農薬やカビ毒で汚染された米を不正転売した三笠フーズのことが問題になっています。
その報道で私がどうしても理解できないことがあります。毎年77万トンが最低輸入量として輸入されているそうです。そして三笠フーズが汚染米を購入したのが800トンというのです。そして不正は10年に及ぶとされています。
汚染米はそもそも何に使われることを前提に販売されたのでしょう。工業用ののりや建設資材の原料などに用途を限っているということですが、こうした用途に使用される米の総量は何トンなのでしょうか。
最初から食料意外に使われる米の量が限られていることを知りながら、農水省が三笠フーズに販売していたとしたら、農水省も同罪のような気がしてなりません。
そもそも毒の米が輸入されたら返品するのが常識であって、それが出来ないなら即座に廃棄するのが保管料も含めれば一番安い方法だと思うのです。それをしないことのほうが一番問題だったのではないかという気がします。
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