槍かけだんご18767
先日、ウン十年ぶりに北千住に出かけました。正確に言えば去年も一度行ったのですが、気分的にはウン十年ぶり。
中学校のときのクラス会を行うという誘いを受けたためで、しかも恩師が出席されるというのです。これはどうあっても出席しなければなりません。そもそも中学卒業後、まもなく引越しをし、大学や就職などして行方もわからなくなっていたのを探し当ててくれたのです。その努力には頭が下がります。
それで少し早めに出かけて、昔住んでいたところを見に行きました。街の様子はすっかり変わったのですが道路の形や位置はほとんどそのままなので、結構懐かしかったです。
そのなかでまったく変わらない店を見つけました。ウン十年前からこの看板が変わらないだんご屋さん。普通の団子と違ってまん丸でなく押しつぶした形でしかも3個しか串に挿していない。団子はここしか知らなかったのであたり前に思っていたのですが普通は4個のようですね。確か昔はもっと安かったと思うのですが今は1本90円、ちょっと高い気もしましたが懐かしさに10本お土産に買いました。
これだけ看板が古ぼけていれば年数を経ればもっと痛んでいるはずなのに、まったっ変わらない。そういえば文字だけ上塗りして、後の部分は今の感じを維持するように塗り替えていると聞いた気がしました。
昔遊んだ氷川神社や、昔の面影を残した民家もありました。下町特有の鉢植えが家の前に飾ってありそういえばこういう鉢だったなと思い出しました。氷川神社はその境内に遊んでいた当時は、それほど由緒の立派な建物と思っていなかったのですが、そのゆかりを看板で見ると江戸時代初期の建物だそうです。奉納されている米俵が印象的でした。
下町民家18744
千住氷川神社18716