た限りでは面白い。 劇場版シリーズの初期設定の通り、主人公のひとりリッグスのキャラクターは 愛妻の死をひきずり、陰影が深い描写が随所に挿入されている。 それでも、ほとんどのアクションシーンは陽光あふるる中で展開されるので、 作品自体は明るい雰囲気で楽しめる。 愛銃はリッグスは劇場版同様のM9系だが、マータフの方はリボルバーから グロックに持ち替えている。 酒とドラッグに溺れ、時には嘔吐しながら事件解決に向かうリッグス役は、 クレイン・クロフォードが演じているが、メル・ギブソンの印象が強烈すぎて まだ馴染めないが、好感のもてる役者なので馴れるだろう。 マータフ役は、良く知らない役者だが、劇場版よりスマートなタイプでこれも 新鮮味はある。 「往年」と書きながらも私の中ではさほど昔でもなかったのだが、もう30年前 の作品になることに思い至り、時の流れの速さを実感している次第。