寝屋川東部丘陵下見
24日のねやがわ自然塾の下見に同行。春の草花が主体だが私の目的は虫です。打上神社の下にある吉野池堤防脇で早速 ヤママユの幼虫がお出迎え。アップで見るとすごい顔だね!ここでは初めて出会う昆虫もいました。アカサシガメだと思って撮ったのですが、真っ黒です。調べてみるとビロウドサシガメというらしい。初めて見ました。草むらには4月5月だけしか見られないウスチャコガネも活動していました。観察会でここに来るといつも正体を聞かれる聞かれる虫もいました。クロハネシロヒゲナガという蛾です。これはメス。オスにはもっと長い触覚があります。田んぼの畔にはキツネノアザミが咲いていました。この辺りでは、なかなかお目にかかれないアザミだそうです。(ノは要らないらしい)マガリケムシヒキもすでに活動していた。拡大すると何か金属模型みたいです。コンクリートの壁面にあるツタにいたのはアカガネサルハムシ。ブドウ類の葉が大好物だそうです(ツタもブドウ科)。写真はエビヅルにいたものを撮影した。ハナニラにいたのはモモブトカミキリモドキ。最終地点のレンゲ畑。よく探すと白いレンゲもあります。畔の草の葉上にはヒゲハナノミ。地味な昆虫ですが触角は意外に立派です。みんなと別れて帰り道の土手にさっきまで探していたタツナミソウが・・・揺れていました。本番の24日にはもっとたくさんの虫や花が現われていることでしょう。2018.04.18 寝屋川市 東部丘陵